その4
翌日。
俺は何故か大いなる天の意志に逆らえず
ぼっくんが通う学校前に来ていた。
俺は不審者としてマークされているので
段ボールに隠れながら目的の人物を待つ。
しばらくすると下校中の生徒で校門前はいっぱいだった。
俺はその中から例の少女を探し出す。
「いた」
そして俺は本当に犯罪者になりそうなムーブに移行するのだった。
しばらく尾行していると
急に路地裏に入る少女。
俺もそれに続く。
「あなた、いったいいつまでついてくる気?」
ばれた。
「ふっ、よくぞ気づいた」
「は?」
JK怖い。
俺は観念して段ボールから姿を現す。
「あなた、この前殺し損ねた人だったのね」
「!?この前の刺客は君だったのか!」
なんとこの前に襲ってきたのは目の前の少女だったのだ。
「あなたの方から殺されに来てくれるなんて好都合」
や、やばい。相手はすっかりやる気のようだ。
どうすれば……。
その時だった。
少女の後ろの方でヒットマンが銃を構えているではないか!。
「危ない!」
「えっ」
俺はとっさに少女を抱えて倒れこむ。
一瞬の差で乾いた発砲音と共に銃弾が放たれていた。
もうこの時点で犯罪者確定の行為だったが、
それでも目の前で危険な目に遭いそうな
人を助けないほど人間の心は捨てていなかった。
「あ、あなたどうして……?」
「目の前の人間も救えなくて大会で優勝なんてできるかよ!」
「????」
「????」
少女は困惑していた。敵も困惑していた。
「ちっ、おとなしく殺されりゃいいものを……」
「サイキックパワー!!!」
「うぎゃあああああ!!!」
再度攻撃しようとしたヒットマンに
少女が超能力で圧倒した。
「……助けてくれてありがとう」
「いや、いいさ」
ぺこりと頭を下げてお礼を言う少女。
もしかしたらこの子はそんなに悪い人では
ないのかもしれないな。
「でも、私が超能力者だって知られたらだめなの。だから……」
「言わないから大丈夫だよ」
「……」
どうやら信用できないらしい。
そらそうよ40のおっさんと狭い路地裏で
二人きりやぞ。
そこで俺に妙案が浮かんだ!!!。
「じゃあ、一緒に野球をしよう」
「は?」
「そうしたら近くで監視できるでしょ?」
我ながらナイスアイデアだった。
んなわけあるかい意味わからんわ。
「わかった」
いいのか……。
「ありがとう。俺はおっさん」
「私の名前は佐井きつか。よろしく」
こうして、八人目のメンバーが仲間になったのだ。
俺たちはさっそくグラウンドへと向かうのであった。
※きつかの好感度が上がった!。
ええ……。




