蜜の味の花束を
甘い花々の香りが漂うこの日に
貴女に似合う花束を用意しました
貴女をイメージしたこれを
どうか受け取っていただけませんか?
最初に思ったのはは白いアガパンサス
愛を意味する愛らしい草花
春のように私の心に訪れた貴女に
これほど似合いの花は無いでしょう
次に目を引いたのはキャンディタフト
その名の通りの甘やかな花
無邪気に私を誘惑し、心をひきつける貴女に
これほど似合いの花は無いでしょう
ふ、と香る甘い香りそれはアスターディープローズのもの
まるで甘い夢の中に居るよう
私を夢心地にさせる貴女に
これほど似合いの花は無いでしょう
次々と目に付く様々な花々
クルクマ、トルコキキョウ、ホトトギス
どれもが貴女に似合う花
ああ、どれを選べば良いのでしょう?
悩んで悩んで結局決めたのは
濃い朱色のショコラと言う薔薇
愛らしいあなたのイメージに合わせて
そしてこの甘やかな日にかけて
それを選んで整えてもらっている間
目を引いた黒薔薇を一本、中心に置いてもらう
十一本の薔薇の花束
最愛の貴女に送る為に
さあ、準備は出来ました
私の想いを総て込めたこの花束を持って
待ち合わせの場所に赴こう
私の心、貴方は受け取ってくれますか?
_待ち合わせしたアーモンドの木の下で
貴女に花束を渡しました
その時魅せてくれた笑顔は
きっと、何時までも忘れません_
観測者 7.2号さん主催「非リア恋愛闘争」の企画用に書きました!
他にも参加している方々が居るのでぜひぜひご一読を!(宣伝)
しかし、甘いですね
そして花言葉をぜひ探してみてください
よりいっそう甘くなります
因みに11本の薔薇の花束は「最愛」と言う意味だそうです
感想お待ちしております(ペコリ)