表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/65

第三十五話VS雷神

「まずはくらえ!!『ライトニング』!!」


トゥーレはハクトに向かって指を突きだす

そこからバチバチと音がすると聞こえた瞬間稲妻がハクトめがけて襲いかかる!


これは雷魔法ではメジャーな魔法である『ライトニング』だ

といっても雷魔法自体がレアスキルだということと雷魔法の適正があるものが少ないためメジャーといえるかといったら首をかしげるが…


雷魔法の『ライトニング』はシンプルに相手に向かって一直線に稲妻をだすというものだ

だがその速さは他の魔法の比ではない

攻撃魔法のなかで最速を誇るといわれている雷魔法だ

速度が速い魔法といえば風魔法が有名だろう

だが風魔法は速度のかわりに威力がそれなりといったところがある

魔法のなかで四大魔法といわれる火、水、土、風はコモンスキルであり使い手も多い

やはり火魔法がこのなかでは破壊力といった点では一番であり水魔法は回復や攻撃、防御、耐性といった点では一番バランスの良い魔法だといえる土魔法は防御の点では一番硬く風魔法はその速度や速度を速めるエンハンスなど速さの点ではダントツで一番だ


では、レアスキルである雷魔法はどうなのか?

というと、速度で風魔法を上回り火魔法と並ぶほどの破壊力と相手に感電させ麻痺させるといったさすがレアスキルといえるだけの性能をしている


その雷魔法である『ライトニング』

普通なら避けるのが基本的な手段といえるだろう

なぜなら『ライトニング』は直線上の魔法であり範囲も広くないため横に避けるだけで良いのだ

だがそれは避けられればの話だ


その速度はまさに気づいたら魔法を受けたといっても過言ではないほどの速さだ

だが、基本的にAランクのなかで上位に位置するものなら避けられるといわれている

もちろんトゥーレ自身この魔法でこの試合が終わるとは毛ほども思っていない

最近Sランクになったとはいえその実力は引退したとしてもあのガレフを破ったのだ

どこに避けるのかどこの隙をついて追撃するか

それがトゥーレの考えていたことだ


だがハクトは避けない

(どうした?そのまま受けるのか?速さについてこれないのか?)

少しばかりの失望感をこの一瞬の間に感じた次の瞬間!


ハクトの剣が動く!!


ザシュ!!


「な!?」


ハクトはなんと魔法を斬ったのだ!


「なるほどなぁ、新入り、まさかお前が『魔斬り』使いだったのか」


『魔斬り』それは読んで字のごとく魔法を斬る為のスキルだ

基本的に魔法は剣で斬ることはできない

魔力には剣で斬るということができないからだ

だが、それを可能にするのが『魔斬り』だ

ただ、このスキルにも欠点があり発動中は魔法や魔力を斬ることはできるが相手のからだや木など物理的なものを斬ることができなくなるといったものだ


そのため使い方が難しくタイミングによっては自滅してしまう為あまり使い手のいないスキルだ

もちろんこれもコモンスキルではなくレアスキルだ


ハクトはこの日のために準備をしてきた

『魔斬り』を覚えてからそれを完璧に近づけるために少ない期間のなかで訓練をつんだのだ

前にダンジョンマスターはDPに強さを依存しているといったように自分の訓練をつんでも新たにスキルを得ることはできないが訓練をすることでそのスキルの使い方を磨くことはできる


なにもせずにただスキルをもっているのと、何度も訓練をしてスキルを磨くので差がでるのは当たり前だ


ハクトはまだ『魔斬り』を完璧になったわけではないと自分でわかっている

ただ訓練をした日々が決して無駄になったわけでないということがハクトの自信にも繋がった


「っっ!ちょっと手が少し痺れるね、もっと訓練しなきゃ」


だが、ハクトは魔法を斬ったということは間違いない

それにトゥーレは称賛を贈る


「はっはっは!!素晴らしいぞ新入り!あの『魔斬り』使いと闘えるとはな!」


実は『魔斬り』というのは伝説の勇者がつくったといわれているスキルでありそのぶんDPも高く一千万ポイントもかかったのだ


トゥーレが相手を誉めるのは珍しいことだった

こんなに上機嫌なのことに自分でも驚いているほどだ

あの伝説のスキル所持者と闘える!それに凄まじい興奮をおぼえたのだ


『魔斬り』は勇者の時代では使い手がいたとされているが今世ではもう廃れたスキルだとされている

その使い勝手の悪さとスキルを得るための修練の過酷さで諦める人が多いためだ


だがこれを完璧に使うことができれば魔法なんて怖くはなくなるのだ

魔法を斬る、これに憧れない剣士がいるだろうか

前衛として剣を振るっても魔法には無力だ

耐性スキルを得るのだってどれ程大変か

観客にも剣士が多くいる


(いつか俺だって!)


この思いを抱いた者は強くなるだろう

他でもないハクトという自分の何歩も先をいく先達を見て


ハクトの存在が未来ある冒険者の道標となった瞬間だった


だが、まだ勝負は始まったばかりまだハクトが魔法を斬っただけだ

ハクトの技術を少しでも身に付けようと熱い視線を送る


「いくぞ!!ハクト!!」


今初めてトゥーレはハクトを名前で呼んだ

今までの新入りではなく

トゥーレもハクトを認めたのだ

この若さでどれ程の修練をつんだのかをわかったためだ

ただ、青臭いガキと思っていたのを訂正し、敬意をもって


「こちらこそだよ!トゥーレ!!」


二人の闘いはまだ始まったばかり

二人共に闘う覚悟を決めた者の雰囲気をまとう

その雰囲気にあてられて観客も緊張感がただようと同時に二人に熱い視線をおくる


「俺が勝つ!!」


「僕が勝つ!!」


気合いを込めた二人の本格的な闘いが始まる!!









もし、待っていてくれた方がいらっしゃったらの話ですが本当にお待たせしました!

これからもいつ投稿できるかはわかりませんが気長に待っていてくださると幸いです

読んでくれた方ありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ