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第十四話人間との遭遇2

・冒険者視点


「確かにこんな道ができているな……」


俺達は森に新しくできた道の調査に来たのだ

人がつくったにしてはきれいすぎるほど整理された道となっている。そのため違和感を抱くのはしょうがないことだろう


「さて、この道を進むのは少し危険かもしれないな……」


慎重派な俺にとってこれほど分かりやすく危険を感じる道は正直進みたくはない


「これはもっと上のランクの人達に任せたほうがいいだろう。みんなはどう思う?」


「確かにお前が言うのも当たり前だよな、本当にCランクでいけるのかは正直不安だな」


そうなのだここにいるパーティーはCランクパーティーである『夜の翼』なのだ

慎重派なリーダーがいることで今まで誰1人として欠けたことのない五人パーティーだ


「それでは道は確認したから依頼は達成したと言えるだろう。中の調査は上のランクの人達に任せよう」


「この近くの上のランクの人達は……あいつらしかいないか」


嫌悪感を隠そうともしないで一人が吐き捨てる


「仕方ないだろう。でも、この件であいつらが死んでも悲しむやつはいない。調査が成功しても失敗したとしてもどちらでもいいからな」


ここまで嫌われる人達と言うのも珍しいがそのパーティーはBランクの冒険者パーティーである『アンガーシップ』


この冒険者パーティは素行が悪く嫌われている、だが実力が高いので表だって批判する人は少ない

人を殺すことをなんとも思わずむしろ自分達は選ばれたごく少数の天才なんだと信じて疑わない傲慢さももっている

そして、チームの大半が貴族の出身と言うこともあるだろう


確かにいまだにメンバーが二十代でBランクという優秀なパーティーなのだが人間性に問題があるために人々から嫌われているというわけだ


「じゃあギルドに帰るか」


できれば面倒ごとに巻き込まれないようにしないとと半ば諦めた気持ちで来た道を戻って行くのだった……


・・・その後

パーティー『アンガーシップ』は依頼された森の道に来ていた


「リーダーなんでこんな依頼受けたんだ?」


パーティーの一人が不満そうにリーダーに話しかける


「やはりこの依頼を受けたのは不満か?」


リーダーらしき人がそう返す


「そりゃそうだよ金をもらえるのはいいが別に俺達がで張るほど難しい依頼には思えないけどな?」


「それはなCランクパーティーがこの依頼は危険と判断したために俺達にお鉢が回ってきたということだ」


「なんだよそれはそいつらが臆病だったってだけじゃないのか?」


仲間達も笑っている


「それがなこの依頼を成功させたら俺達のランクをあげることができるかもしれないからだ」


これを聞いたとたん仲間達からの浮わついた気持ちは吹き飛んだ


「それは本当かリーダー?」


さっきのお茶らけた雰囲気はどこに行ったのか怖いくらいに真剣な表情で聞き返す


「本当だついに俺達の目標が叶うかもしれないな」


目標とは自分の家を見返すこと

そうなのだこのパーティーは貴族出身でも三男や四男で家を継ぐことができない人達で構成されている

一人だけ例外である奴隷がいるが戦闘以外では基本出番がない、話を聞いたところで興味もこのパーティーからも必要ともされていない


「ついにAランクになれるときがきたのか!」


「さて、みんなこの依頼の重要性が理解できただろう。では、行こうか!」


そして、この『アンガーシップ』は今生最後の依頼となる仕事を達成するために行動するのだった……


・ハクト視点

「ようやく来たみたいだね」


一度領域に入ろうとしたみたいだが帰ってしまったのでもしかして失敗したか?と思っていたがまた、入ってくるみたいなので成功と言えるだろう


「さて、『神の目』を発動して、ステータスを見たけどそんなに強くなさそうだからこのダンジョンが攻略されることはない。それに僕の強さがどれだけ人間のパーティーに通用するのかという実験も兼ねているから人間達にも頑張ってもらおう」


あくまでもこれは実験だ

少し傲慢かもしれないがこれは事実負ける可能性はこれっぽっちもないことに起因している

そんな僕のステータスはこうなっている


【ハクト】

職業ダンジョンマスター

ランクS

固有スキル

・『一心同体』

・『神の目』

・『剣神』

レアスキル

・剣聖レベルMAX

・剣適正(神)

・空間魔法レベル4

・ランク細分化

コモンスキル

・剣技レベルMAX

・剣術レベルMAX

・農業知識

・回復魔法レベル2


DPを貯めたことで剣系スキルの最上位である『剣神』を入手することができた

これによってSランクに上がることができた

お分かりだろうか?

『一心同体』による合体ではワンランク上の実力になる

そのため僕はSSランクになることができる


つまりどうやっても冒険者の勝算は0に等しい


(まぁ経験の差があるため付け入るのはそこしかないかもな)


冒険者がどれだけ善戦するかくらいしか見ものがないな

少しだけ冒険者がかわいそうに思えてきた


おぉっと冒険者がそろそろダンジョンを見つけそうだ

手厚く歓迎してやろう

すみません人間と会うのは次話になります

そして、次話から戦闘がはいります!

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