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第十三話人間との遭遇

ケイルと会ってからかれこれ二週間が過ぎた


眷属と主人の関係になってからケイルはワンランク上の強さになった

なぜこんなにも早く強くなったのかというと眷属にも制限はあるがDPを使ってスキルを得ることができるからだ


今のケイルのステータスはこんな感じになっている


【ケイル】

職業武闘家

ランクC

固有スキル・黒龍化(封印)

レアスキル・剛体レベル2

・格闘適正(大)

コモンスキル・格闘技レベル6

・格闘術レベルMAX


となっている

たった二週間でこれほど強くなったのだから上出来と言えるだろう


それと、ケイルとの仲が良くなったと言えるのだろうかケイルがお父さんみたいだと言ってたまにパパと言ってくる。僕としては、うれしいんだけどシルフィアは思うところがあるらしく主人と眷属の関係を軽んじているとあまり納得してはいなかった。それでも、シルフィアは根が優しいから黙認している

なおシルフィアのことをママと言ったことはない


さて、今はある問題がある

それは、侵入者がドラゴニュート以来誰も来ていないのだ


なのでケイルとの特訓がみっちりできたことはいいのだがせっかくつくったダンジョンが誰にも見せられないのは少しさみしい


それなので外に領域をつくることにした


ダンジョンの入り口は街道からそれて森を抜けたところにあるみたいで、基本的には誰の目にもとめられない、よほどの酔狂な者くらいしかここを見つけることはできないだろう


よって領域をつくってダンジョンまでの道を新たにつくったら誰かが興味をもってくるんじゃないかという淡い期待をこめて領域をつくろうと思っている


さて、問題はそれにかかるDPなのだが領域をつくるには1メートルあたり1000DPが必要だ

普通のダンジョンマスターならこんな割りに合わないことはしないだろうが僕は特別にDPを毎日得られるのでそこの問題は解決していると言える


それと、毎日入るDPは40000DPまで上がっている

これほどのDPがあるならば領域をつくることもあまり苦にはならない

毎日40メートルの距離を領域にすることができると考えても街道まではおよそ100メートルらしいのでおよそ3日でできる


今から侵入者が来るのが楽しみだ!


・・・・・

それから約一週間後……


おぉ!この感覚は……


「誰かがこの領域に入ってきたみたいだね」


「おめでとうございます!この人達がこのダンジョンを見つけられたらなおいいんですけど……」


「さらには侵入者が敵対者であったらなお良いんだけどね」


「パパはなんで敵対者であって欲しいの?」


「それはね自分の実力を確かめたいからだよ」


自分の実力が人間にどこまで通じるかを確かめたいから敵対者だとうれしいのだ。それに敵対者が良い人だったら殺すことをしないで人間との友好的な足掛かりにしようかとも思っている


それに万が一でも負ける可能性を考慮して、『一心同体』を発動させたまま会うとしよう


おそらくこのダンジョンを突破できるほどの強者ではないからこの最下層までケイルに行った通り転移させようかとも思っている


「さぁしっかり見つけてくれよ~」


できればなかなかの強者であって欲しいものだ

もし、弱くてもそれはそれでいい、相手にあうのが今から楽しみだ!

人間と会うのは次話からです!

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