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選ばれし者11

「で、最後に『どうやって壊す?』って聞いたら、『はな』だとさ。

つまり……」


なるほど

政直は理解した。あの子供が『メッセンジャー』と呼ばれた由縁を。

人類に花を贈ったものと、あの子を遣わしたものは同一犯ということになる。

「それで、花とあの子供を作ったのは、いったいどこの誰なんですか?」

政直は事の核心に迫った。この国に凄惨な災害を(もたら)したものは何者なのか、ついに白日のもとに晒される日が来た。


「それをメッセンジャーから聞き出せる人材を、オレは探してるんだ」

有働は政直とナオミを眺め回しながら言った。


「あたしたちなら聞き出せると、どういう根拠でそう思うんですか?」

ナオミはよい質問をするな、と政直は改めて思った。やはり嫁にするならこの女しかいないと一方的に確信した。


「単なる消去法さ。オレを含め東京中の高名な研究者全てがメッセンジャーとの対話を試みたが、なんにせん無口なヤツで、気に入らない相手にはろくに質問に答えない。

それで考えてみたんだが、誰だって気にくわない相手とはあまり喋りたくないだろう。どんな相手だったら色々と語ってくれるか考えたんだが…そもそも政府上層部にはオレを含め人間のクズみたいなのしかいなかったわけだ。


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