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メッセンジャー12

「ちょっと待ってくれ」

政直は重要なことに気がついた。

「今、メッセンジャーって言ったのか?あの子供のことか?」

政直の詰問に、男は目線を逸らして口を閉じた。言ってはならないことを言ってしまったのだろう。


「きっ…貴様、アレが何なのか本当にわからないまま拉致しようとしたんだな。どんだけモノを考えないで動いてんだ。お前みたいな奴のせいで……」

男は話を逸らそうとしているのだが、出来ていない。しきりに貧乏揺すりをしはじめた。


「当然だ。メッセンジャーとやらが罪のない子供にしか見えなかったから、助けようとしたんだ。

あれは一体、どういうものだ?やっぱり人間じゃないのか?どうして拷問したんだ?」

政直はここぞとばかりに質問を重ねた。この男がどういう人種なのかはおおよそわかっていた。真実を真実のまま語らせるのは難しい相手であることがわかっていた。

この手の輩から情報を聞き出すには、動揺したところを突いて失言を誘う他ない。そうでなければ、嘘を平気で混ぜてくるだろう。この男はそういう男だ。




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