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炎上8

「手錠などしなくても、暴れるつもりはない」

有働の言い分を黙殺してナオミが手錠をかけてくれたのは幸いだった。


「暴れるつもりがないなら、手錠くらいどうってことありませんね」

口調はおかしいが、余計な一言を口走るのはいつものナオミだった。



「佐渡、東京ドームに行け。あそこは安全だ」

有働が何故か指示を出した。


「まあ…一番近いから、言われなくてもそうしますけど」

政直は極めて納得いかないまま、否定はしなかった。


「あそこには官僚や政治家、皇族がいる。日本最後の砦だ。

東京ドームなら、惜しまず資金を投入している筈だ」

有働の発言が、また政直に引っかかった。


「……お金さえかければ、安全な居住区が出来たんですね?」

政直が質問すると、しまったという風に口を噤む有働の姿が鏡に映った。

有働は警戒したのか、それきり口を開くことはなかった。焦臭(きなくさ)い話の続きは東京ドームで聞き出してやると政直は決意した。




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