表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
118/122

天使の歌9

「だがね隊長さん、手はあるんだ。オレの足元で、今だけは大人しくオネンネしてるジャジャ馬を有効活用する手段がね」

有働は自信たっぷりに言い切った。


「何が言いたい。制御する手があるなら、さっさと言ってくれ。そういうのは事前に申し出てくれるのが常識だろう?」

政直は自分で間の抜けた事を言っているのがわかった。この男に世間の常識とやらが通用するようなら、最初から苦労はいらない。


「こいつを遠隔制御する技術は今のところありゃしねえ。てなわけで、技術者に最後まで付いてってもらうことにする」

有働が何を言わんとしているのか、最初はわからなかった。最後まで技術者が付いていけば、それは特攻機になってしまうではないか。そんなことが許されるはずがないというのに……


有働の非常識っぷりにホトホト嫌気が差したとき、政直の脳が閃いた。

そうだ。有働には常識が通用しない。人間的な常識を前提に話をしていたら、いつまで経ってもわかるはずがないのだ。

常識という至極当然の思考の枠を敢えて取っ払わなければ、非常識の塊である有働とは理解しあえる可能性すらないのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ