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「魔力貯蔵ってちょっとずるい」

前回のあらすじ獅子崎近衛と裏闘技場に行ったよ!

終わり

裏武闘会の1件でフリーダム団のメンバーに仲間として改めて認識された

これまで少し疑いの目を持っていた塩宮や細田との溝も埋められた気がした、少なくとも信頼は勝ち取れたはず


そして、黒木から呼び出しをくらった

「お前よー、少し謙遜しすぎじゃないか?」


「そ、そうかな?」との通りでございます!


「まあ謙遜するのもその人の自由だが、俺らもう仲間だろ?謙遜なんてやめちまってラフに行こうぜ」

「あと敬語やめろよ?」


「えぇ、ちょっとそれはいきなりすぎじゃ」


「んな事ねぇよ、仲間なんだから」


「は、はぁ」


「とにかく、敬語やめろよ?」


「わ、わかったよ」


「あ、今度塩宮と任務な」


「どんなやつ?」


「通り魔を捕まえる、かな」


「それ、俺でいいのか?」

黒木とかのほうが確実じゃないか?


「まあ、これ成功出来たらだいぶ信頼されると思うし何より、お前を1番信用してないのは塩宮だからなそこの溝も埋めるってことで」


まだ信頼させていなかったとは?!

「OK、なら張り切りましょうか!」


「おう!任せたぜ」


ということで塩宮と真夜中の街を巡回することになっ


「寒くない?」第一声がこれとは少しキモイか?

だが実際気温8.6℃だ寒くないわけはないだろう


「あ、大丈夫です///」

少し恥ずかしそうに答えていた

少しキュンとした


「それならいいけど、寒い時は上着、貸すよ」

何故今日はこんなに積極的か分からないだがこんな感じで押しつずけよう


「ありがとう、ございます」

恥ずかしいのか顔が赤い、寒いのか?


「やっぱ寒いっしょ」

上着を塩宮に羽織らせる


「あっ...///ありがとう...ございます///」

照れているのかさっきより耳が赤い


「そういや、塩宮の魔力貯蔵って限度とかないの?」

少し気になっていた、限度がないなら使わなかった日とかの持ち越してどんどん魔力が増えていく

あと俺もよく分かっていないのがステータスの表記の魔力だ、アレは単に魔法の威力の水準の話をしているのか貯蔵できる魔力の上限を言っているのか分からない、どういうことなのだろうか


「えっと、上限はありませんよ?」


無いと言うことはアレは貯蔵できる魔力の最大値って訳では無さそうだ、なら単に魔法の威力の水準ってことでいいのだろうか


「やっぱり、良くないよねーステータス表の書き方って、魔力を通してそいつの身体能力や所持魔法まで特定するとかすごいけど、魔力の書き方だけはよく分からないんだよね」


「アレは魔法を使った時の威力に上乗せされる威力と私は解釈してますよ?」


「俺には分からないなー、そういうのって自分の解釈を持つべきかな?」


「持っておいた方がいいと思いますよ?、やっぱり自分の意見を持つことは大事ですからね」


「そうだ...な」

上野はその場に倒れ込む


「夜中に女と男が2人で話し合っているとか..!けしからん、許せん!」

見た感じ30代の男性のようだ、だが奴のナイフの使い方、上手すぎる、敵ながらすごいと思ってしまった

塩宮が魔法を使おうと構えたその時


「あっととー、動くんじゃねぇぞ?この男が死ぬぜ?」

ナイフを俺に突き立ててきた


「塩宮!俺ことは無視しろ!何とかするさ」

笑顔でそう言った、言わなかったら共倒れにはなるかもしれないから...


「...うん!!(その決意は踏みにじれないよ)」

ボルトアップを発動し高速で相手の後ろをとる


だが通り魔は俺の腹をえぐるように刺すだろうだが身体強化と鍛え抜かれた肉体で!!

痛いものは痛いけどこれでナイフは抜けまい


「やれぇぇぇ!!!塩宮!!!」


「ウォーターボルト!!」

雷を纏った水の玉を飛ばし、着弾と同時に感電爆発が起き、通り魔は痛みに悶え気絶した


「ナイス...塩宮!」

ガクッと力が抜け俺も気絶した



目が覚めると、病院のベットで寝ていた

ナイフを刺された時力を入れて絶対に抜けないようにしていたのが良かったのだが、抜くのが難しかったらしい

俺は少しのあいだ入院することになった


黒木がお見舞いにきやがった


「何でいやな顔するんだよ」


「来るなら女性の方がいいだろ!」


「まあそれもそうだな、で聞いたぜ?お前やってくれんじゃねぇか」


「え?なんの事?」


「お前、塩宮と色々話したんだろ?ほれ、上着、お前のだろ、貸してもらったって言ってたわ」


「それだけかよ、」


「まあお前なりに頑張ったんだな!俺、お前がこんなに成長するなんて感動するよー」


「お前は俺の母さんかよ」


でも、塩宮と腹割って話せたのは良かった

んぱ、塩宮よ

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