「魔眼って存在するの?!」
前回のあらすじ、フリーダム団に入った終わり
フリーダム団に入ってどんなことをするかって?
学校での悪事を絶対に許さない!
それがフリーダム団だ。
そして今日は学校で行われている裏闘技場の
現場にいる
そしてフリーダム団の仕事は2人1組である(俺含め5人しかいない)
そして組んだのが獅子崎だ
「ジロジロ見ないでくれます?」
「あ、すみません。」
こいつには隠し事が出来ない、その理由は分からないだけど分かることそれはこいつは
俺より強いと言うこと
「近衛ちゃんは人の内心がなんでそんなに分かるんですか?」
ちょっと聞いてみよう
「私は魔眼を持っていますの」
「魔眼って存在するの?!」
「しますわよ、私の魔眼...心意眼といいますの、人は誰しも心の中に自分の意見があるもの、それを見ることができる魔眼ですの」
「それって生物ならなんでも分かるんですか?」
「まあそうですね、生物ならなんでも、ですかね、ですが見えると言うのもあまりいいものではないですよ?」
そうかな?勝負する場合相手の次の行動は頭で考えてからすると思うから、強くないか?
「使う条件ってのはあるの?」
「目に魔力を送る、それだけですの、まあ身体強化などの感覚に少し似ているかもしれませんね」
「そうなんですね、魔眼が自分にあると理解したのはいつですか?」
魔眼のことは魔法の欄にもスキルの欄にもなかった
だから俺にもチャンスがあるかもしれない
「うーん、3歳の時に何か人とは見える景色が違かったりそんなところですかね」
魔眼って最初は無自覚なんだ
「魔眼は自身が持っていることを自覚する前はコントロールができませんから超絶微量の魔力が目に流れている可能性があるとも言えますわ、でも自覚しないまま育ってしまうと使い物にはならないかもしれませんわね」
心、読まれたのかなーちょっと期待したのをやんわり無理だよと教えてくれた感じ、近衛ちゃんはそういうところは繊細なんだな
「さて、裏闘技場!終わらせますか!」
「そうですわね」
近衛ちゃんの表情が少し和らいだ気がした
中に入ると、盛り上がりが最高潮であった
熱狂している生徒がたくさんいた
なんせ、上級モンスターのスカル兵と2年生が命を懸けて戦っているのだから
「あの生徒、満身創痍じゃない?」
「そうね、あの調子じゃあと10秒後死ぬわね」
「あわせてくれよ近衛ちゃん」
「そっちがついてこられるかしら」
そう言うと、2人は飛び出して
スカル兵を同じタイミングで殴った!
「グガガガガ」
「効いてそう?」
「効いてなさそうね」
んな時のトッテオキ!!
生成魔術...大剣!...材質...メタル!
みるみるうちに魔力が大剣の形へなっていく
そして作り出されたメタルの大剣
「近衛ちゃんは足止め頼むよー」
「少し癪だけどいいわよ」
腰を入れて足を踏ん張って
身体強化!物質強化!
「うぉぉぉぉぉぉ!!!近衛!下がれ!」
近衛が下がった瞬間俺は全身の力を使いスカル兵を
一刀両断にした
「グバグバ...グガガガガ...」
スカル兵は灰になってる消えていった
「ふぅ、疲れた」
「上野、近衛と呼んだわね?」
あっ、やべ
「グハッ!!」
みぞおちを1発
「まあ、上野よく頑張ったわね」
「アハハハ」心の底からの笑いではなかったかもしれない
会場の奴らからは唖然としていた
何故かって?スカル兵に勝てると思っていなかった
からかな?
このえちゃん、アリだな