「ジャンケンってのは後出しが強い!!」
前回のあらすじ
魔力弾ゲット!
魔術師雷人と出会って
ステータスを見せてもらうよ
「じゃあ、こちらどうぞ」
そう言うと雷人はステータスを見せてくる
力・・・563
魔力・・・1025
素早さ・・・698
防御力・・・810
運・・・819
属性・・・雷
スキル・・・雷神:電気に関わるものならなんでもできる
ホークアイ:鷹の目を持つ、遠くの物を見たり速い動きも捉えたりできる
魔法:雷撃.雷槍.雷帝.生成魔術.身体強化.物質強化
「まあこんなところかな」苦笑いで答える
「あの、魔法のこととか教わってもいいですか?」
何故自分でもこんなことを言ってしまったかは分からないだが、この人に魔法を教わりたくなったのだろう
「いいですよ!その程度のさっきの恩を返せるなら」
そんな大層なことはしていない、だが彼が言うのならお言葉に甘えよう
「では、明日からあの裏山に来てください、時間は朝の5時かな」
「え...は、はい!」
早くない?まあ約束だ、遅れるわけには!!
遅れた。
だが10分程度だこの程度なら
怒ってるー、めっちゃ怒ってるー
「あのー、遅れてすみません」
「教わる気があるならもう少し早く来いよゴラァ!!、まあ幸い早めの時間にしておたからよぉ!!、良しとしよう」
怖すぎだろ!!二重人格かよ!口調変えんなよ!!
許してはくれた見たいだ
「どんな魔術が教わりたいんだ?」
ここの選択を間違うと...人生終わる!!
慎重にいこう
「まず、魔術が使えないんですよねあと属性も無くてなんで、基礎から教わりたいです!!生成魔術や身体強化あと物質強化!この3つを教わりたいです!!」
欲張り過ぎかな?
「いいねぇ、威勢はいい!じゃあ参考までに魔力の数値を教えて貰ってもいいかな?」
「はい!!9です!!」
「!!??そうかなら、まずは魔力を鍛えなければな」
そしてこんなメニューを出てきた
魔力を貯めて放つトレーニングを1000回
魔力を自由自在に操るトレーニングを1000回
全身に魔力を送るトレーニングを1000回の
計3000回のトレーニングだったこれを1年続ければ魔力の数値が爆増するらしい、あと私生活で全身から微量な魔力を放出し続けるトレーニングもしろと言われた、まあ頑張って見ようか
「あと君は肉体もなっていないから」
スクワット.腹筋.腕立て.腿上げをそれぞれ10000回という鬼畜ミッションもでたまあやらなきゃならないらしい、筋トレ前と後にストレッチもやれと言われた
こんなガチメニューを毎日こなすとどうなってしまうのか
1日目
「569.570.571!!」全身がはち切れそうだ
この間も魔力のコントロールをしているのできつさ2倍だ、だが、雷人師匠のことだ!これが終わったあと俺に最強の体が!!
――――――<1年後>――――――
「日課も3時間で終わるようになってきたなー」
そう、あれから毎日継続できていた
最初は諦めそうになってた、体の筋肉がはち切れそうだった、だけどやればやるほどからだに成長が見られて楽しくなってしまった
「さて、今日も学校行きますか」
こんなことをしていたら魔法学校2年生になっており
16歳になっていた、時の流れははやい
「最近、よく視線を感じるなーまあ関係ないか」
2年2学期初日のステータスチェック、みんなはまだいいところ50とかの領域だろうな俺は違う!!他の奴らとは比にならんぞ!!
力・・・69
魔力・・・43
素早さ・・・71
防御力・・・83
運・・・99
属性・・・
スキル・・・
魔法・・・魔力弾.身体強化.生成魔術.物質強化
どうだ!!この各の違うステータス!!
ってそんな伸びて無い?!
待て待て!!
あんだけやって!!
まあ伸びたけど!!
「はぁ、まだまだか」
そんな独り言を言っていると二色が
「へー伸びたじゃん」
「二色か、まあ伸びたけどなー」
血のにじむ努力してこれかー
「そういう二色は?」
力・・・29
魔力・・・51
素早さ・・・31
防御力・・・26
運・・・36
属性・・・火.水.風
スキル・・・三色の魔力:火属性.水属性.風属性の適性を作りその属性の魔法の威力を増加させる
魔法・・・ファイヤボール.ファイヤウォール.ウォーターボール.ウォーターブレード.ウィンドカッター.ウィンドアクセル.三原色
「へぇ、やるやん」クソォ!あんだけ頑張っても魔力の数値負けてんのかよ!!でも待てよ?基礎魔術覚えてねぇな二色、これなら勝てる...へっへっへっ
「でも、上野くんの方がすごく能力伸びてるね!才能あるんじゃない?」
才能?ある訳ないじゃないか
「まあそうかもねぇ」愛想笑いでひとつ
ある訳ないとか絶対言えない!!だってそんなこと言ったら傷つけてしまうかもしれないから!!
「まあこれからも頑張ってね上野くん」
「あ、はい」
クソォ!二色やっぱ才能あるよなぁ
お?落ちこぼれくんじゃーん
こんなこと言うやつはやつしかいないそう
武山純だ
「落ちこぼれくん、体がっしりしたねぇでも俺には絶対勝てないよ?だって俺にはスキルもあるし魔法の才能もあるからねぇ!!」
武山のステータスを見せてもらった
力・・・36
魔力・・・53
素早さ・・・22
防御力・・・31
運・・・21
スキル・・・威圧:格下の相手に恐怖を覚えさせる
魔法・・・ファイヤボール.ファイヤウォール.バーニングブレイズ
「武山お前には負けないよ!!」
言ってやったぜ!
「ほぉ言うねぇ!!なら決闘、じゃな、闘技場へいくぞ着いてこい」
ギャラリーも結構いるねぇ
「まあ武山には負けないよ絶対に!」
余裕かましすぎかな?まあいいここで絶対に勝つ!!
「ということで急遽始まりました!!落ちこぼれの上野眼斗対武山純の戦い!!実況は私柴田輝がお送りします!!」
「なんで放送部の人が?」ポカーンとなる俺
「そりゃ闘技場での戦いだからな!」
「では、両者準備出来ましたか?」
さっきまでざわついていた観客たちが急に黙った
そして
レディ...ファイ!!
の掛け声と共に戦いは始まる
「武山!!遅いぜ!!」身体強化!からの!!
後ろに回って蹴る!!
「グハァ!!痛てぇな!」バーニングブレイズ!
「まあ無策で挑むわけないですよ!」生成魔術!
鉄の盾を生成し
防ぐ!!
「あっつ!でもまあ大丈夫だ!!」
「武山!!お前にひとつ教えてやるよ!!」
「じゃんけんってのは後出しが強い!!」バーニングブレイズにもクールタイムがあるその隙にラッシュで畳み掛ける!!
1発...2発..3発4発
「終いだ武山!!」右手に身体強化を固めみぞおちにめり込ませるその一撃は彼をぶっ飛ばし闘技場の壁にぶち当てる!!武山は失神し
俺は天に拳を掲げた!!
「やったぞぉぉぉぉ!!!」
そうこれが俺の原点だ!!
そしてこれから始まる俺の物語!!
まあまあテンポ良くしたつもりですはい