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可愛い先輩のあしらいかた

作者: 楓蘭 仁

ある日の昼休み。人通りの少ない廊下にて。

俺は捕まってしまった。学校で結構美人というか、人気のある先輩に捕まり、引きずられる様に連れていかれた。





「確か、…青葉(あおば)……由里(ゆうり)、先輩ですよね?」


クラス内の情報をあまり知らない俺でも知っている名前。


「う、うむ」


いやうむって。

……まぁ、いいや。


「えー、何かご用件でもおありでしょーか?」


文法も気にしない適当な返事を返しておく。


「あー、その、なんだ…」


「……?」


「き、君の事は、私からすると…か、かなり評価が高いワケであってだな…」


「はぁ…?」


「そのー、今日は、気分がいいんだ。今だったら…その…あれなんだ!」


先輩、何言ってるか一般人の俺にはさっぱりなのです。


「…えーっと?」


少し難しい(になってるかもしれない)で俺は聞き返す。


「えぇい!物分かりの悪い奴め!嫌われるぞ!?」


あのー?何故怒られる?俺が怒りますよ?


「今日の私は、寛大だ。その、だな…、す、杉岡修(すぎおかしゅう)という男と、…恋仲になってもいいのだが……」




どんどん声が小さくなって、最後の方はほとんど呟きみたいになっていた。………まあ聞こえたけどね。

……そーかそーかそーいう事か。さすがに展開は読めたぞ。ここまでやって感づかない奴はよっぽどの策士か馬鹿だろうね。




「せーんぱい」


気軽に呼びかけ、


「今日は気分がいいから、ですよね?」


確認。


「そ、そうだ。気分、だな」


答える先輩。




「もし、明日にして、って言ったらどうします?」




俺は人をいじめるのが嫌いだ。

でもいじるのは大好きだ。

さーどうくる先輩。




「あ、明日も、その…一日中、気分を…よく…」




先輩ー、お顔が真っ赤ですよー。最後の方よく聞こえませんでしたよー。

いやー可愛いなーこの先輩。しかもこのノリだったら、明後日は?とか、明明後日は?って聞いても終わんないだろうなー、…等の先輩の考えを考慮して。


「じゃあー、付き合っちゃいましょうか先輩。」


クラスメートには悪い事考えていそうだと評判の笑顔をつくって返事をする。


「い、いいのか!?いいんだな!?あ…、お、お前がそこまで言うのなら……」


先輩、可愛いですけどベタ過ぎです。…という意見は心の中にしまっておこう。


「いやー、こんな綺麗で可愛い先輩と付き合えるなんて嬉しい限りデスヨー」


お世辞っぽくなってしまうが、結構本気で言ってみたりする。


175Cm弱の俺に対して、頭のてっぺんが俺の首くらいまでの身長。流れる様な黒髪はどこか凜としたものを感じ、若干人より鋭い眼をしていて威圧感があるイメージ。………だったが、今はそれをひっくるめて全部可愛いと思っている。


「は、はは、恥ずかしい事を、へ、平気で言うんじゃ……ナイ……」


顔が真っ赤っかになるゆーり先輩。だから後半聞こえないってば。

まぁ、なんかこの先輩をちょっとわかった気がするぞー。


「せんぱいせんぱい、しつれいしますねー」






クイッ、ギュッ、なでなで、よしよし。




一連の流れで先輩は俺の胸の中さー。人肌があったかいと思う季節になったもんだ。




「……あ、…あ、え…?…あ………?」


あら先輩、大丈夫?応答願いまーす。


「先輩?せーんーぱーい?」


なでなで、よしよし。










結局先輩を離したのは15分後くらいだった。










付き合って一週間も経たないが、やっぱり先輩が有名人の証拠というべきか、クラス内で最近出来たカップルを知らない奴は居なくなっていた。






そんなある日の朝。




「修、行こう。朝だぞ。」


普通に部屋に入って、俺を起こしにくるゆーり先輩。


「あー……んー……、あ?ゆーり先輩。おはよーっす」


大変ですねー、すみませんねー、毎回毎回。


「ほら、早く起きろ。遅れるぞ。」


あー、面倒くさいっすよー。布団があったかいんすよー。


「ということで、先輩一緒に寝ましょう。今ならまだあったかいっすよー」


さあ、カモン!と先輩を誘ってみる。


「お、おお、お、お前には、じ、常識と言うものがないのか!?こんな時間に!!」




そう言われたので、




キュッ




と俺のベッドの近くに立つ先輩の手を握り、






「じゃあ、夜なら、先輩は特に拒まない。………ということでよろしいですかね?」


目をじっと見ながら、例の悪い笑顔で微笑む俺。




「……あ……えと………その…………」


真っ赤な顔で口をパクパクさせて、なんとか喋る先輩。


………ちょっと朝から刺激が強かったかもしれない。素直に反省しておこう。




パッ、と手を離しながら、


「ほら、先輩。俺は着替えますけど先輩はどーします?着替え見てます?」


ん?と、優しい口調で言ってみる。


「……!!そ、外で待ってる!い、急がなくても大丈夫…だから……」


そう言いながら、カチャッ、とドアを閉めて出ていく先輩。


……あの人やっぱり可愛いなー。今度何かお礼をしよう。何がいーだろうか?


着替えながらそんな事を考えている俺。形として残る物にするか、記憶として残る事をするか……。

……まあ適当に、焦らずゆっくり考えるとしよう。










「ゆーり先輩。改めておはよーございます」


モムモムとおにぎりを食べながら挨拶。うん、美味しい。かーさんのおにぎりは最高だ。


「お、おはよう。…食べながらでいいから、行こう」


「了解了解」


並んで歩き出す。

まあこの時間とこのペースでなら15分前くらいには着くだろう。余裕だ。










普通に歩いて、校門の近くまで来た。登校中でも、青葉由里という一人の女性の人望の凄さがわかる。




「由里さんおはよー」


「おはよう」


「由里先輩おはようございます」


「うむ、おはよう」


「青葉ちゃん、ノートありがとねー」


「またいつでも力になるぞ」






………とまぁ、こんな感じ。そして今の挨拶もとい、お礼で20人ちょっとくらいに声をかけられた。

いやー、すごいねー。さすが生徒会の会計だったか書記だったか。関係あるのかどうかは知らないけど。

と、2つ分のおにぎりちょうどを食べ終わった俺の感想。本人いわく、人に優しくするのは当たり前、との事。良くできた人だ。






「あ、ゆーり先輩、昼休みはどーします?」


靴を履き替えながら、聞いてみた。


「今日は……すまん。生徒会の仕事があるから……すまん……」


顔がめちゃめちゃ曇るゆーり先輩。


「そんなに落ち込まないでくださいよー。放課後遊びましょー」


俺からの提案。


「そ、そうか。……そ、の、だな、お弁当を作ったん、だ……た、食べてくれないか…?」


少々震える手でお弁当を差し出すゆーり先輩からの提案。

……あれ、マジで?いいの?




お弁当とゆーり先輩の手を優しくにぎり、


「喜んで」


例の笑顔。




「あ、ああ、……ありが、とう……」


真っ赤な顔でうつむくゆーり先輩。


……そろそろ時間も近づいてきたので、教室に向かう。




二階が二年生、俺の教室がある階。

三階が三年生、ゆーり先輩の教室がある階。

二階で一度立ち止まり、


「あ、ゆーり先輩」


「な、なんだ?」


呼びかけに答えるゆーり先輩。


スッ、と近づき、




「放課後、楽しみにしてますよ」


耳元でソッと囁く俺。




「!!?」


驚いた顔で俺の方を見るゆーり先輩。




「んじゃあ、また放課後。先に終わったら校門で待ってますよー」


軽く手を振った後、ルンルン気分で教室に向かう俺。

チラッと見たら、めっちゃギクシャクした動きで階段を上っていくゆーり先輩。




………別に変な意味は無いんだけどね。

多分今の俺は悪そうな、だけど喜んでいそうな雰囲気に満ちている。……はず。






この後教室に入ったら、殺意の満ち溢れた男子達の眼光で睨まれた。一部始終だけだと勘違いしそうな内容だったしね。

………突然襲われなきゃいいんだけどなー。










昼休み、待ってましたよ、お弁当。

by 杉岡修


一句作った所で、お弁当タイム。すごく腹が減ったのだ俺は。

早速お弁当をオープン。

……おお、メインディッシュはハンバーグだ。肉と野菜のバランスが絶妙そうなお弁当だ。

それではいただき…ま……す?




ふと後ろを振り返ると、




いろんな意味でギラギラした男子がいっぱい。

………どーしようか。


少なくとも自分の体とお弁当は死守しなければ。特にゆーり先輩のお弁当は貴重だ。今日に限ってこれだけは本気で譲りたくない。






・全力で逃げる

・知らないふりをする

・思い切って戦う

→やっぱり逃げる








ガタッ、と席を立ち。




「忘れ物しちゃったー、取りにいかなくてはー」




そう言った瞬間弁当を持ち、今までの人生でベストな走りで逃げた。


後ろから物凄い声が聞こえた気がしたが、聞く耳なんか持ち合わせていないのだ。






……うん、弁当美味しい♪










クラスメートを適当に流していたら、放課後になった。


ゆーり先輩との約束があるのにも関わらず、授業中に言った教師の一言の所為で気分があまりよくない。








校門ではゆーり先輩が待ってくれていた。俺の方が早いかと思ったんだけど……まぁいいか。


「ゆーり先輩、お待たせしました」


「そんなに、待ってないから…大丈夫だぞ」


いやー、朝からすみませんねー。いろいろお手数かけちゃって。


「それで、突然で申し訳ないのですが……」


「どうした…?君らしくない…ぞ?」







「今日……遊べなくなりました…」


暗ーい雰囲気を出して言う俺。








「……そ……う…か。じ、事情があるなら…仕方、ない…な……」


落ち込み方が尋常じゃない先輩。

……さすがに可哀想になってきたので、







「いやねー、来週から学期末テストやるじゃないですかー。俺このままだとだいぶマズいらしいんですよねー。だ・か・ら、今日は俺の部屋でお勉強会をしましょう。明日明後日休みだーって思うと、一人だとやる気出ないんですよー」


もちろん、手伝ってくれますよね?と、続けると、


「な、なな、なんだ、そ、そそそ、そういう事、だよな。わ、わかっていたさ、私も、そう言うつもり、だったから……」




わかりやすいですよー先輩。そういう先輩が好きなんですよー。

……先輩の心境を考えて口には出さないけどね。

じゃあ行きましょうか。と、先輩の手を引いて歩き出す。男子生徒には自慢するように、堂々と歩く。ふふん、いいだろう。










「その…なんだか、緊張するんだが…」


「?なんでです?」


俺の部屋に入って、先輩の第一声。


「いつも朝起こしに来てくれてるじゃないですか」


と、聞くと


「き、君が、最初から起きてるのは、初めて…だから」


との事。


「まぁまぁ、楽にしてください。そして勉強を教えていただければすごく嬉しいです」


例の笑顔で、ニコニコしながら言う俺。


「わ、わかった。………よし、勉強は何を教えればいい?」


おお、先輩が珍しく落ち着いている。


「わからない事は、私がわかる範囲で答えてやろう。……何を教えればいい?」


頼りになるなー、さすが学校で10位以内に入る頭だ。

………よし、じゃあ……









「保健体育」








言ってみて2〜3秒くらい経つと、








ボッ!!




と音が本当に聞こえるくらいの勢いで顔が赤くなったゆーり先輩。




「まま、ま、ま、待て、修。そ、その、嫌というわけでもないんだが、心の、準備というものがだな、その、な……」


いつもの倍くらい早口で話す先輩。




「あの…すみません、冗談です…。普通に数学ですから」


悪い気がしなくもないのでやめておいた。


「……ああ!わ、わかっていたSA!」


先輩、キャラが変わってきてますよ…。


「じゃー勉強しましょうかー。数学のここなんですけどねー」


「どれどれ……」










………………










「ここは……この公式を当てはめて、だな……」


「んゃー…なるほど……わかったような気がするぞー…」


なんとなくだが、わかるようになってきたぞ。先輩の手前だしちょっと頑張ってみようかなーと思ってしまう。


「……あ、先輩。18時回りましたけど門限とかあります?」


ふと時間が気になったので聞いてみる。


「……ありがとう。でも心配しないで勉強を続けてくれ………ほ、本当の事を言うと、わ、私はな」


「あ、先輩。問題解けました。やったね」


わーい、答え一人で出せたー。


「そ、そうか。じゃあいい時間だし私はこれで……」


スクッ、と立ち上がる先輩。……と俺。






「じゃあ問題も解けたところで、先輩の言いかけた事を最後まで聞きましょうか」


先輩の出口、俺の部屋の扉を遮るように、俺は立つ。


「な…にも、ない。だから…どいてくれ、ないか……?」


うつむき加減で、上目づかいで聞いてくる先輩。……いろんな意味で反則ですよー。


「……言う気がないなら、ちょっと強引になりますよー」




ミシリ……ミシリ……と、割ときれいな俺の部屋に音が響く。


少しずつ俺は先輩に近づき、先輩は俺から少しずつ離れる。










トン


と、先輩の背中が部屋の壁にぶつかった。


先輩の後退はそこで止まってしまう。が、




俺の進行は止まらない。

先輩との距離をどんどん詰め、最終的には、目の前に立つ。


左手をスッと伸ばし、先輩の顔のすぐ隣の壁に手を当てる。








ゴクリと息を飲む音。








それでも先輩は、俺から見て右に逃げようとする。が、








スッ





と、今度は俺の右足がピッタリと壁につく。

簡単に、人一人を閉じ込めた。目の前に先輩の綺麗な顔。距離は、おそらくタバコ一本分……くらいだと思う。吸わないからよくわからない。




「なんか、非常に逃がしたくないです」




先輩の息づかいが聴こえる。真っ赤な顔で、少しだけ荒い息。若干震えて、……少し熱さを感じるが、目は俺を、しっかりではないが捉えている。




「……離して……くれない…か?」




か細くて、触れるだけで壊れそうな、繊細な声。


しかし




「なんでですか?」


俺も、今まで生きてきた中で、おそらく一番優しい声色で聞く。




「………」


何も言えずに、うつむく先輩。




「……俺の事、嫌いですか?」






「そんな事!……ない……」


一瞬だけ、大きい声だった。




「じゃあ、何?」


距離を保ちつつ、サラッと聞く。






「さっきの……続きで…だな……」


「うん?」









「…君と…一緒にいる口実が出来て………嬉しい……本当に、それだけだ……」










まあ、聞き出さなくてもなんとなくわかってたけどね。

俺は先輩の口から聞きたかっただけ。






「由里先輩」


名前を呼ぶ。ビクッ、と少し震えたのがわかる。




「弁当、すげーおいしかったですよ」


ニコーッと笑顔


「……?…そ、そう、か。それは…よかった」


呆気にとられた表情で、返事を言う先輩。






「んじゃーちょっと……」




タバコ一本分から少しずつ顔を近づけて、










「…え?……ふ!……ん…………」




さっきよりも、強く体を震わせて驚いたようだった。




それでも、自分の身を俺に任せて、目をキュッと閉じて、俺の肩をぐっと掴む先輩。呼吸が上手く出来ない様で、時折鼻から空気が抜ける音がする。……正直、興奮した。

そして俺はカクカクと震えて、安定していない先輩の腰をそっと抱いて、優しく、唇を重ね続ける。……本当に、優しく……。










けっこう時間が経ったと思ったけれど、たいして経っていなかった。……まあでも、内容としてはかなーり濃い時間だったと思うよ俺は。正確には一分ちょっとかな。




「あー、先輩先輩?大丈夫ですかー?」


いまだ密着状態の俺達。別に先輩に悪い、とかは全く思ってない。


「だ、い…ひょふだ…」


やばい、大丈夫じゃない。

………まあいいか。


「弁当のお礼なんですけど……いますぐ、ってわけにもいかないんでちょっと時間くださいね」


そう告げると、


「……じ、じゃあ、い、いみゃの、き、キスはなんひゃ!?」


呂律が上手く回ってない先輩。そんな先輩に俺は、




「俺がしたかったからです」


キッパリと言い放った。





「………」


「………」






お互い無言で、ちょっと待ってると








「ゴホッ!ゴホッ!……き、君は……いじわるだ…」


一度むせてからちゃんと話す先輩。


「よく言われますよー。先輩と初めて会った時からこんな感じを貫いてますよ俺は」


先輩が初めて俺を見た時も、俺はクラスメートをいじって遊んでいた。その時たまたま、偶然先輩と目があって、俺は例の笑顔で先輩に微笑んだ。………その時の楽しそうな俺の笑顔を、先輩は忘れられないらしい。




「そ、そうだけど……その…いきなりは、びっくりするだろう…が…」


弱々しく物言いする先輩。


「……由里先輩。それでも嫌ってわけじゃない、ですよね?」


お互いに目を見て話す。


「っ!………」


コクリと小さく頷いて、肯定してくれた。






「由里先輩のそういうところ、可愛くて大好きですよ」


はははー、と笑いながら言った。


「!!!〜〜〜っ!!!」


いつも通り顔を真っ赤にする先輩。





腰をクイッ、と抱き直して





「先輩は俺のどこが好きですか?」


ストレートに聞いてみる。




「ひ……み…つだ…」


声を振り絞って、なおかつ俺の発言に反抗している感じの先輩。






「じゃあまたちょっと強引に聞いてみますね」


さっきの体制をしっかり立て直してから、俺と先輩の距離はさっきみたいに縮まっていく。




「し、修!?ちょっと!待っ…!………」
















俺と先輩の関係は、今後もこんな感じだったらいいなー。




……という願望が、より一層強くなった1日だった。

いやー楽しかった。

















Fin

ノリで書き上げたちょっと実話シリーズ第8弾。今回のテーマは「攻め」と「受け」です。書いてて一番ノッた気分の作品でした。そんな性格の作者です。

最近少々忙しいので、更新出来なかった事をふかーく反省しております。申し訳ございません。

えーっと、

「面倒な事になった」

「冷たくて静かな彼女」

「彼女の隠れてた本性」

「クールな彼女と穏やかな日常」

1000ヒットを突破致しました。

読者の皆様には感謝いっぱいでございます。この作品も色んな方が読んでくれたらいいなぁと思います。

最後までお読みくださりありがとうございます。今後も応援していただければ幸いです。

ご評価、ご感想をいただけると作者は狂喜乱舞します。

ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[一言] 修くんの雰囲気すごい良いですね!ちょっと意地悪な感じがまた素敵です(笑) 由里先輩も普段クールな分照れがめちゃくちゃ可愛いです♪ こういう感じのほのぼのした小説が好みなんで、読んでてよても…
[一言] 作品読ませていただきました♪ 由里先輩本当に可愛いですね。 きゅんときました。
[一言]  初めまして。こたろーと言うものです。  初めて作品読ませていただきました。これって実話なんですか?  なんていうか、先輩がすごく可愛いですよね。そして彼も、口調はやんわりなのに、なかな…
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