許嫁による看病しかし、看病の知識があるとは言ってない
2話目!!
・・・しかしな、なぜ俺は彼女によって気を失ったのは分かる。そして、そのあと家に帰った後から飯食ったことまでの記憶はある。しかし、そこから後の記憶がないんだが。そしてさ、なんで俺、今熱測ってんの?あぁ、でもなんかクッソ頭痛い・・・
「あっ、こうちゃん!起きた。」
「う、う~ん・・・あっ、かぐや。俺今「ちょっと待っててねー」・・・」
え?何ドユコト?一つ言えることは・・・やっぱりかぐやい優しいにおいがするんだよなぁ~
「あの~かぐやさん?」
「うん、何かな?」
「俺さ、昨日朝学校にお前が転校してきたのと授業合間の休みに質問攻めにあってそこから屋上に行ってなんか言ってから俺の記憶が若干飛んでるんだけど・・・何か知らない?」
「(ギクッ!!)・・・・ピュ~ピュルル~♪」
「・・・(ジトー・・・)」
一つ言えるなこれ。確信した。絶対俺にナニカしただろ。だってこんな冷や汗垂らして、表情筋プルプルさせてんだから。
「・・・」
「何か言いたいことは?」
「・・・すいませんでしたぁぁぁぁ!!」
「はぁ、まぁいいよ。ただ何があったかは洗いざらい話してもらうからね?」
「・・・はい。」
その後、俺はかぐやから昨日の話を全て洗いざらい話されたのだったが少し俺のプライバシーが侵害される案件が大量発生したのでここでは話せない。まぁ想像に任せる。おっ、体温計が鳴った。どれどれ・・・
38,7℃・・・あっ、熱だ。
うん、分かってくると。ちょっと痛いな・・・頭。あれ?俺は今・・・
そうして意識を手放した。
「こうちゃん、熱どのくらいあった?」
「ん。」
「う~んどれどれ~・・・うわ!だいぶ高熱じゃん!!」
そりゃ、8℃もあるしね。
「だな。ちなみにだ、かぐや。」
「うん?」
「これは、俺が原因だよな?」
いやさ、分かりやす!そんな表情に出るもんなのか!?・・・
「えっ?そ、そだよ~」
「めっちゃ目泳いでるけど?」
「すいません、マジで夏だから冷房の温度調子に乗って18℃にしちゃった。」
「・・・ごめん。それはかぐやのせいなの?」
「夫の病気は基本管理できなかったら妻のせいでしょ?」
なんか、それ言われると俺の頬が緩んだ・・・気がしたけど、ちょっとこれ違うな。理由が分かったぞ。多分これって・・・
「いやいや、そんなことないよ。多分今回は俺のせいだな。」
「えっ?」
「あぁ言い忘れてたんだけど俺イラストレーターしてるから生活リズムがたまに崩れるんだ。」
「・・・こうちゃん?」
この後無言の威圧に負けて俺は気を失った。
かぐやは強制的に康平を眠らせてから買い物に出かけた。(ちなみに彼女は先生を脅迫して学校を休みにしてもらった。)そんな中彼女はナンパに4、5回ほど美貌による魅力で合うがそれを正当防衛とこじつけて日本男児の大事な物に足をぶち込み蹴散らしていく。そしてドラックストアに行ってなんかいろいろ買って家に帰ってきた。
「ふう~・・・待っててね!こうちゃん!!」
その言葉を合言葉に彼女は猛ダッシュで家に帰り始めた。
「ただいま!!」
「おうっ・・・おかえり~。」
「大丈夫!?なんか顔もっと真っ赤になってるよ!?」
「ああ・・・多分大丈夫だ。」
「う~これじゃないし・・・あっ!こうちゃん!とりあえずこれ呑んどいて!」
「えっ?うぇっぷsぐいd!?」
なんだこれ!?すっげぇ変な味するんだけど・・・あれこれ、絶対違う飲み物じゃん!つーかこれ、キャ○ジンじゃねーか!!
「おまたせ!!こうちゃん!おかゆ作ってきたよ!!」
「・・・(あれ?なんだこれ!?俺からは魂の宿ってるソウルイーターにしか見えんのだけど・・・)」
「はい、こうちゃん!あ~ん。」
「あ、あ~ん。(まて、あ~んは反則だろ!!でも待て食うな!死ぬぞ・・・でもあ~んには抗えない!!俺よ、いったん死ぬぞ!!)」
俺はこの後爆発した。そして、あの世とこの世の呼び出し鈴を50回くらい鳴らした。
「・・・おはよう!こうちゃん!調子はどう?よくなった?」
「おう、よくなったぞ~(腹がずっと下ってるけど・・・)」
1つだけ俺は教訓ができた。看病の知識ないやつに看病やらせたら間違いなく死ぬ。しかも、キャべ○ンお前、もう少し働いてくれよ・・・
次回!!どうしよ?
ついで、この作品の略称を何にしよう?
まぁ、少し待ってくださ~い!!




