お・き・な・わ・・・じゃい!!
・・・・・・・
・・・こうして、飛行機を乗り継いで苦節4時間強して俺たちは那覇に着いた。
「おぉ~・・・めっちゃ、青い空じゃん。」
「そうだなぁ~。」
「「「!?!?!?!?こ、康平!!」」」
・・・俺に対して全員が素っ頓狂な声を上げる。そして、美風が俺に向かって鏡を見せる。
「あなた・・・顔が、金色になってるわよっ!!」
「・・・えっ!?な、なんで!!・・・うぷっ・・・気持ち悪。」
「ちょい兄さん!早くトイレに!」
「こうちゃん!!」
「「「康平!!」」」
「お・・・おぅ。ぃ・・・いってく・・る。」
そうして、俺は沖縄に来て初めて行った行動は自主規制確定されるのと同時にカット確定の嘔吐シーンが始まった。
その時、空港のトイレから金色の光が出るという都市伝説ができたとか・・・できてないとか。
「はぁ~・・・何とかなった。」
「だいじょぶ?こうへ~。」
「大丈夫だよ、メイ。・・・後みんなもごめんな迷惑かけて。」
「「「・・・まぁ、しゃあないだろ。」」」
「みんな・・・。」
「でもね、こうちゃん、後で・・・覚悟していてね?」
男子の許しはあまりにも楽だった。しかしだ、女子のニッコリとして瞳の色素が仕事をしてない状態を誰かどうにかしてください。マジで。そんな中、俺たちは首里城に足を運ぶのだった。
ここが・・・首里城。って言いたいところだが、作者は一つ言いたいことがあります。突然で申し訳ないのですが作者は沖縄に行ったことがないのです。と言うのも、今年修学旅行で行く予定だったのが泡になりまして・・・・ってここからは、本当に妄想が酷いものなります。そこのところ、ご了承していただけるとありがたいです。
「ここが首里城・・・あぁ、再建中か。」
「ここが・・・なんと言うか少し物静かだな。」
「だね。でもさ、こうちゃん。どうしてここに行きたいなんて思ったの?」
俺は、沖縄旅行の最初に首里城に行きたいと提案した。理由は特にない・・・と言ったら嘘になるのだが、ただ少し歴史の情感に触れてみたかっただけだ。
「1406年。かつて琉球の国にあった王族第一尚氏が誕生した。」
「こ、康平?」
「あら?どうしたの?尼子君。」
「・・・あっ!そして、7代63年間で第一尚氏は幕を閉じることになる。」
「め、メイちゃんまで!?」
「康平とメイちゃんが呪文を唱えている・・・・」
周りは少しだけざわついていた。しかし、それを無視して俺とメイが歴史を静かに語り始めていく
「そして、反乱が終わり1469年に第二尚氏が誕生して今もう600年を迎えようとしている。」
「その世界はいかほどに変わったのか、私たちの守り、愛してきた沖縄はどれほどに強くなれたのだろうか?」
想いを愛情を考えている尚氏。その姿はまるで理想を描く無邪気な子供のようだった気がする。
割と後半部分が謎でしょ。安心してくれ。次回も続くから。




