表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/50

閑話 ハジマリノヒとアタラシイヒ

この話は閑話です。

 その日の夜は何処か蒼さを感じた。


 俺は彼女たちが眠った後静かにスマホ画面を展開し作業机に向かった。


 そして、少しだけペンを手に取ってタブレットに入っているアプリを開く。


 いつも見ている設定画面で少しだけ弄ってから俺は真っ白な液晶画面に命を吹き込んだ。


 月明りと勉強でいつも使うライトの光を頼りながら、何度も何度も試行錯誤した。


 色を重ね


 輪郭を明暗を繊細に描き


 想い出を未来を


 ハジマリをアタラシイセカイを


 自分が今書ける全力を振り絞って


 描いた。


 描いた。


 がむしゃらに


 純情に


 実直に


 ひたむきに


 想う気持ちをそしてこれから幸せにするという決意を


 誓うように描いた。


 その日は何処か物足りなかった。


 しかしそれは、ある種の心地よさであった。


 だから、今なら鮮明に・・・


 その日、ある一人の少年が書き上げた絵は後に2人の嫁さんに渡すことになる。


 それが近い未来なのか、遠い未来なのか・・・


 ただ、一つ言えるのは


 幸せを写す世界は誰にとっても温かくなるモノだと。


 月夜に降る星々に願う幸せに手を伸ばして。


 少年はペンを果てのない未来に切り込みを入れていった。


ちなみにこれはこの章では割と珍しくカオスでもなく恋愛でもない、ちょっと先の未来の話。

この話が触れられるのか作者にはまだ予測がついていない。

 追記。更新は一週間後。かも。場合によっては早まります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ