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沖縄に行く準備だ!・・・ってあれ?

滑り・・・・こめないと!!

 メイちゃんが来て一日経ち、俺とかぐやと彼女でのんびりとお茶をすすり、少しずつ夏の存在が強くなっていく中で素麵をツルツルと食べていた。

「やっぱ、夏っていいな。」

「そうだね~。でも、沖縄の方が夏の感触を感じられるよっ!」

「あぁ!確かに!メイちゃんも沖縄に行くんでしょ?」

「うん、そうだね~。」

そんないつもの他愛の無い会話をしている時、俺は一瞬頭の中で「あれ?」と思い浮かぶモノが出てきた。

「あっ!!」

「えっ?こうちゃん!?」

「こうへ~?どしたん。」

「そう言えばさ、メイちゃんが来たから色んな準備しなくちゃ。」

「あっ!確かに。」

そうして、俺とかぐやは急いで買い物に出かける準備を始めていると。

「ねぇ、何でそんなに急いでるの?」

「「・・・えっ!?いや!慌てるでしょ!!」」

「あのさ、こうへ~も、かぐちゃんも考えてもらって良いかな?私の出身地。」

「「へっ?・・・あっ!!」」

俺とかぐやは見つめ合って手をポンと叩く。そう言えばメイって沖縄在住だった。

「・・・いや!メイちゃん?それさ、家から出たくない口実作ってるよね?」

「・・・」

思いっきり図星じゃねえか。メイちゃん。インドア派なのは分かるけどさぁ~・・・あっ!逃げる!俺は、急いで彼女の肩を急いで掴んだ。

「流石に、日常生活品も服もなしにここで生活させるのは許さないからな?」

「・・・はいぃ~」

「かぐやっ!」

「あいあいさ!!」

「い~や~だっ!!私は!引きこもりたいんだっ!!」

こうして、俺とかぐや、メイちゃんによる家の外へ出る攻防戦が開催された。


「・・・・」

「ほ、ほら、メイちゃん。機嫌直してよ。」

「ふんっ!」

「メイちゃん。日傘・・・使う?」

「・・・(コクコク)」

「って、強引に取らないでっ!」

こうして俺とかぐやはメイちゃんを外出させることに成功したがやっぱり不貞腐れていた。俺は俺で宥めて、かぐやは少し気を使っているけどそれでも機嫌が直らないまま買い物は続いていった

・・・・・・

・・・・・

・・・・

・・・

・・

そして、買い物が終わり夕暮れ時に時間は進んでいった。

「・・・なぁ、メイちゃん。そろそろ。」

「ねぇ、こうちゃん。」

「?どうしたんだ、かぐや。」

「ちょっとさ、あそこいかない?」

「・・・」

「・・・いいかもな。そうなったら!メイちゃん!ごめんねっ!かぐや!」

「合点!」

「えっ!?ちょっと!?」

俺は、メイちゃんの手を引っ張りかぐやと走っていった。



「わぁ~綺麗な夕日!!」

「・・・あぁ。相変わらず綺麗に映えてるな。」

「・・・どうして、こんなところに?こうへ~。」

「・・・えっ?どうしてって・・・」

俺とかぐやのちょっとした思い出話をしていると、メイちゃんが質問をしてきた。

「まぁ、簡単なことだよ。メイ。」

「っ!?」

彼女に対しての質問を俺は彼女を抱きしめてそしていつもは呼ばない呼び捨てで彼女のことを呼ぶ。

「少しだけな。俺がかぐやとここで遊んだ場所なんだ。」

「そ、そうなんだ。」

「それで、メイに来てもらいたかったのはこれだけのためだよ。」

「・・・っ!?!?」

俺は、耳元で囁いて彼女の唇を奪った。

「こ・・・コウへ~!?」

「いきなり悪いな。不誠実なことかもしれないけど。俺はかぐやも好きだしメイのことも好きだ。」

「・・・はい。」

「だから・・・こんな俺とでも良いから、家族になって支え合わないか?」

この瞬間、彼女の回答は・・・夕日が沈む瞬間と同時に返ってきた。

次回っ!・・・まだ決まってないな。うん。

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