遊びの誘いって自分でするのが陰キャであるほどつらいもの。
割と早い方かな?
そして、俺はその日の夜に取り敢えず、LINEでいつも話すメンバーに送ってから睡眠して起きると未読返信が何か4桁に上ってた。・・・一言送っただけでこんなになるのか?
そして、返信を全部見るのに5分くらいかかったし挙句、めちゃんこ質問喰らうことになって疲れた。
「いや~、いきなりだなぁ~。予定が入るにしてももう少し小さな予定だとよかったんだけどな。」
「だね。でも、楽しみだな~沖縄初めていくし!!こうちゃんはさ、沖縄に行ったことあるの?」
「う~ん・・・どうだっけな。多分・・・ある?」
「・・・何でそんなに頭捻ってるの?」
「ちょっとあやふやでね。」
「ふ~ん。」
俺は言えなかった。あの時、彼女と出会う以前のことが少しだけ思い出してしまったからだ。沖縄に中学の修学旅行の時に俺に告白した少女がいることを。
「・・・あっ、女の話?」
「・・・へっ!?な、何言ってんの!!かぐや!?」
「ふ~ん、女。女・・・ねぇ。」
「(あっ・・・これ、ヤバいかもな。うん。死を覚悟しないと・・・・)」
「・・・沈黙は肯定とみなすよ。」
・・・俺の目の前は直後真っ黒になった。
「・・・あわわわ!!ごめんね!!こうちゃん!」
「・・・まぁ、良いけど。早とちりするのだけはやめてくれ。ホントにさ、かぐやの攻撃マジでオレの仕事に支障をきたしかねないから。」
「はい・・・」
まぁ、今回は俺も悪いんだけど・・・かぐやにはガチで手加減って言葉を知ってもらいたい。
「それでな、まぁ軽く話すと、中学の時に告られたんよ。」
「はぁ~。処す?その子。」
「いや、急にマジトーンでやめろ。流石にやりかねなさそうで怖いわ。」
「それと報告しとくけどその子は俺のもう一人のはとこだからな。」
「えっ?」
「後、年下な。」
「・・・こうちゃん。悪いことは言わないから警察・・・いこ。」
いや!?なんで!?・・・あっ、(察し)
「違っ!!それは、語弊ありすぎだろっ!!俺は後、手は出してないからなっ!!」
しかし、かぐやの目からは完全にハイライトが無くさらにグーパンのリロードまで決まっている。
「しかも年下って言っても一つ下だからな!!それとかぐやが知らなくても無理はないからな!!」
「へっ!?」
「そりゃまぁ親父の方の家系のはとこだからな。」
「そうなの・・・でも。こうちゃん。」
「へっ?」
「処すのは確定で。」
「嘘だっ!!・・・アベシっ!!」
俺は再び目の前が真っ暗になった。
そして、説得と甘やかしをしてある程度の準備とかをした次の日のことだった。
「んん・・・ふわぁあああぁああ。「ヒャンッ!!」・・・?へっ?」
「・・・んん?こうちゃん。・・・?へっ?」
俺が起きたと同時にかぐやではない喘ぎ声が聞こえる。それとかぐや。お前しれっと俺の部屋にいるのも不思議なんだが?
「・・・う~ん。あっ、おはよ~こうへ~。」
「・・・っ!?!?ちょっ!えっ!?!?」
そこには俺のもう一人のはとこがそこにいた。
次回新キャラが掘り下げられるのでよろしく。それと呑気な投稿だから頻度はのんびりと行きますね。