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朝焼けに嫁ができ、夜の月に羨望する  作者: くうき
許嫁・・・降臨!
31/50

夏休みへ。

遅れてすまん!!それと皆さん、お久しぶりですっ!!

 俺たちは林間学校、そしてテストが終わって夏休みを迎えた。

「こうちゃん。暇だよぉ~!」

「そんなこと言うなよぉ~!!って言うか修羅場の俺状態でそれを言うなぁぁああ!!」

家の中にはかぐやの叫びと俺の怒気交じりでさらに慌てている声が断末魔の如く夏休みの初日に響き渡っていた。


「「・・・・暇だ。」」

修羅場を抜けて翌日、俺とかぐやはいつものように買い物に行って、帰ってきてあまりにもやることがなさ過ぎてチャーシューを作り始めて結果・・・暇になった。

「ホントに、なんで俺たちは夏休みの計画を立てなかったのだろうか?」

「そうだね。・・・課題の計画はしっかりできてるのに逆に遊ぶ計画を疎かにするって・・・」

「この空白の間の時間に俺たちはマジで何してたんだろ?」

「・・・だね~。とりあえずさ、散歩しない?」

「そうだな。」

そうして俺と彼女は家から出て近所を少し歩き回ることにした。


 10分くらい歩いて俺たちは近場の公園でジュースを飲んでいた。

「暑いなぁ~。今日、そして何といっても眠くてしょうがないっ!」

「分かるよ。こうちゃん。暇すぎて眠くなっちゃう。」

「なぁ~・・・なんか行きたい場所でもあるか?」

「・・・う~ん、いきなり言われてもなぁ~。」

そりゃそうか。俺はジュースを飲みながらかぐやが答えを出すまで静かに待っていた。その時、俺のもとに1通のメールが来た。

「・・・」

「そうだなぁ~・・・って、こうちゃん?こうちゃ~ん。」

「・・・」

「・・・こうちゃん?」

「うわぁっ!!ってかぐや?」

「そうだよっ!かぐやだよっ!!・・・それで、こうちゃん固まってたけど、どうしたの?」

「あぁ、そのことか。・・・ほれ。」

かぐやに心配されたので俺は、その根本だったスマホのLINEを彼女に見せる。そこでやり取りをしていたのは相棒である遥斗だ。その内容は・・・

『来週、沖縄旅行行かね?お前の友達とかも誘って。』

「「・・・」」

少しだけ、沈黙がこの公園で訪れた。その後、俺のスマホはかぐやによって天高く投げられ、夏特有の熱さを帯びた灼熱の砂場にベッドインを決め込み俺のスマホはあの世へ旅立つ一歩手前になった。


「・・・」

「ほんとに、スンマセン。かぐや様。何卒、何卒・・・頼むからっ!!タブレットを床にぶん投げようとする動作だけはやめてくれぇええええええ!!!!」

「こうちゃん。」

「は、はい・・・」

「あのLINEが来て悩んでたんだよね。」

「はい、そうですね・・・」

家に帰った後、かぐやは突如俺の部屋から作業用のタブレットを持っていきリビングに行くと彼女はすかさず振りかぶりタブレットをぶん投げようとした。それを今必死に静止させようとするなんとも意味の分かんない状況になっている。

「じゃあ、これは、破壊だね。」

「いや、『破壊だね。』なんてなるかっ!!そもそもお前壊れたか!?作者がこの作品打ち切るとか一回言ったせいでキャラブレしてるか?」

「それはこうちゃんも言えないよ。」

「・・・はぁ、それもそうだな。じゃあ、かぐや。いったんタブレット置いてくれ。」

「??・・・うん。分かったよ。」

「ありがとな。」

そうして、彼女に感謝を述べて、俺は彼女のことを抱きしめて静かに囁きまくった。


 この後、かぐやが暴れて結局タブレットは昇天した。

打ち切りとか言ったけど、書きたくてしょうがなくて書きました!!それと、更新についてはゆっくりとやらせてください。のんびりと書いて納得いったら更新する形で行きますんでよろしくです。

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