事情聴取から始まる許嫁との同棲生活
パソコンが重い・・・・まぁ、二話目です
「えっとさ、かぐやは良いんだな?」
「ん?何が。」
「いや、俺が許嫁ってこと。」
「うん?逆に聞くけどこうちゃんは、私がお嫁さんになることがそんなにいやかな?それとも私以外に好きな人でもいるのかな?」
「・・・い、いる訳ないじゃんだって俺、友達片手で数えられるくらいしかいないんだよ?」
背筋が凍るくらいの視線があまりのも既視感あって怖かった。まぁ原因はかぐやの幼少期なんだけど・・・まぁ、彼女と遊んでる際に俺がもう一人の従弟と話していたらだいぶ目のハイライトが消えていて少しだけ冷や汗を流したことがある。
しかし、この後俺は年を重ねるたびに気づいたのだった。彼女は若干ヤンデレ持ちだとわかったのだった。そして、今それを発動してる。
「こうちゃん?サッサと答えないとどうなるか、分かってるよね?」
「はぁ~・・・変わってないからな。俺は。俺は、嫁にするならかぐやしか考えられないよ。」
「・・・ホント?」
「俺が嘘ついたことあるか?」
「えっ、それは、人生まれてから確実に一回あるでしょ。」
「それ言ったら、マジでアカン。」
だってさ、それもう屁理屈じゃん!内心にある叫びはまぁ、ゴミ扱いされました。誰に?わかるじゃん。察してくれよ。
俺らは朝ご飯を食べ終わった後、真っ先に彼女は洗い物に取り掛かった。その間に俺はスマホから着信が来てることを確認しに行くと母さんとその従妹から着信があった。
『かぐやのことよろしくね?別れるなんて言ったら、分かってるわよね?』
『かぐやちゃんとの婚約の件ずっと黙っててごめんねぇ~…PS避妊はしっかりね?』
・・・ふざけてるだろ!!これ。百歩譲って大叔母さん(「いとこおば」らしいです)のは分かるよ。だって前、夫さんがほかの女の人にデレてたらヤンデレ特有のオーラが出てたから何となく脅迫まがいなこと来るのは分かってたよ!うん・・・でもよ、母さん。あんたは有罪だ。
とりあえず、朝から電話を掛けるはめになる。一つだけ言う。普通さ、こう言うのってさ、朝のひと時だけで絶対に終わらないイベント展開なんじゃないの?
「とりあえず母さんにはLINE送っとくか・・・」
そんな、波乱だらけの朝はまだ続く。母さんから電話がかかってきた。
『あら?康平。どうしたの?お小遣いなら自分の仕事で間に合ってるわよね?』
「間に合ってるよ。それよりもいうことあるんじゃないか?」
逆にここまで来て小遣いの話されてる俺は一体なんで電話したんだ?そもそも俺は、働いてるから小遣いせびてねえだろ。
『えっ?何のこと?』
「かぐやのことだよ。」
『あぁ~・・・忘れてた、てへぺろっ!』
「絶対それ、母さんの年齢で言うやつじゃないだろ?」
『うん?今なんて言ったの?康平』
あっ、地雷踏んだ。俺は今から死刑台に立つことが確定した。
じゃあな。それでは空河先生の次回作にご期待ください・・・まぁご都合主義って力で生き返れるんですけどね。
そんな訳ないからね!?終わらないからね!!だからまだブラバしないでくれ!!・・・うん取り乱したわ。ごめん。
そうして、俺は午前中の半分を仕事に回して昼時になるまでイラストを描き続けた。
「あっ・・・そういえばかぐやが寝るための寝具とかいろいろ無いな。・・・買い物行かなくちゃ。・・・あっ、そだ。」
急に思いついたから俺は、急いでかぐやの所に行った。
「おい!!かぐや!・・・あっ。お、オワタ。」
「こうちゃん・・・覚悟はいいよね?(暗黒微笑)」
「ハイ・・・」
この後、俺の寿命は本当に10年くらい短くなった気がした。
そして、起き上がった後、俺はかぐやに説教を正座しながら受けていた。
「・・・まぁ、さっきの件を水に流すようなことじゃないと私はこうちゃんにまたあれするかもしれないよ?」
「あぁ、そうだった。今から買い物行くぞ。」
その後。かぐやからヒロインらしからぬ声が響いたのでカットされました。さて、次回!かいものいくっぜ!!
それでは、次回!多分三日後!そして、明日は百目鬼喫茶店出します!そっちもよろしくお願いします!!