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朝焼けに嫁ができ、夜の月に羨望する  作者: くうき
許嫁・・・降臨!
27/50

小話1 そう言えば書き忘れてたあの二人組

実際は、18~21話の間くらい。

 キャンプファイヤーであのメイン二人のプロポーズ回を書いた直後・・・作者は何となくと言ってもいいような肝試し回を書いた。そして、ネタがなくてひどい回が生まれた後・・・とあることに気が付いてしまった。

「・・・あっ、なんか、書き忘れてることが結構あるなぁ~。・・・よしっ!これもう閑話として時間稼ぎするか!」

と、作者が新章の更新をする時間をどうしても遅らせたいというかクオリティー上げたいがために彼、時間稼ぐってよ。そういうことで一話目はあの男の娘とほぼデレのツンデレ少女のキャンプファイヤーでの、お話~(短い。)


「ねぇ、真優。なんかさ・・・私たちって付き合ってるじゃん。」

「・・・えっ!?それは、そうだけど・・・いきなりどうかしたの?」

「私たちってなんで付き合い始めたんだっけ?」

「・・・そ、そう言えば。ぼ、僕も分からないんだけど。」

「「・・・・」」

そんな僕たちが・・・あっ、言い忘れてたけど今日は僕こと真優が進行らしいです。理由については聞かないで!そう考えるとさほんっとに康平は尊敬するよ・・・


 少し時は過ぎてキャンプファイヤーはクライマックスを迎えかけるのと同時に僕と美風は色んなことを話した。やっぱり、幼馴染だからこそって言う話題がたくさん出てきたときに

「やっぱり忘れられないのは中学三年生の時かも。私も真優も変わり始めた時期・・・」

「!!あっ・・・」

「ん?どうかした、何か思い出したことでもあったの?」

「い、いやね~・・・僕さ今、美風にすっごい謝りたくなったんだけど。・・・」

「えっ!?ど、ドユコト?」

「その、怒らないでくれるとありがたいんだけどさ・・・僕・・・」

「・・・・あっ。どうりで・・・記憶がないわけだ。」

まぁ、何でこんなことになったか僕が軽く・・・いや、康平!変わって!!


 ・・・はぁ~。この話だけな。ざっくり言うと真優と美風は付き合ってるけど告白があまりにもあっさりと言うかノリと言うかあまりの告白の軽さに真優は気が付いてそれを美風に伝えた。そして、今、若干ここの二人の空気は気まずくなった。

「「・・・」」

「あ、なんかごめん。」

「い、いや良いけど。何と言うか印象のない告白ってなんか嫌ね。」

「・・・まぁ、そうだね。」

「?どうかした?」

「少しだけね僕は君に言いたいことがあるんだ。」

「・・・別れ話?」

「い、いや違うからね!!その逆だよ。」

「えっ?」

「この一年で自信もついたし、変われたから。そろそろ言おうかなって。」

嘘ではない。僕はこの一年間ようやく決めることができた。

 あんな、昔の弱かったころの自分を変えてくれた彼女に僕は言いたくなったんだ。改めて。


 あんな、子供っぽい言い方じゃなくて。


 今の僕にできる最大限の伝え方を。


「僕は、この一年間でどれだけ成長したのかも美風の隣に入れるのかも分からなかった。それでも言いたいことがあったから、僕はここに居るのかもしれない。」

「・・・・うん。」

「君に会えたことが奇跡だ。だから僕は美風を好きになったんだと思う。」

「うん・・・うん!」

「好きです。この世界で誰が何を言おうと美風が好きです。」

「わ、私も・・・真優のこ、ことが・・・す、好きです!」

僕の、二回目の告白に答えてくれた。・・・その瞬間だけ風が少し強く吹いた。

「真優・・・」

「何?」

「・・・大好き。私はもう、一生離さない。」

そうして僕のことを抱きしめて、静かに彼女は僕の唇を奪った。

こうして、夜は少しずつ更けていった。




そして、読んだ後にネタバレ。これ実は没案の改稿なんで実際は投稿する気なかったんですけど・・・まぁ、テスト、夏休みの話を考えた時、少しこれ練んないとマジで事故りかねない爆発物が何個かできてしまったのでそれを直したりするための時間です。

なので小話は全部で4話あります。次回は、林間学校に行ってるメインとは別にかぐや、康平の弟と妹のイチャイチャ書きます。

それでは、次回に会いましょう~。

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