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朝焼けに嫁ができ、夜の月に羨望する  作者: くうき
許嫁・・・降臨!
12/50

バス酔いって体験したことなかったんだけど・・・なるとヤバいねって話

10話目!

「それじゃ!林間学校の始まりじゃぁぁあぁぁあぁぁぁあ!!」

こんな朝からいいのか?校長!近所迷惑じゃないのか!?

「「「校長うるさい!」」」

・・・それに対して徹底的に拳を浴びせる平教師たち。いや、どんな度胸してるんだよ。特に朝瀬先生。あんたは、何持ち込んでるの?信楽の狸を校長の脳天にぶち当ててるじゃん。・・・でもさ、こんな攻撃喰らってて校長ぴんぴんしてるんだけど…

校長ってサ○ヤ人じゃないよな?


「こうちゃんこうちゃん!」

「・・・なんだ?」

「いやさ、私たち一緒の席にいてさなんか感想の一つないの?」

「ごめん、今ちょっとそういう状況じゃないんだ。」

ヤバいな。酔った。ホントに・・・気持ち悪い!!お空のエフェクトが出てきそうだ・・・このままだと、次は天使のエフェクトが出てくるな。

バスに乗って約一時間。俺は・・・酔った。うん、酔った。

「え?ドユコト・・・・って、こうちゃん大丈夫!?顔真っ青だよ!」

「大丈夫だ問題ない。」

「いや、康平そんな装備で大丈夫か?」

「お前らネタに走り過ぎなんだよ・・・うぷっ・・・やばい。」

マジで、酔った。なんでだ?ホントに今気を失い…そ。・・・俺はこの後の記憶がない。

でも、語彙力・・・無いね。俺。


「大丈夫か?盟友…いや、康平。」

「いや、まだ癖治ってないのかよ・・・まぁ、一応大丈夫だよ。」

「いやいやこうちゃん。」

「なんだ?かぐや。」

「顔色が変色を繰り返してる人が大丈夫とは言わないよね。」

・・・それはね、俺の異能的なんかだから問題はないでしょ?冗談です。ガチでヤバイ。

「「「そうだそうだ!!」」」

いや、そこまで否定するか?確かに・・・ちょっと待て?俺今顔色どうなってるんだ?スマホのカメラで確認するか・・・

「・・・えっ?これどうなってるの?」

俺はスマホのカメラをインカメラにすると、そこには顔を虹色にコロコロと色を変える俺?の姿があった。もうこれあれやん。マッハ20で地球駆け回る某集A社の怪物かよ?

「だから言ったでしょ、こうちゃんさ、まずバスでどうなってたか記憶ある?」

「・・・そりゃもちろ・・・んってあれ?なんで無いんだ?」

「「「・・・」」」

「うん、何でそこの三人はだんまりしてるの?・・・後今回からメインキャラに初昇格した初白さん?」

「ちょっ!そこでボクに振るのは反則じゃないかな~・・・それと君は今近くにいる許嫁をどうにかしたほうがいいんじゃない?」

「へっ?・・・あっ・・・(察し)」

この後、俺の視界は真っ黒に染まった。まぁ、内臓からちょっと変な音したけど・・・まぁ、問題は無いな。・・・ごめん前言撤回で。・・・吐きそ。


 ・・・ここは、どこだ?

「お~やっと起きた。つ~かお前の生命力はあれか?ゴキブリか?」

「それは失礼だな樹。それで今何時?」

「・・・」

「樹?」

「お前はさ、今横を見た方がいいぞ。」

「どういうこと?」

「とりあえず見とけ。以上!まぁ、俺はあっちで飯の準備してるから早く来てくれ。」

「おぉう・・・分かった。」

そう言って樹が静かに部屋から出ていった。そうして、俺は静かに起き上がろうとする。しかし、何かによって力が加わり起き上がることができなかった。

そして、瞬きを一つ。目を擦って右方向に体向ける。そうすると・・・

「さてと、部屋から出る・・・うん?なんか腕ない?」

彼女がいた。

「すぅ~すぅ~・・・あっ、こうちゃん、おはよ~大丈夫~?」

「・・・かぐや、ちょっと話があるんだけどいいか?」

・・・この後めちゃくちゃ説教した後めちゃくちゃイチャつきながら班の所に戻ったんだけどさ、俺は何でバスの中の記憶がないんだ?


この後、かぐやとかいろんな人に聞いた結果滅茶苦茶土下座と謝罪を繰り返した。

・・・

・・

次回投稿は、多分明後日です。できなかったら、すんません。

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