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ハーレム部と萌え魔法  作者: 黒丸鴉
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猫耳と語る猫耳の種類



「同人誌を大量に持ってきたぞーい」

 と宣言し、僕の机に大量の薄い本を置く緋日流猫耳ひかる・ねこみみ)。


中学二年生の彼女はいつも好奇心旺盛な子猫のよう。オタク趣味も突き抜けており学校にコスプレで登校している猛者だ。今日は〈終末系ワールドローズ・オンライン〉に登場する〈序列一位・白衣の全能者〉のコスプレらしい、何とも中二っぽいキャラである。ちなみに男装。白衣のローブと所々の金属パーツがかっこいい。本格的だなぁ。


「てか、何で同人誌? コミケとかあったけ?」


「〈蒼空のアナキズム〉のオンリーには行ったけど関係ないよ」


「関係ないのか」


「関係にゃいよ」


「ならなぜこんなに大量の同人誌を持ってきた」


「昔のが掘り出されたんだけど趣味が変わっちゃって」

 ネコミは現在、中学二年生だがそんな昔から同人誌集めていたのか。


「やっぱり時代は、触手攻めより、触手受けだよねぇ」


「そんな時代は永遠に来ない」

 変な想像しちゃったじゃないか。美少女にいじられて興奮する触手さん(17)。


「いやまー、エロ本はないんだけどね。年齢的に買えないから」


「そりゃそうだ、僕でも買えないぞ」

 割と老けていると言われているから買えるかもしれないが。


「やっぱ、アメリカンシュートヘアやペルシャより、時代はノルウェージャンフォレストキャットとスコテッシュフォールドだと思うんだよ」


「まて、何の話だ」

 呪文か? アブラカタブラより、「原初の炎に、田中の存在を持って理に命ずる」みたいな方がいいってか?


「獣耳獣人の猫耳の種類だにゃー」

 そんなこだわりは俺にはなかった。


「りすにゃんはどんな猫耳がすき?」


「えーと? 触手?」


「・・・・・・特殊な趣味だね?」



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