表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
元魔女は村人の少女に転生する  作者: チョコカレー
3部:王都魔法学園
20/49

20話:定期試験



魔法学園も学園の為試験と言う物は必ず存在する。中でも魔法の熟練度を見極める為に作られたその試験内容は中々厳しく、時にはそのあまりの過酷さに学園を去る生徒も居る程であった。そんな恐ろしい試験が月に一度行われる。そして今月もまた、試験の日がやって来た。


試験を行う会場でシャティア含める一年の生徒は全員そこに集められていた。城一個が丸々入る程の広さのあるその会場は果てしなく天井が高く、壁や床も非常に丁寧に整備されていた。あまりにも広過ぎて遠近感が狂いそうになるのを感じながらリィカは軽い立ちくらみを覚え、いつに増してクラスの端に移動した。


「今日は試験か……一体どんな事をするんだろうな?」

「あ、シャティアちゃん」


消極的なリィカを案じてシャティアが近寄り、そんな話を振った。リィカは少し驚いたように肩を振るわせたが、すぐに力無く笑い、シャティアの側に寄った。


それから数分後、会場に先生がやって来た。顎髭を生やして力強そうな顔つきをした眉の太い男教師。レイギス先生であった。

年齢はロレイドよりも少し上か、貫禄のある雰囲気を出しており、いつも瞳を鋭くさせている事から鷲のような印象を受ける。彼の授業は実戦を重視する傾向があり、その過激過ぎる態度から生徒達からは若干恐れられていた。だがシャティアは面白いと感じており、レイギス先生の事を好いていた。当然リィカは怖がる方の生徒。レイギス先生の姿を見るなりシャティアの後ろに隠れてしまった。


「諸君、今回の試験内容はサバイバルだ。今から諸君等に一人一個ずつブレスレットを配る。それを一個以上付けた状態でゴールに着けば試験合格だ」


レイギス先生は咳払いをすると生徒達の目線を集め、試験内容を説明した。そしてパチリと指を鳴らすと生徒達の目の前にブレスレットが現れ、それを腕に付けるように指示した。

言われた通りシャティアもリィカもブレスレットを付ける。金の装飾が施されたなんて事の無い普通のブレスレット。大した重さも無く、何かしら魔法が掛けられている様子も無かった。生徒達はそれを不思議そうにジロジロと眺めていた。


「ブレスレットは何個でも付ける事が出来る。多く付けていた方が評価が高いと言っておこう……もちろん普通にゴールしても良し。ちなみに規制は無い。何をしても良いぞ」


レイギス先生の説明を聞いてシャティアは目を細めた。

まるでその言い方はブレスレットを奪い合え、とでも言いたげに挑発的な言葉だった。実際何人かの生徒が察したような顔をして笑みを浮かべている。恐らくこの試験の本質の気がついたのであろう。シャティアも理解したが、だからと言って笑えるような余裕は無かった。おもむろに視線を横にズラし、リィカの顔を見つめる。


「え……それってつまり」


要はサバイバルデスマッチ。生徒全員が敵同士と言う異常な状況でゴールを目指しながら自身のブレスレットを守らなければならないのだ。リィカからすればブレスレットを奪う事よりも自身の身を守る方が困難だと言うべきだろう。不安そうに表情を曇らせ、彼女も同じ様にシャティアの方を見つめた。


「レイギス先生殿」

「む、何だ?何か質問か?シャティア」


ふと気になったのでシャティアは手を上げて質問した。すぐにでも試験を始めようとしていたレイギスは不機嫌そうな顔をするが、挙手をしたシャティアを見てすぐに真面目な顔をして聞き返した。


「もしもブレスレットを付けずにゴールした生徒が居たら、その者は退学になるのか?」


シャティアは何気ない表情でそう質問した。彼女からすれば何気ない質問。そこに大した意図は無かった。だがそれを聞いて一瞬辺りは静けさに包み込まれる。レイギスは少し間を空けると小さく咳払いをしてから返事をした。


「いや、そのような事は無い。ただ追試験が行われるだけだ」


レイギスの返答を聞いてシャティアは満足したように頷くと手を降ろした。

処分が無いというだけで生徒達は安心したように表情を緩めたが、それでも追試試験があると聞いて不安そうな顔をした。レイギスの行う追試試験はそれもまた厳しく、退学の方がマシと泣き叫ぶ者も居る。いずれにせよこの試験でブレスレットが一個も無いという状況は絶対にあってはならないと生徒達は自身に言い聞かせた。


「まもなく試験を開始する! ゴールは北西の方角にある。ゲートがあるからそれを潜ればゴールだ。では、始めぇえッ!!」


最後にレイギス先生はそう説明をすると試験用の笛を吹いて腕を振るった。その瞬間、会場の床が光り出し、一瞬で辺りに密林が広がった。数歩先が見えないくらい草木が生い茂り、蔓や岩が進行方向を邪魔する。

幻覚魔法なのか、それとも予め用意されていた場所に移動させられたのか、いずれにせよこの会場に突如出現した密林によって生徒達はバラバラの地点からスタートさせられる事になった。当然リィカもシャティアと離れ、全く見知らぬ場所からのスタートとなってしまう。


「え、ええッ!? そんな……一人でゴールなんて無理だよ……」


リィカはすぐに岩の陰に隠れ、辺りを警戒しながら弱音を吐いた。

いくらシャティアから魔法を教わったと言えどリィカの性格は以前変わらず弱気なまま。例え攻撃魔法を幾つ覚えようと意志は変わらずだった。このまま誰かと戦った所ですぐに戦意喪失し、その場に崩れ落ちるのは明確。故にリィカはただ隠れてゴールを目指すしか無かった。


「シャティアちゃん、何処?……うう、シャティアちゃんさえ居てくれれば……」


せめてシャティアが居てくれれば、そう願いながらリィカは強く両手を握った。

レイギスは確かに生徒達にわざとブレスレッド奪い合わせるような言い方をした。だが規制が無いという事は別に戦わなくても良いという事であり、つまり協力関係を結ぶ事も出来るという事だ。だが友達がシャティアしか居ないリィカが別の誰かと協力出来る訳が無い。少なくともシャティアと合流出来るまで単独で行動しなければならないのだ。


「リィカ見〜〜っけ!」

「……ひっ!?」


しばらく歩き続けているとリィカは女子生徒と遭遇してしまった。しかもよく虐める子。その女子生徒はリィカの事を見つけるなり邪悪な笑みを浮かべてリィカに近づいた。

リィカは腰が抜けてしまい、足をもたつかせてすぐに逃げる事が出来なかった。這うように後ろに下がり、岩場まで追いつめられる。


「フフフ、やっぱりあんたは逃げるしか無いわよね。あんたは落ちこぼれなんだから、精々追試試験でしごかれてなさい」


追いつめたリィカを見て勝利を確信したように女子生徒はそう言う。気絶でもさせるつもりなのか、手の平に魔力を込めてリィカに向けている。

リィカは目に涙を浮かべた。こんな簡単に終わってしまうのだろうか?この数週間はシャティアに色々な魔法を教わったのに、それらを活かせずに終わり、自分は追試試験をする羽目になってしまうのだろうか?リィカは自分の無力さを呪う。そして半ば焼けになって自分の拳を強く握り締めると、それを振るって女子生徒に魔力波を浴びせた。


「……ええい!!」

「ッ……!!?」


突風と共に女子生徒の顔の横に魔力波が通り過ぎた。放つ際に目を閉じてしまった為、命中しなかったがもしも当たれば気絶は確実な程の威力であった。ビリビリと痺れるような感覚を味わい、女子生徒は信じられない物でも見るかのように目を見開く。そして我に返ると表情を歪ませてリィカに蹴りを浴びせた。


「あ、あんた! 調子に乗ってんじゃないわよ! いっちょまえに魔力波なんか出しちゃって。当たってたら私怪我してたじゃない!!」

「うッ……く!」


自分も攻撃しようとしていた事は棚に上げ、女子生徒はそう叫ぶとリィカに何度も蹴りを入れた。リィカは縮こまり、必死にその蹴りを耐える。やがて女子生徒が疲れたように足を戻すと、乱れた髪を掻き上げてリィカの事を見下した。


「ただじゃ置かないんだから……徹底的に痛めつけてあげる!」


女子生徒はそう言うと腕を振り上げてそこに魔力を込めた。バチバチと火花を立ててそこに強力な魔力の球が形成されて行く。魔力波とは違い、威力よりも命中力を重視した基礎魔法。女子生徒は徹底的にリィカの事を虐めるつもりなのだ。


「うぁ……あぁぁあああ!!」


リィカは恐怖に駆られ、勢い良く立ち上がると女子生徒の脚を退かしてその場から逃げ出した。幸いにも女子生徒はその勢いで転んでしまい、追いかけて来る様子は無い。そのままリィカは土だらけに成りながら密林の中へと姿を消した。その顔は目に涙を浮かべ、鼻水を垂らして酷くだらし無い表情だった。





「わざとなのかは知らんが、大分太めにブレスレッドは作られてるな……最高でも八個しか付けられなさそうだが……はてさて」


少し開けた場所で樹木の上に座りながらシャティアは現状確認をしていた。ブレスレットを一旦外して詳しく調べ、少なくとも自分の腕には八個くらしか付けられないと予測していた。

脱落者を少なくする為なのか、それともゲーム性を持たせるつもりなのか、何にせよ一応は救済処置みたいな物が取られているのかも知れない。シャティアは存外人間が作ったゲームも面白い物だと感想を抱いた。


「うぅ……」

「ぐ……ぅ……頭が……」

「幻覚魔法で少し夢を見てもらっているだけだ。心配しなくとも数分すれば目が覚めるさ」


まぁその頃には試験も終わっているだろうが、と言ってシャティアは視線を地面の方へと移した。そこには何人かの生徒達が倒れており、悪夢に魘されるようにうめき声を上げていた。

実は彼らは複数人で協力して編入生のシャティアを倒そうと企んでいた生徒達で、木の上で策を考えていた彼女に不意打ちを喰らわそうとしていた。だが簡単にシャティアに気付かれてしまい、返り討ちを喰らってこの様という事であった。

シャティアは木の上から飛び降り、地面に着地すると自分の腕に付けた四個のブレスレッドの具合を確かめながら腕を回した。


「さて、別にこれくらいあればゴールしても問題無いと思うが……どうしようかね」


問いかける訳でも無くそう呟いてシャティアは腕を組み首を傾げた。うめき声を上げている彼らを通り抜け、北西にあるゴールに向かうか、まだもう少しブレスレットを集めるかどちらにするか考えた。すると横の草むらが揺れ動き、そこから一人の男子生徒が現れた。

紺色のボサボサの髪に目つきが悪く、飛び出ている八重歯が牙にように鋭くなっている獅子のような少年。シャティアは彼の事をよく知っていた。


「レオか……」

「げっ……シャティア」


シャティアはその少年の名を呼ぶと面白い玩具でも見つけたかの要に笑みを作った。対照的にレオの方がシャティアの姿を見るなり転がっている男子生徒達に視線を向け、すぐに状況を理解して後悔したように表情を暗くした。

レオはシャティアが街を見て回ろうとしていた時にリィカの事を虐めていたあの男の子であった。同じ生徒だから顔を合わせる事もあるだろうと思っていたが、同じ一組だった為に常に顔を合わせる事となってしまい、シャティアは面白がったがレオは彼女に苦手意識を持つようになった。


「お前……もうブレスレットそんなに集めたのかよ」

「ああ、向こうから献上しに来てくれたんでな。有り難く頂いた」


レオが感心を通り越して呆れたようにそう言うと、シャティアは自慢するように腕を上げてブレスレットを見せ付けた。キラキラと輝く金色のブレスレッドはレオに眩しく映る。そして反射的に自身の腕にくっ付いているブレスレットを抑えた。


「そう警戒するな。別にそんなたくさんブレスレットは要らん。これだけあれば十分さ」


レオの不安そうな顔を見て察したようにシャティアはそう言った。その喋り方は人を安心な気持ちにさせる優しい喋り方だったが、レオにはどうしても恐怖の対象にしか映らなかった。レオ自身も何処かで感じ取っているのだ。シャティアが次元の違う存在だという事を。

シャティアはカチャンと音を立ててブレスレットの付いた腕を降ろすと、レオから視線を外して北西の方角へと向かおうとした。それに気付いてレオは咄嗟に声を掛ける。


「おい! ゴールに向かうつもりなのか?」

「……む?ああ、そのつもりだが」


レオの質問に何故そんな疑問を、とでも言いたげに首を傾げながらシャティアは答えた。背は向けたまま、視線だけレオに向けてシャティアは何の警戒心も持たずに隙だからの体勢を見せる。レオ自身もそこに付け込む気は無かったが、それが何だか舐められているようで腹が立った。だが敵わない事は分かっている為、あくまで平静な素振りを見せつつ話を続ける。


「リィカはどうするんだよ?あいつ一人じゃ絶対ゴール出来ないし、今頃ブレスレット奪われてるぞ」


自分のブレスレットは抑えたままレオはそう言った。その言葉を聞いてシャティアは顔色を変える事無く、むしろ何故そんな事を言うのだろうかと疑問そうな顔をした。

確かにレオの言う通りリィカが一人でゴールする事は難しいだろう。そもそも試験内容がサバイバルデスマッチである以上、ブレスレットの争奪戦は必然。誰かと協力関係を結ぶという事も出来るが、虐められてるリィカではそれすら難しいだろう。故にレオはてっきりシャティアがリィカを助けに行くと思っていたのだ。

シャティアは以前で表情を変えずまま、指を口元に当て、何かを考えるような仕草を取った。


「……そうだな。まぁそれならば仕方ない。幸いにも退学は無いらしいし、リィカには追試を頑張ってもらうとしよう」

「お前……それでも友達かよ! あいつ絶対試験合格出来ないぞ! 助けてやれよ!」


シャティアの冷たい態度を見てレオはそう反論した。ブレスレットから手を放し、訴えかけるように腕を振るいながらそう叫んだ。それは最もな意見でもあったが、シャティアは笑みを浮かべたまま、レオのその言葉も想定内だったかのような態度で口を開く。


「困ったらすぐに助けてくれるのが友達か?大変な事は全て任せてしまえば良いのが友達か?それじゃぁリィカは成長せんよ……」


レオの言葉を真正面から否定し、シャティアは振り返ると彼の事を見つめた。レオはビクリと肩を振るわせ、近寄ろうとしていた歩みを止める。彼は固まったように動かなくなり、二人はしばらく見つめ合った。


「時には厳しくするのも大切だ。リィカが私頼りにならないよう、此処で頑張ってもらわないとな。まぁ駄目だったら……それまでと言う事だ」


シャティアは厳しい口調でそう言う。子供らしく無く、まるで教師のような言い方にレオは軽く疑問を抱いた。

今回の試験ではシャティアは最初はリィカを助けようと思っていたが、離ればなれのスタートになってからその考えは変更した。リィカは始まる前からシャティアの事を見つめ、まるで自分と一緒に行動して欲しいとでも言いたげに見つめていた。あれでは駄目なのだ。他人に頼るような性格のままでは。だからシャティアは今回は単独行動でゴールを目指そうと考えていた。


「無理だって……あいつはろくに魔法も使えないんだぞ……」

「そうでも無いさ……それに、何故お前がそこまでリィカの事を心配する?何だったらお前が助けてやったらどうだ?」

「は、はあッ?!」


俯きながら手を振るわせてそう言うレオにシャティアはそう助言した。突然レオは顔を起こし、八重歯を見せながら口を大きく開けて驚いた動作を取った。先程よりもうろたえたような反応が見え、明らかに動揺しているのが見て取れた。


「今回の試験は協力してはならないとは言っていない。だったら誰でも良いんだ。お前がリィカを助けてやれば良い」

「な、何で俺がそんな事をッ! 俺はあんな奴……」

「まぁ無理にとは言わんさ。我だってリィカを助けるつもりは無いんだから。ああ、可哀想なリィカ……誰からも見捨てられて……」


先程までリィカを助ける事は余計な事だと言っていたのにも関わらず、急にシャティアは態度を変えてリィカを心配する仕草を取った。手を組みながらウロウロとその場を周り、娘を心配する母親なような姿を見せる。レオはそのあんまりな対応振りにワナワナと肩を振るわせた。

それは明らかに挑発している態度だった。自分は関与しないが、レオが何かする事には口出ししない。その自分勝手な態度にレオは腹立たしさを感じた。だが怒りに身を任せない。任せた所でコテンパンにされる事は明白であったから。


「わ、分かったよ……くそっ、やってやる!! 俺がリィカを助けてやるよ! それでお前に証明してやる。リィカは誰かが助けてやらないとどうしようもならない奴だって事を!!」


地団駄を踏んでレオは自棄糞にそう言った。最早自分でも何を言っているのかよく分からなかったが、シャティアを見返す為にはそうでもしないと駄目なんだと勝手に思い込んでいた。レオの答えを聞いてシャティアは吹き出し、クスクスとお腹を抱えて笑い出した。


「クク……そうかい。なら精々頑張る事だな。リィカは南東の方角に居るぞ」

「場所分かってるのかよ! くっそ……お前はホント良い性格してるよな!!」


シャティアはレオの宣言を聞いて満足そうに頷き、特別にリィカの居場所を教えた。それを聞くとレオは恨めしそうにシャティアの事を睨み、ちくしょうと叫びながら南東の方角へと走って行った。

レオの姿が密林に隠れて見えなくなると、シャティアはやれやれと首を振りながらため息を吐いた。


「子供とは実に面白い性格をしてるものだな……好きなくせに嫌ってる態度を取ってしまう……クク、人間とは難儀な心を持っている」


レオ自身が気付いているかは分からないが、シャティアは何となく彼の心境を気付いていた。子供特有というやつなのであろう、魔女である自分にはよく分からないが、中々面白いものだとシャティアは感想を抱いた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ