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本好きの下剋上 設定等まとめ  作者: 香月美夜
17/26

ふぁんぶっく3 はみ出たQ&Aコピーシテペッタン

ふぁんぶっく3を書く時に、はみ出たQ&Aをコピーシテペッタンしました。

実は、あと半分くらいありますが、それは校正が完全に終わってからにします。


(9/16更新)

Q.カラーイラストのユーディットの指輪は青、ブリュンヒルデの指輪は黄色に見えるのですが、それぞれ誕生季は夏、秋であってますか?

A.合っています。椎名さんには「指輪の色一覧」を渡しているので、それに合わせて描いてくださっています。


Q.貴族院に行く時のマントとブローチの事ですが、領主が準備して渡していますが、それぞれ色が違っていますよね。個人の生まれ月などにあわせて作っているのでしょうか?

A.イラスト映えを考えた椎名さんのセンスに合わせて変わります。私から特に指定はしていません。


Q.マントは片側に寄せられる場合、右が多いようですが騎士は左の場合もあるようです。あとダンケルフェルガーは今のところ全員が左に寄せています。着付けの作法的な何か決まりごとがあるのでしょうか。

A.作法はありません。イラストレーターである椎名さんのセンスによります。


Q.エーレンフェストの川は、たしかイルクナーが上流との話が以前の回答で出ていたかと思いますが、この川はクラッセンブルグの海へ流れているのでしょうか?

A.そうです。


Q.魔力不足の地において魔力爆発が懸念される火山は異質な気がしますが、神様管轄なんでしょうか?

A.周囲の魔力が流れ込みやすい土地というか、パワースポットのように、そこだけ強い感じです。


Q.貴族院寮の会議室の扉は木製でしょうか。

A.そうです。


Q.貴族院に行く時期に目覚めるのが間に合ったとはいえ二年も教育ができなかったのだから目覚めた時期を遅く報告して一年ほど教育を詰め込んでもいいと思うのですが、それをしなかった理由を知りたいです。

A.書籍版には加筆しましたが、貴族の場合、貴族院の卒業=成人なので、成人年齢が一人だけ変化することが一番大きな理由です。同じ年の子供より一年見習い期間が延びます。女性の場合は二十歳で行き遅れと言われるので、一年卒業が遅れるとそれだけ適齢期が短くなり、結婚に大きく差し支えるなど、貴族社会では色眼鏡で見られる期間が非常に長くなるからです。


Q.フェルディナンドがマインに聖典を読み聞かせた時、なぜ膝抱っこしたのでしょうか?

(*微笑ましい行動に対して微笑ましい理由がまったく想像できなかったのでちょっと気になりました)

A.書籍版には加筆していますが、聖典を汚そうとしたらすぐに止められるように、です。


Q.月の物の設定はどうされているのでしょうか? 貴族院でも神殿でも話がなかった気がします。もし、魔術具や、薬を利用しているならば、貴族院で女子生徒だけの製作実習があるのかな?もしそうだった場合、講義時間に男子生徒は何をしているのでしょうか?

A.全くストーリーに関係がないので、月の物について本編で丁寧に書くつもりはありません。月の物に関しては母親から教えられることです。貴族院での講義はありません。ただ、婚姻に付随して行われることについて、女子生徒だけ、男子生徒だけで受ける講義はあります。


Q.コミカライズにてカルステッド宅の側使え達はおそろいのお仕着せと帽子(?)を着用していますが、ローゼマインの側使え達も成人した後はおそろいのお仕着せと帽子を使用するようになるのでしょうか?

A.お仕着せは制服のような物なので、使用するようになります。見習いに帽子はありませんが、城では見習いもお仕着せを着用しています。


Q.第二夫人が繰り上がった場合、元第一夫人の子の扱いはどうなりますか? 跡取りかそうでないかで違いますか?

A.跡取りかどうか、元々の第一夫人と第二夫人の関係性、夫や親族の介入度合いなどによって色々です。


Q.前回虫について質問したのですが、もっとはっきり聞くべきでした。ユルゲンシュミットにゴキブリっているのでしょうか?

A.茶色でそれっぽいのはいます。


Q.第四部ⅡのエグランティーヌのSSより。ユルゲンシュミットにも鬼という概念があるのですか?鬼ごっこという遊びを貴族もするのでしょうか(本好きの世界観ではこれらは少し異質に感じましたので…)

A.別に鬼という概念はありません。造語の使用が難しかっただけです。エグランティーヌ視点で突然造語を出しても全く意味が通じないし、ローゼマイン視点の本編と違ってエグランティーヌが説明するのはおかしいですし、短編には丁寧に説明するために割ける文字数がありません。そのまま使いました。


Q.女神の水浴を覗き見した伝承は正確な描写なのでしょうか。

※質問の背景

女神の水浴場でフリュートレーネの夜に男性が覗き見る事ができた点をしてローゼマインは女神の結界が今一つ不十分であるように表現していたと記憶していますが、神様がそんな程度のミスをするとも思えず、放置するわけはなく、これは覗き見を問題としている伝承が間違っていて、実際は干渉されない事が重要な事件があったと考えるべきなんでしょうか。


A.女神の水浴場と呼ばれているパワースポット的な場所で、そういう伝承があるというだけの話です。実際に女神がエーレンフェストに降りることはないので、正確も何もありません。


Q.ユルゲンシュミットの紋章の本には何が書かれているのでしょうか?

A.女神の英知です。


Q.中央が円状になっており、その回りが何も無いのですが、中央は湖に囲まれたモン=サン=ミッシェルのような立地なのでしょうか?

A.いいえ。円の部分が貴族院で、その周囲も中央です。貴族院の部分は結構高いのですが、モン=サン=ミッシェルとはまた違います。


Q.領地での人種的な差はあるのでしょうか。ダンケルフェルガーは色黒だとか……。

A.ユルゲンシュミットの中では特にありません。夏の間だけ日焼けしているような個人差はあります。


Q.貴族院には、転移門以外で出入りすることはできるのでしょうか。騎獣で飛んできたり、あるいは、馬車で地面を移動したりなどできますか?

A.できません。転移陣のみです。


Q.貴族院の組織について貴族院の成績判定は、どのようになっているのでしょうか。

教授会みたいのがあるのか、あるいは個々の教師の採点の単純合計なのか、など。

A.基本的には個々の教師の採点の単純合計です。ただ、フラウレルムとローゼマインの関係のように、教師に何らかの思惑を感じた時は寮監を通じて訴えると、複数の教師による再採点が行われます。


Q.貴族院の組織について大学院に相当する組織や制度はあるのでしょうか。

A.特にないです。中央貴族となって貴族院に残るのが、一番近い進路でしょうか。


Q.「奉納舞」を読むと同じ振付で試験を受けているようですが、奉納舞は男神と女神とか、神々の役どころによって振付けに違いは無いのでしょうか?

A.男女差はありますが、役どころによる違いはありません。


Q.魔力圧縮で魔力が増えますが、ローゼマイン様の取得学年が上がっていたら、「神の意思」の取得場所はどうなりましたか?魔力が増えても品質や色、大きさ、重さ等、石以外は変化が無い?

A.ローゼマインの取得学年が上がっていたら石の大きさに変化はありますが、これ以上奥に行けないので、採集場所は変わりません。大きさは変わります。


Q.カルステッドは騎士団の統括とともに領主の筆頭護衛も行なっているので大変多忙なように思いますが、書類仕事などは副団長とかがしているのでしょうか?

A.副団長ではなく、もう少し若手の騎士がしています。ヴィルフリートの護衛騎士を断り、閑職に退けられたエックハルトは書類仕事や新人の教育係に精を出していました。


Q.ローゼマインの正式名称で「リンクベルク」がカルステッドの家名だと思うのですが、「トータ」とか「アドティ」の意味はなんですか?

A.「トータ」が娘で、「アドティ」が養子です。



(追加分)


Q.ハルデンツェルより北側に位置するクラッセンブルクやエーレンフェストと真逆に位置するドレヴァンヒェル、最南のダンケルフェルガーの気候や気候故の特色はどのようなモノがあるのでしょうか?

A.最北のクラッセンブルクは、ハルデンツェルより寒く、特に国境門の辺りは一年の半分ほどが雪と氷に覆われています。そのため、地下街が発達していて、様々な石の産地になっています。土の属性が強い土地です。

最南に位置するダンケルフェルガーは、暑い土地です。特に国境門の辺りは火の属性が強いせいか、植物の成長が目を見張るほど早く、平民はお腹が空いたら森へ採集に行けば食べていけるレベルです。ただ、魔獣の成長も早いので平民もある程度強くないと生きていけません。

ドレヴァンヒェルはエーレンフェストよりやや温暖くらいですね。魔木の種類が最も豊富な領地だと言われています。


Q.魔力不足かつ金銭的理由で青色にも貴族にもなれない割合はどの位いて何をしているのでしょうか。

A.表に出てこないので、割合はわかりません。その家の下働きの側仕えとして生きていくか、下働きが足りていれば売られるか……。


Q.貴族院学生の側仕えですが、純粋な貴族だけでなく、貴族になれなかった貴族の下働きや元灰色神官などの場合もあるのでしょうか。

A.もちろんあります。ただし、貴族院の生活では魔術具を使うことが多いので、元灰色神官は少なく、貴族になれなかった親族が多いです。


Q.ローゼマインはレシピを秘匿しつつ、フーゴやエラに領主の城や騎士団長の家、学院の寮などで料理を作らせていますが、フーゴやエラは料理中どうやって隠しているのでしょうか?完全密室状態で彼らだけで人数分の料理を作るのは大変なような気がしますが

A.まだ売ってないレシピを秘匿させているだけです。城や貴族院の寮ではジルヴェスターやカルステッドに売ったレシピだけを作らせているので、隠しながら作るということはありません。


Q.貴族街や城などの下働きの人達は、下町からではどのような経緯で就職するのでしょうか。灰色→買取り。料理人→引き抜き?そもそも貴族料理を作る人はどこで見習いに?

A.下働きは神殿から灰色が買い取られることもありますし、結婚している下働きもいるので、子供がそのまま城で働くこともあります。料理人は下町で見習いになります。第二部Ⅱの短編でベンノが料理人を探していたように、城の料理人が出入りする食品関係の商人(オトマール商会)を通じて飲食店協会に優秀な者を斡旋してくれるように頼みます。


Q.前々々アウブ・エーレンフェストはガブリエーレの輿入れを、ギーベ夫人に落とす事で力を抑え、更にライゼガングの協力でしっかり力を封じるつもりであったが、ライゼガングがアウブに非協力的となった為に十分に封じる事が出来ず、ヴェローニカが権力を持つ足場を与えてしまった様に見えるのですが、この見方は正しいでしょうか。

A.正しくありません。ライゼガングは協力的でした。ヴェローニカが権力を持ったのは、アーレンスバッハの横槍が入ったからです。


Q.下級貴族の自宅の使用人の平民の雇用はありますか?

A.あります。


Q.契約魔術は金色の炎になって契約書が消えたあと、契約書はどこに行くのでしょうか?例えばエーレンフェスト内の契約魔術ならば領主のところへ行ったりして処理されるのでしょうか?それとも女神様の管轄でしょうか?

A.神様の管轄です。事前に控えを取っておかなければ、領主のところにも行きません。


Q.カルステッドがジルヴェスターが生まれるまで領主候補生だったと書いてありましたが、二人は十一歳差ですよね?ということはカルステッドは領主候補生として洗礼式を受けて、貴族院では領主候補生コースを受講したということですか?

A.領主候補生として洗礼式を受けました。三年生で専門コースに分かれますが、その直前にカルステッドは領主候補生から上級騎士になりました。ですから、領主候補生コースは受講していません。


Q.カルステッド視点以外ではローゼマリーがいじめによる心労で病没するようなイメージがないのですが、第二夫人による謀殺など真の死因があるのでしょうか。

A.病没には違いありません。いじめによる心労が原因というわけでもありませんが……。


Q.フェルディナンドは科学技術には興味ないのですか?マインが基本的なことしか知らなくてもそこから利用価値が高いのを考えつけると思いますし。

A.興味はあっても、それについて詳しく話をする時間と場所がありませんね。ヴィルフリートと婚約した以上、ローゼマインと二人きりで隠し部屋に籠もって話し合うことはできませんから。


Q.貴族の平民に対する特権差別意識に関して、アンゲリカは全く、ちっとも、これっぽっちも無いのでしょうか? 差別意識どころか区別すらせず、同じ生物として捉えてるだけのように見えるのですが……。

A.全くではありません。神殿へ出入りすることで違いを感じています。ですが、それまで平民と接することさえなく、常にアンゲリカ自身が「できない子」扱いだったので、主であるローゼマインに平民とも仲良くしてほしいと言われれば、それを実行しようとしています。詳しくは『貴族院外伝 一年生』をどうぞ。


Q.ローゼマインに効果の高い魔力圧縮があると知ったフェルディナンドは エーレンフェストの子供達の為にも、皆に教えるよう強く頼みましたが、なぜヴェローニカが排除された後に、自分の味方にだけでも自分の圧縮方法を教えなかったのでしょうか? ロ-ゼマインの第二段階と同等の効果を持っていましたよね。

A.まず、基本的に秘密主義だし、魔力圧縮の方法を他人に教えるものだと思っていなかったので、危険だとヒルシュールに何度も叱られた自分の圧縮方法を広げるという発想がありませんでした。下級貴族であるダームエルにも効果のある方法ならば、誰にでもできるのでは? と考えたからです。


Q.ローゼマインとヴィルフリートの婚約で起こる今後の騒動を、養父母や神官長たちはどれくらい予想しているのでしょうか。このまますんなり結婚までいくと思っているのでしょうか。

A.もちろん多少の山谷があっても、このまま結婚すると考えて婚約させていますよ。未来のことなんて誰にもわかりません。その時その時に最善だと思った選択をしています。


Q.フィリーネは美少女扱いされていませんが、イラストでは周りに引けを取らない容姿だと思うのですが、これは男には気付きにくい違いがあるのでしょうか。

A.小動物的な可愛さはあるけれど、別に美少女設定ではありませんから。想定以上に可愛くキャラデザされて良かったね。としか言えません。


Q.クリスティーネは自分の成人までにロジーナが他の青色神官に召し上げられてしまうという事態は想像しなかったのでしょうか。また、ロジーナ以外の側仕えを迎えに来るつもりはなかったのでしょうか。もしかしてその他の側仕えを迎えに来てその過程でイェニーの最期を知ったりしたのでしょうか。

A.専属楽師として引き取れれば良いなというくらいです。他の青色神官に召し上げられていれば諦めました。奪い返すほどの情熱はありません。クリスティーネが専属楽師にしても良いと思った腕の持ち主がロジーナで、他の側仕え達はクリスティーネの基準では足りませんでした。


Q.エルヴィーラが書かせた絵はクリスティーネが書いたのでは?

A.違います。派閥の違う者に流行の一端を担わせるようなことはしません。


Q.ヴィルフリートが最初に神事に参加した時マインの儀式服を着たようですが、イラストを見るに青色神官の儀式服とデザインが違う様です。これはヴィル兄が「女装」した事になるのでしょうか?成人と見習いでは違うという事でしょうか?

A.主人公なのでイラストが特別仕様なだけです。実際にはデザインとしての男女差は特にありません。ただ、マインの青色巫女見習いの衣装は女性らしい花の意匠が刺繍されているので、「女物を着ている」ことは一目でわかります。


Q.神殿長等の青色神官は側近や孤児院のために多めに食事を作っているようですが、どの位多めに食事準備をしているのでしょうか?

A.大体自分の部屋の人数にプラス五人分くらいですね。毎食なので結構な量です。


Q.隠し部屋の窓はどこに通じているのでしょうか。また、夜は暗いのでしょうか

A.魔術で作られた部屋なので、どこにも通じていません。夜も明るいです。


Q.闇の神と光の女神、そしてその眷属神は、どの季節の神に当たるのでしょうか?

A.季節には関係なく、別枠です。


Q.レッサー君にたくさん人を乗せる時の座席は、某ネコバスの様な窓際にベンチシート型なのでしょうか?それとも観光バスみたいに前向きで座れる個別の座席なのでしょうか?

また、荷物は固定できたりしますか?

A.乗せたい人数や荷物によって変えます。基本は観光バスっぽい座席ですが、井戸のポンプを城へ運んだ時は真ん中にポンプが置けるようにベンチシート型でした。荷物の固定はできません。


Q.ハルトムートをはじめ、非常に優秀だけれど残念なキャラが立っていると思うのですが、先生のご経験上で強烈な方がおられたのでしょうか。

A.えーと、まぁ、変……いえ、非常に個性的な人は結構いましたね。



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― 新着の感想 ―
主はどう読むのですか?ぬしですか?あるじですか?
2025/05/24 09:22 コルネリウス
[一言] 何というか・・・本当にお疲れ様としか言いようがない。 作者は大変だな。
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