表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

その他・雑学など(その1)

私のエッセイ~第十二弾:ビバ!川口浩探検隊!!

 こんばんは!いかがお過ごしでしょうか・・・?


 今宵は、昭和世代には「なつかしく」・・・そして、平成以降の世代の方には「新しい」、そんな刺激的かつ魅力的な番組を紹介します。


 もちろん、もう今は放映されていませんよ・・・?


 遠い遠い、昭和の古き良き時代に放送された「血湧ちわ肉踊にくおどる」・・・そんな番組です。


  それは、TV朝日系列で放映されていた・・・『水曜スペシャル 川口浩探検隊シリーズ』!!


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 この番組はですね・・・


 俳優の川口浩さんが隊長を務めた、テレビ朝日系列の「水曜スペシャル」の名物シリーズです。


 1978(昭和53)年から1985(昭和60)年まで、7年間の長きに渡り、全部で45本のタイトルがお茶の間に流れました。


 まだ知られざる未開の秘境に、UMA(未確認生物)、謎の少数民族などをひたすら求め、ときには荒れ狂う激流の川に飲み込まれ、ときにはヘビがうようよ巣食うジメジメとした洞窟に潜入する・・・


 視聴する少年たちの「好奇心」と「冒険心」をひたすらあおり、かつ画面に釘付けにし、興奮と熱狂のうずに巻き込む・・・そんな「熱い」企画でした。


 「男のロマン」・・・冒険とか探検って、そんな形容が似合いますよね。


 もちろん、この番組は、幼いお嬢ちゃんや女子小学生、女子中学生や、女子高生・・・女性も熱く魅了しました。


 だから、もちろん「女のロマン」でもあったんですヨ。


 傍らの親たちは、「バカバカしい。」って感じで冷ややかでしたけど・・・私たち子供は、みんなこの番組に夢中でした。


 ・・・すごく夢があって、いい時代でした。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 ここまで、自分でも読み返して恥ずかしくなるくらい「熱く」「ねちっこく」語っちゃったんですが(笑)・・・実はですね、この探検隊の冒険や探検・・・すべて「ヤラセ」だったんですヨ。


 もちろん、そんなことは、視聴者もじゅうじゅう承知しょうち。「承知のすけ」でした。


 でもですね。探検隊が潜入したジャングルもヘビが巣食う洞窟や地底湖も、CGなんかじゃなく、すべて本物。実際に現地に飛んで、隊員たちは体を張って臨んでいました。


 大げさな「ナレーション」やら、場面ごとに意図的いとてきに挿入され、視聴者を不安にさせる「ギャーン!」というような突然来る効果音、そしてウザイほど何度も表示されるテロップ・・・。


 「ヤラセ」とは分かっていても、製作側のこうした「演出」にまんまと乗せられた視聴者は、毎回ワクワクしながら、次の探検の回が放映されるのを、心待ちにしていたものです。


 それが、7年もの長きに渡って視聴者から支持された理由でしょうね。みんな心からこの「エンターテインメント」を楽しんでいたんですよ。


 いいんですよ。番組で発見した未確認生物や、新種の動物が「新発見だぁ!」なんて騒がれて雑誌や新聞に掲載されなくても。


 ・・・みんな「ヤラセ」なんですから。


 画面に没入ぼつにゅうして、隊員たちといっしょに自らが探検しているような錯覚におちいる・・・それがとても楽しかったんですから。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 さて、ここまで皆様をあおってきたからには、その映像をお見せしなくてはなりませんな。


 こんな駄文をここまで読ませて、手ぶらで皆様を帰すわけにはまいりません。


 幸い、さきほどYuTubeで確認してきましたところ、私が紹介したい動画は、すべて残っておりました。


 「川口浩探検隊」でサイト内検索をかければ、たくさんの動画が出てきますので、ぜひ、消されないうちに「ご賞味しょうみ」くださいませ・・・。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

 

 この動画の中で私が「イチオシ」したいのが、一番上に出てくる「水曜スペシャル 川口浩探検隊原始猿人バーゴン」という動画。


 私ね、中学三年のときに、リアルタイムでこれを観たんですが、あの「太陽にほえろ!」の故・松田優作じゃありませんが、「なんじゃこりゃぁぁぁあ!」って思わず叫びましたもん(笑)。


 実際にご覧頂ければ分かると思いますが・・・いろんな意味で「感動」しますぜ、ダンナ。


 その、探検隊の隊長の川口浩さんなんですが、実は、もう故人なんです。けっこう前に亡くなられています。

 

 隊長の生い立ちの動画もありますよ。


 「KAWAGUCHI HIROSHI EXPEDETION 川口浩探検隊特集4」という名前の動画です。


 私なんかが解説するより、これをご覧になったほうが早いでしょう。


 ちなみに、この探検隊にちなんだおもろい歌が、嘉門達夫かもんたつおさんによる作詞作曲でのちに作られています。


 その名はズバリ!『ゆけ!ゆけ!川口浩!!』・・・もちろん、大ヒットしました。


 これもおすすめですね。


 私、久々にこれを聴いて、思わず大爆笑しちゃいました。いや~、クオリティ高い歌ですわ(笑)。


 このあと、藤岡弘さんが隊長の「藤岡弘探検隊」なんて企画も作られたんですが・・・やはり「二番煎にばんせんじ」って感じでしたね。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 では、最後に、そのおすすめの動画名を下に列挙れっきょして、今宵はお別れしたいと思います。


 ここまで長駄文にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。


 m( _ _ )m

 

 「水曜スペシャル 川口浩探検隊原始猿人バーゴン」


 「水曜スペシャル 川口浩探検隊巨大怪蛇ゴーグ」


 「水曜スペシャル川口浩探検隊「原始怪鳥ギャロン」


 「水曜スペシャル川口浩探検隊「ヘビかトカゲか巨大怪蛇バラナーゴ」


 「川口浩探検隊栄光の軌跡 生物偏 1」


 「川口浩探検隊栄光の軌跡 生物編 2」


 「KAWAGUCHI HIROSHI EXPEDETION 川口浩探検隊特集(1~4)」


 「ゆけ! ゆけ! 川口 浩!!」



 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] やっぱり、その神髄は嘉門達夫さんの歌に全てがあるように思います。最後の「底なし沼」の落ちが/w 今でも、タレントの登山とか、きっとその前に機材を担いでいるカメラさんがいるんですよね。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ