表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/3

さて、どうしましょうか。

 朝。清々しい朝です。小鳥さん達が元気に歌ってます。

 さて、これからどうしましょうか?


 一晩経って漸く雨は降り止みました。外に出るとやっぱり馬車の跡は無くなってました。

 帰れない。方角もわからないしもうここで過ごすしかないのでしょうか。と一瞬悲観的になりましたけど、すぐ後に鳴り始めた空腹には勝てませんでした。

 お腹すいた。幸い、廃墟の近くに野生のさくらんぼの木が生えてたのでさくらんぼを食べました。

 美味しい。さて、空きっ腹はなくなりましたしこれからのことを考えましょう。本当にこれからどうしましょうか。

 母が私が攫われる所を見てたので、多分兄様に連絡して、騎士団を出してもらってると思います……あれ?一介の貧乏令嬢の為だけに、騎士団って動くのでしょうか。

 ……動かない気がします。

 あ、これいわゆる詰んだパターンですね。どうしましょうか。やっぱりここで暮らすしか無いのでしょうか。

 幸い、ここにはいくつかの常備品と、日持ちする食べ物、野菜の種が残ってますし、井戸には綺麗な水があります。少なくともしばらくの間は凌げそうです。

 雨風を凌げるだけの廃墟…いえ、家もあります!頑張れば生活できるかも知れません!

 持ち物は裁縫道具と布地だけですが、この家の中にある布地をかき集めれば、一着か二着くらいなら簡素な服が作れるかもしれません!

 幸い、作物の育て方も料理も出来ます。何とか一人でもやっていけるはずです!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ