1話(一難去ってまた一難)
戦闘描写がとても難しいです、誰か助けて~
変な個所とか誤字脱字あれば、教えて頂けると嬉しいです
説明にあった通り動きは速くない。
でも、どうやって倒す?。
そうだ、穴を掘ってた時に使った剣があったはず。
「よし、覚悟を決めてやるか」
まずは、武器の確保だ。次に襲ってきたら避けて一気に剣の落ちている所まで走るぞ。
カタカタ音を鳴らしながら走ってくるスケルトンの攻撃を、剣のある穴の方に体勢を低くしてスケルトンの脇の下を潜りぬけて一気に走る。
穴の近くを走り抜ける様にして剣を拾い、改めてスケルトンと向かい合う。
「ふぅ、何処を攻撃すればいいのやら・・・それにしても白骨死体で良かった。下手にゾンビみたいだと冷静に対処出来た気がしない」
それにしても、結構速く動けるな。敏捷が一番高かったしそれでかな?。
「あいつの防具は革製品かな?。俺は筋力低いし、狙うなら頭にしよう防具してないから」
「でも、どうやって頭攻撃しよう。俺より背高いしなぁ」
本当はこのスケルトンもう少し強いのだが。
夜になる前にマティルダが穴を掘るのに武器を拝借したので、攻撃が掴む殴るなどの単調なものになり弱くなっている。
弱くなったと言えどマティルダはLv1なのでキツイものはキツイのだが。
「うっ!くそっ!、避けながら頭狙うの難しいな」
殴りかかってくるのを身を捻ってかわし、バックステップで距離をとる。
掴もうとするのを剣で払いながら頭を攻撃しようとするもタイミングが合わない。
「ハァハァ・・・」
避けてるだけじゃその内捕まるな。
こっちからも攻撃して体勢を崩してやる!。
「行くぞ!ハァーー!!!」
スケルトンの右肩から左腹に向かって袈裟斬りの要領で斬りかかるも、防具の籠手で弾かれるが。
「だけど、今なら腕上がってるだろ!」
右の脇の下を潜り抜け、スケルトンの膝裏を蹴りつける。
所謂、膝かっくんである。
倒れそうになるスケルトンに後ろから勢いをつけて頭に剣を叩き込んだ。
「セ・・ア、アアアーーー!!」
頭を砕かれたスケルトンは、そのまま倒れ伏した。
「はっはっはっ・・ハァハァ・・・」
「た、倒せたぁぁぁぁ!良かった。死ぬかと思ったよぉ」
てれってって~♪
頭の中で妙に気の抜ける音が鳴った気がした。
なんか、ペル○ナ3の順○のセリフの様に気が抜けた音だったがまさか・・・。
「ステータス・・・やっぱりLv上がってるなぁ、さっきのはLv上昇時の音かなやっぱり」
「これからLv上がる度にあの音を聞くのか・・・が、頑張ろう」
何を頑張るのか、本人も分かっていないのが何と無く間抜けである。
「とりあえずLvの事は後回しで、あの遺体埋めちゃうか」
セリフだけ聞くと殺人現場の証拠隠滅の様に聞こえる不思議。
ちゃんと遺体を穴に埋め、小さいながらに石を積んで簡易的なお墓に。
「ごめんな、剣だけは貰って行くよ。後ギルドカードはちゃんと届けとくから、安らかに眠ってくれ」
「さて、草原を目指したい所だけど・・・すっかり暗くなっちゃったな、暗闇の中進むのは危ないし明日の朝まで休憩かな」
木の根元に座りながらステータスを見ると、ステータスポイントが残り15になっていた。
さっきの戦闘でLvが1から3に上昇しているので1Lv上昇で5ポイントで間違い無さそうかな。
Lv1の時に5ポイントあったけど振らずに残して失敗だったなと思いつつ、この15ポイントをどう割り振るか考える。
「よし、筋力に1敏捷に6知力に7器用に1で良いかな。敏捷上がれば逃げれるし知力で治癒魔法の回復力も上がるはず、頑丈は怖いけど
頑張って攻撃当たらないようにしないとな」
改めてLvの上がったステータスはこんな感じになった。
名前:マティルダ
年齢:16
性別:女
種族:人族(未確定)
職業:未設定
レベル:3
HP:160
MP:140
筋力:20
頑丈:15
敏捷:31
知力:30
器用:25
運:3+50
ステータスポイント:0
スキル:『剣術Lv1』『鑑定』『ステータスポイント振り分け』
魔法:『治癒魔法Lv1』
称号:なし
加護:『光ったお爺さんの加護』
装備:ショートソード・布の服・布の袋
そうそう、HP・MPはLv上昇で自動で上がる感じ、運と同じく装備とか加護で上昇させる事は出来るけどポイントは割り振れないのだ。
「このステータスだとヒット&アウェイでチクチク攻撃する感じかねぇ。実際スケルトン相手の時はそんな感じだったし、
攻撃魔法的なの覚えれば魔法剣士になれそう?」
「ただ、今のスキルと魔法構成だとソロだとキツイかな。前衛がもう一人必要かねぇ立ち回り的には中衛だねこりゃ」
「あと、武器も幅広の剣じゃなくて軽くて突き主体だけと斬る事も出来る剣が欲しいな。筋力低いから」
「そうなると、エストックは駄目でスモールソードは折れそう。やっぱりレイピアかねぇ」
ちなみに、フェンシングで使われる剣は良くレイピアと言う人が居るが間違いではないが、厳密に言うともはや別物である。
レイピアはフェンシングの剣の様に撓らないし斬る事も出来るが、フェンシング様のフルーレやエペは突きだけでる。
一応フェンシングにも斬りが有効なサーブルと言う剣もあるが、あれの由来はレイピアでは無くサーベルとの事。
まあ、レイピアがフェンシングに使われていたのは事実だけど、近代の物とは別物かな。
マティルダが武器に詳しいのは、入院中に本で読んだから。西洋武器図鑑的な本を。
彼(彼女)も入院してたとは言え、厨二病的な時期があったり無かったり。
「でも、意外にレイピアって重いって書いてた気がするんだよねぇ。重かったらスモールソードの大きさでレイピアぽいの探すかな」
さっきから、独り言をブツブツ呟やいてるから傍から見ると不気味である、なんせ木の下で膝抱えて座ってるし。
でも、黙ると言う選択肢はあんまり選びたくない。
ぶっちゃけ暗くて怖い、なんか森の奥から鳴き声聞こえるし怖い。
とりあえず怖い。
鳴き声とかは無視して色々考えよう、もちろんブツブツ呟きながら。
そう言えばスケルトンの情報が見れたのは、スキルの鑑定を無意識に使ったからかな?。
あの時は、何だこいつとか思いながら注意深く見てただけだけど。
疑問に思ったから発動したのかねぇ?、何かに試してみようかな。
そう思いショート・ソードに試しに鑑定をしてみる。
ショート・ソード:ショート・ソードはその名の通り短い剣と言う意味でロング・ソードより短く作られている。
明確な基準は無いが、大体80cmを超えるとロング・ソードにそれ以下だとショート・ソードと呼ばれる事が多い。
品質は普通で良くも悪くもない。
「おぉ、ちゃんと出来た。これは便利だねぇ積極的に使おう」
「そう言えば、スケルトンが夜になると動きだすとか知らなかったな」
知識と言語の継承は出来てる筈だから、前のこの体の子が知らなかったのかねぇ?
これは、今の知識を過信せずに町に着いたら勉強しなきゃかなぁ。
『いのち大事に!』で行こう。
色々考えながらじっと朝を待つ。
だんだん明るくなってくる空を見ながら、やっと朝かぁと少し気が抜けた。
ずっと起きて居たが、じっとしていたので体力は回復したと思いたい。
「明るくなってきたし、出発だ!今日こそ町に着いてやる」
川の傍を山と反対側に歩いて行くと、割と直ぐに草原が見えてきた。
「おー本当に草原だ、次は街道を探さなきゃね。結構広いな、向うの丘の上に見えるのが街道かな」
「ちょっとした丘の下みたいなのが今の居る場所か」
丘の上を目指して歩いている途中で後ろの森から、ガサガサと音が聞こえたので振り返ると。
犬?が居た、犬かよビックリしたなもう。
「なんだ、犬かビックリさせるなよなぁ。一応鑑定するか」
名前:バトルドッグ
種族:狼魔獣
レベル:2
備考:犬に見えるが立派な魔物、狼系の魔物で単体では成人した男性なら武器があれば普通に倒せるが。
数が増えると一気に討伐難易度が上がる、理由は簡単なものだが連液攻撃をしてくる為である。
見た目は犬の癖にとか思っちゃいけない。
「なんか、最後の一文だけおちゃめだな」
「一匹だけだし、倒すか幸いLvも俺より低いし。問題はスケルトンと違って生き物なんだよねぇ」
「いつかは、生き物を倒さないと駄目なんだ。ここで覚悟を決めるてやろう」
「大丈夫、相手は一匹だ落ち着け。倒さなきゃ死ぬかもしれないし、怪我でまた不自由な生活になるかもしれない」
「それだけは嫌だ、そうならない為にも倒す」
皆さん気がついて居るだろうか、一匹だけとか幸いLvが低いとか。
人それをフラグと言う!!!。
「グルルゥ」
「ガウッ!」
「ハッハッハッ・・グルゥゥ」
ガサガサガサと森から全部で5匹ほどのバトルドッグが出てくる。
さらに、森の方に明らかにバトルドッグより大きい影がチラチラと。
「あ、これ・・・駄目なやつや」
これから、後書きに主人公である。マティルダのステータスが変更された時は
載せていこうと思います。
名前:マティルダ
年齢:16
性別:女
種族:人族(未確定)
職業:未設定
レベル:3
HP:160
MP:140
筋力:20
頑丈:15
敏捷:31
知力:30
器用:25
運:3+50
ステータスポイント:0
スキル:『剣術Lv1』『鑑定』『ステータスポイント振り分け』
魔法:『治癒魔法Lv1』
称号:なし
加護:『光ったお爺さんの加護』
装備:ショートソード・布の服・布の袋