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マドロミ
君に伝えられるようなことは
もう何もなくて
ただ僕はその後ろ姿を見ていただけだよ
抱えきれず
支えきれず
耐えきれず
逃げることもなく
ただそっと
誰もいなくなった空間に
微睡んだ
からっぽになった
僕にいったい何ができる。。。。
いったい。。
なにが?
なにも。。できない
優しかった君はいないし、笑っていた君もいない
君が居ることに慣れ過ぎて忘れていたんだ
ああ、そうだった
僕は元からからっぽじゃないか
何も考えてないし、考えることもできなかった
微睡みの中、今日も。。。
ひとり




