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第一話「死亡フラグ」


初めて書かせていただくので文才とかないんですが、どうかよろしくお願いします(∩´∀`@)



 冷たい。



 ひんやりとした冷たい空気があたしの体を包み、半袖半ズボン状態、つまりむき出しにされている肌が悲鳴をあげた。寝そべった状態のまま、ぼんやりと考え続ける。



 ちょっと待て、これはいくらなんでも冷たすぎるぞ。

 ・・・確か、今は九月。少し肌寒くなってきたくらいの季節のはずだ。かなりの寒がりのあたしが、長袖を出すのを面倒くさく思って半袖で寝てしまうくらいには暖かかったはずなのに。それなのに、空気があたしの肌に伝えてくる温度は十二月並み、いや、もっとひどい。




 北極にいる白クマって毎晩こんな気持ちなのかな、いや、白クマは毛があるから平気なのか・・・




 ああ、あたしも毛がほしいなあ・・・・




「はっくしゅん!」




 と、こんなくだらないことを考えている場合ではなかった、このまま寝そべっていたら凍死してしまうじゃないか。強張っている上体を上げて、ぼんやりとまぶたをあけ、とりあえず現状把握だ。






 さっきまであたしが横たわっていたのは、薄鼠色の石畳のような地面だった。そっと手を触れてみると、コンクリートのような硬い質感をしている。あたりを見渡すと、





「ほわあ・・・」




 見たこともないような景色が目の前に広がっていた。ファンタジー然とした建物が立ち並び、その一番奥には教会が神聖な雰囲気をまといつつそびえている。あたしが今いるのは路地裏のようで、木箱のようなものが転がっていたりしていて、なんとなく感じがいいところではない。



 でも、詳しい状況観察をして、確信をもった。



 こんなところ、あたしの家の近くにはない。



 ・・・ううん、こんなところ、日本のどこかにだってあるわけない。




 ここにいたら、危ない。野生の勘、とでもいうのだろうか、冷たいぴりっとした緊張があたしの背筋を襲う。一刻も早く路地裏を離れ、表通りに出よう。そう思い、立ち上がろうと足に力をこめた瞬間。





 獣の声が、後ろから。



 はっとして振り返ると、青色の肌をした怪物があたしの背後にたっていた。身長は一m弱で、ゲームとかによく出てきそうな見た目をした怪物だ。ぎょろりとした青い眼球が、あたしを捉えてゆっくりと細められる。獲物を見つけた、心底嬉しそうな瞳だ。



 恐怖にフリーズしそうな意識をどうにかとどめ、あたしは声に出さずにつぶやいた。



「あ、死亡フラグ」

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