49 新しい事業や産業
べーターリオンの妖精女王の知識を生かして、土地や海を豊かにする事業と品種改良による、農産物や海産物の美味しさや生産性を上げる。
49 新しい事業や産業
べータリオンの妖精女王から与えられた能力で新しい事業や産業を起こす。農作地や海の栄養を豊かにして、酸素も補充する。農作地の品種改良をして、家畜や養殖の品種も改良して、美味しくて生産性が高く、栄養など身体にいいものを作り出す。アンドロイド達の料理等の腕が上がりKMドラッグストアーの売り上げが伸びる。国の改善が進む。
農林水産業だけでない。工業も新時代だ。製鉄が始まった。様々な金属が出来て、キャサリン女王に金融政策を具申した。通貨が増加して、仕事が出来て、国民が豊かになる事を実感する。美味しいものを腹一杯食べ、いい衣類が着れて、いい住いに住める。今迄には考えられなかった生活だ。
鍬やスコップ、農機具が鉄製だ。料理道具や工具も金属製だ。全てが豊かに便利になった。
しかし、これは、女王の直轄地やKMドラッグストアーを受け入れた領の話しである。KMドラッグストアーを受け入れない領は旧前のまま貧しく特権階級だけが裕福だ。マリエールはその領地の人々に直轄地での生活を説明して逃亡を手助けする。領が領民の逃亡を阻止しだすと領の政治の批判をしだした。集会を止めさせようとする警官。衝突する領民。次第に規模が広がり、女王はKMドラッグストアーを受け入れない、10領の討伐を命令した。一族郎党の尽くが討伐され、残り20領も領地を国に返納して絶対王制が完了した。この20の貴族が貴族院という議会を作り、議会制の基盤となった。
マリエールは特殊能力を得る薬を作った。アイテムボックス、剛力、剣技、フライ、転移-----------。冒険者ギルドやKMドラッグストアーで売り出し、良く売れた。海の魔獣を専門で狩る冒険者や、旅に出る冒険者もいる。世界地図は完成して、世界には様々な魔獣、獣、人間、海産物が有り、人間の国はほんの小さな存在である事が知らされた。
宇宙船の技術が向上して、地球から20光年以内に100の生命のいる星を発見した。神や妖精女王の存在を感知する事もあったが、それよりも知的生命体や神や妖精女王のいない生命のある星に興味があった。生命と言っても、酸素の少ない、単細胞生物しか住まない星が多い。そんな星々に植物性プランクトンや酸素供給して地上にも植物を茂らせ昆虫を配置する。海や池には魚や蟹、貝や水生動物達を放つ。もちろん動物性プランクトンも放つ。神や妖精がいない星の生物は荒々しい。急激に成長して変化する。同じ動植物を配置してもそれぞれの星で全く違う変化をする。変化促す魔法放つ。冒険者達を勇魚っててもいい星が幾つか出来た。
そして目指すは知的生命体。石の槍を先に付ける程度の知的生命体だそうだが、言葉は通じるだろうか。新石器時代の人間程度の知的レベルだと微妙だ。文字はないと見て間違いないだろう。言葉さえあれば、万能言語で意思疎通が可能だが、猿と何度か意思疎通試みたが出来なかったように、言葉がないと意思疎通が難しいだろう。微妙なとこだ。
次は知的生命体への遭遇だ。槍の先に石を付ける知的生命体と言う事は新石器時代の人間くらいか。言葉を話すかどうか、微妙だ。
