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      47 妖精女王との対面

 マリエールはべーターリオンで妖精女王にあった。対面早々、知識や能力が妖精女王に伝えるのとマリエールに与えられるのを感じた。

        47  妖精女王との対面


 マリエールは相手がマリエールの姿をしていて笑ってしまった。

「ごめんなさい。失礼よね。判っていたけど、相手が自分の姿をしているのを見ると笑えてしまうわ。」

マリエールは当然の様に人間語で話す。妖精女王?は、

「凄い人間ね。あなたの様な人間、失礼、地球人と言う意味ではないの。この星にもかつて人間がいたの。外見は少し違うけど、10億年前に言葉を話し出して、いろいろ種が変わって、文字を書き、武器を作って、戦争して、核開発して、環境破戒して、結果核戦争で滅びたわ。この星も大きな被害が出て、生物の9割が滅びたわ。昆虫類が多く生き残って、海に多細胞生物が発生したのが7億年前、ここまで回復したけど、人間が発生する道は閉ざしている。あなたを見ていると、それは間違いだと思えるわ。」

マリエールの姿をしている妖精女王は、マリエールを評価した。

「いいえ、私たち地球人もきっと滅びる。私の始めあった神様が地球が滅びた時、避難出来る様に、宇宙船の技術を与えてくれたのよ。あなたほどの能力者なら、私の知識くらい手に出来るわね。」

2人のマリエールは笑いあった。

「既にあなたの知識能力は頂いたけど、私には使い道がない能力ね。神様の存在は始めて知ったけど、恒星間移動の技術を与える神様は凄いわね。私も始めて知ったわ。あなたにそれを与える価値があると判ったのね。少し軽率な気がしないわけではないけど凄い判断だわ。悪霊を開放する場所に行くためなんて。私には出来ないわ。」

人を見て其処まで判る。

「其処まで判るのはテレパスではないですよね。もっと高度な技術ですね。」

妖精女王は私にも知識や能力をどんどん与える。

「知識能力の共有よ。相手の知識能力だけを共有する事も出来るけどフェアじゃないでしょう。それに今更自分だけ物知りになりたいとは思わないわ。こんなに高い能力を持った人物にあったら私の知識能力を全て捧げたいわ。」

ものすごい速度で知識能力がマリエールに注ぎ込まれる。アテネ神から与えられて以来だ。

「凄い量の知識能力ですね。」

マリエールは喘ぎ喘ぎ感想を述べる。

「50億年ですからね。」

妖精女王は応える。

 知識能力の共有化が終わった時、マリエールはへとへとだ。多くのアンドロイドもそうだろう。これだけの知識能力を持った人間やアンドロイドはそういないだろう。居ても共有化が出来る。無敵の能力を手に入れた。人類最強だ。

 マリエールが膨大な知識能力を得たのを知ったのは、先ずアテネ神だ。彼女はマリエールに渡した知識能力が2番になった事を怒った。銀河系宇宙のこと、違う原理の超光速宇宙船の作り方の知識を最近側使えになったマリエールのアンドロイドに与えた。

 アルファリアも同様だ。

 マリエールが帰って、妖精女王とアンドロイドが残った。妖精女王は、アンドロイドに、

「素晴らしいご主人ですね。私もあの方に知識や能力を渡せて嬉しいです。だたし、一つ共有化出来かったものがあります。其れは命です。私は不滅の存在です。私と命の共有化する事をマリエール様に拒否される可能性がある事を考えました。でも下僕であるあなたなら主人が不滅の存在になる事に反対はされないでしょう。」

アンドロイドはコックリ頷いた。それから命の共有化がされた。

 マリエールは2人の神と妖精女王から莫大な知識と能力を与えられたのが判った。これまでで最大だ。

「不滅の存在か。」

不老不死は違う。存在そのものが不滅なんだ。形を失っても、どの様にでも復活出来る。神の様な存在だ。

「仕方ないね。」

マリエールは不滅の存在になった。

 マリエールが帰還後、アテネ神とアルファリア神は競ってマリエールのアンドロイドに知識や能力を与えた。妖精女王は不滅の存在を与えた。

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