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        184  新たな旅

 マリエールは宇宙に出る事になった。プラントに別れを告げる。プラントはただ別れた惜しんでくれた。再び氷河期が訪れようと。

            184   新たな旅


 担当者との話し合いは上手くいかなかった。担当者は戦争責任は認めるが、前の国王の責任で今の国王には関係ない、と言い始めたからだ。それならバリアを解除するなど出来ないと言おうと思ったが叫ばれるのが嫌で次回の打ち合わせをしてお開きになった。もちろん次回の打ち合わせに出席するつもりなどない4星は未来永劫バリアが解除される事はない。

 マリエールは再び宇宙に出るつもりだ。核戦争で滅びた星に天地創造を掛けて薬を作るのだ。そして宇宙を旅して、怪我人病人を救うのだ。

 プラントには悪いと思う。しかし怪我も病気もしないプラントは私の患者にはならない。プラントに説明して謝罪した。

「判りました。残念ですがマリエール様かお決めになった事なら仕方ありません。またいつか会え日を楽しみにしています。」

プラントこう言う。不満など口にしない。二酸化炭素の発生はいつか止まるだろう。栄養豊富な土壌も無くなるだろう。また氷河期来るだろう。それも含めプラントには仕方ない事なのだろう。

 マリエールは近くの核戦争で滅んだ星出掛け天地創造を行なった。天地創造は行う者思い通りに星を作る事の出来る魔法だ。マリエールは薬になる材料が多く欲しいと願って天地創造を掛けた。マリエールの頭の中には薬剤になる物とその知識が入った。薬が作り放題の事が判った。それと同時に人種により薬が違う事も判った。人種により薬になる物と毒なる物がある事は、薬師としては当然な事だと思う。同じ人間にも大人には薬になる物が子どもには毒なる物があるくらいだ。

 新たな星に乗り込んだ。回り物をみれば、貴重な薬剤の材料になるものばかりある事が判る。マリエールは嬉しくなった。マリエールは薬の材料を集め製薬もした。手近な物材料を集めて製薬した。次は入手困難な材料を集める。

 始めに貴重な鉱石だ。普通の状態では出来ない。高圧である程度期間置かれたミイラの様な物だ。適度に化石化された物がいい。薬剤になる物でないと意味がない。逆にこの状態でこそ薬効が高まる物がある。当然だが中々そんな都合の良い物は見つからない。素材と保存状態によって天と地ほど価値の違いがある。一番価値の高いのはドラゴンだ。どの部位も高いが筋肉が無難だ。腐っていては価値がない。

 何処にどんな物があるか凡そ判る。狙うはドラゴンのミイラだ。山中の奥深く、しかも山面から10m奥にドラゴンのミイラがある。

「こんな難しい所あるのか。中々手に入れるのは難しいな。」

薬効はエリクサーとなっている。死に瀕している者も生きかえるらしい。完全に死んだ者を生きかえる事は出来ないらしいが。」

兎に角穴を掘る。ミイラの回りを掘り返し。ミイラ全体を収納した。ドラゴンは赤龍だったらしい。体長30m。中型のドラゴンだ。リバイアサンのミイラなら、死者でも生きかえらせる薬効があるらしい。

 リバイアサンのミイラを探した。残念ながら感知出来ない。

 この世界には薬効のあるミイラがあるそうだ。赤龍のミイラをゲットした。死に瀕した者を生きかえらすそうだ。

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