16 スタンビードの原因
村を出てスタンビードの元凶を討伐に来た。巨大なオークだ。1000匹もいるのでレイシアは仲間を呼んだ。
16 スタンビードの原因
レイシアは村民に食料を与えて村をでた。Sランク冒険者達青い翼のメンバーは元気がない。レイシアは彼らにフィールした。
「スタンビードの原因をつきとめるわよ。」
Sランク冒険者達は魔獣を討伐しながら、草原の中央に向かった。そこには巨大なオークが居た。普通オークは2mから3mだ。しかしここのオークは4mから6mだ。倍だ。戦闘に入ったS級冒険者達も苦戦している。オーク達は連携を取り合っている。複数で冒険者達を攻撃したり、一度に攻撃したりするし、最初20匹ぐらいのオークがどんどん増えて来るのだ。レイシアは治癒師を守りながら魔法で応援していたが。オークが500匹ぐらいになって、全てが攻撃して来るのでレイシアは救援を要請した。5体のアンドロイドが救援に来たが、オークも手強い。オークは1000匹ほどになった。アンドロイドは多弾各撃魔法という、複数の攻撃を相手の急所に確実に当てる攻撃を始めて形成がこちらに向き出した。決着が着いたのは日も傾きかけた頃だ。リーダーが、
「今から帰っても野宿になる。一度村に戻るか。」
と言ったがアンドロイド達は5人のメンバーを抱え、冒険者ギルドに向かった。
リーダー達は受付で討伐完了の報告と巨大オークの話をすると、受付はギルドマスターを呼び、解体場に巨大オークを出すように言った。6mのオークを出した。ギルドマスターが駆け付けた。
「オークとは思えない大きさだな。しかも連携していたそうではないか。魔王のいる時、魔獣が巨大化、凶暴化、連携するようになると聞いたが、まさか魔王出現か。それと、きみ達に指名依頼だ。公爵領で大蛇が大量に出現したらしい。これが地図と依頼書だ。」
丁度いいと、レイシアは思った。S級冒険者達は、再び空の旅に出た。
現地には数十mの大蛇達が大きな屋敷を取り巻いていた。アンドロイド達に大蛇達を任せ、S級冒険者チー厶は屋敷に入った。村長には直ぐに会えた。村長は、
「10日ほど前に、神父様がやってみえました。間もなく大蛇が村を襲う。村民達を避難させなさい。あなたの娘は生贄ですから逃がすと被害が増えますよ。冒険者ギルドに出来るだけ優秀な冒険者を派遣するように要請しなさい。これが役立つかも知れません。ヒヒイロカネの短剣です。と言われ五色に輝く、宝石に飾られた短剣を見事な入れ物に入れられて贈られました。神父様はそのまま立ち去られました。村民に知らせ、公爵様に短剣を渡し神父様の言われた事を伝えました。5日後に大蛇は現れました。村民は避難して、公爵様に連絡しました。最高のS級冒険者に依頼すると言われました。」
リーダーは村長や家族に大丈夫と言った。
S級冒険者達が表に出ると、アンドロイド達は既に大蛇達を片付てはいたが腑に落ちない顔をしていた。
「本物じゃない。幻影のようなものだった。」
一人の少女が現れ、
「見事ですわ。これ程の攻撃見た事がありません。あなた方を勇者と認め力を与えましょう。跪きなさい。」
また、もう一人の少女が現れ、跪いた。マリエールだ。
「みんなも跪きなさい。お力を頂くのよ。」
全員跪いた。少女は少し引きながら、
「我が力を皆の者に与える。魔王を討伐せよ。」
光と共に皆に力が与えられた。マリエールは少女に、
「私もあなたに力を与える。受け取りなさい。」
少女は光に包まれて、力を与えられた。マリエールは、
「私、マリエール。あなた風の女神オリビアね。風と貫通と幻影の力を感じるわ。私達、これから仲間ね。」
女神が仲間になって、魔王を討伐する事になった。
S級冒険者達は大蛇退治の指名依頼を受けた。実は風の女神オリビアの強い冒険者を招く策略で青い翼のメンバーとマリエールやアンドロイド達はオリビアの力を得た。