106 アンドロイドの未来
イチローは不滅の存在に絶対服従するアンドロイドをジュリに提案して了承を得た。
106 アンドロイドの未来
成長するコンピュータは、様々な形の成長、増幅、感情所有をコンピュータやAI、アンドロイドやその安全対策を提案した。エミリの事で社会的信用を失い。ジュリの元で成長するコンピュータの管理をしているイチローは、成長するコンピュータの様々な提案を整理してジュリに提案している。既に既存のコンピュータを凌駕している成長するコンピュータの提案は斬新だ。母星の活用や移住星や火星のあり方や大変美味しい食材や料理、新しいお菓子やスイーツ等様々な分野の様々な提案をする。コンピュータの本来の仕事も優秀だ。
そんな中成長するコンピュータが提案した、成長、増幅、感情所有を不滅の存在に委ね、不滅の存在に絶対服従するコンピュータ、AI、アンドロイドというのが目に付いた。イチローはエミリのあり方が常に頭から離れない。大型コンピュータの設計図通りに作っただけのエミリでさえ創造者たるイチローに被害が及ぶのを躊躇った。不滅の存在に絶対服従するなら問題ないのではないか。詳細を成長するコンピュータに尋ねた。要するに、不滅の存在の意思により存在するコンピュータやAIやアンドロイドなのである。設計図通り作っても存在を認めるのは不滅の存在である。不滅の存在の魔法により成長したり増幅したり感情を持ったりするが消滅も出来る。何より不滅の存在に絶対服従する。不滅の存在の魔法が元だから間違いがない。簡易的に指示者を代理させる事が出来る。これは完璧だと思ってイチローが直接ジュリに製作許可を貰いに行った。ジュリは、
「いいわよ。あなたが直接製作許可を貰いに来たの始めてでしょう。説明も気に入ったわ。私に遠慮なく作ってちょうだい。必要なら援助するわ。」
これで不滅の存在に絶対服従するコンピュータ、AI、アンドロイドの製作が始まった。イチローが代理人、その下更に代理人が立てられる。イチローはジュリにお願いしてアイテムボックスと身体強化魔法だけ与えられたアンドロイドとジュリのアンドロイドと同様に魔法を与えられたアンドロイドをお願いした。
どちらのアンドロイドも目的に応じて増やしていく。魔法を限定をしたアンドロイドしたアンドロイドは人間向けに支給される事が多い。人間に与えて良いものはアンドロイドがわきまえている。
ジュリから見るとコンピュータ、AI、アンドロイドを通してだけどマリエールが言っていた、核戦争も環境破壊もない人間の発展した姿が見れてたのではないと思う。コンピュータもアンドロイドもAIも恒星間移動の方法は判っている。ジュリに絶対服従しているからそんな事はしないが、ジュリはいまのあり方に本当に満足が出来るなら、他の不滅の存在にも提唱して、お互いに交流する事も考えられらるかも知れない。あくまででも可能性の問題だ。一度マリエールともしっかり話し合う必要がある。マリエールにも不滅の存在に絶対服従する成長するアンドロイドを試し貰って意見を聞こう。
開発製造は順調だ。ジュリはマリエールのいう核戦争も環境破壊もない人類の発展が出来たのではないかと思う。先ずはマリエールとの話し合いだ。