黄昏の
明日から見える暗がりの空洞から、見える景色に惑わされ、良い雰囲気に陶酔してしまって、潰れた空き缶が足元に転がっていく。
瞼に切り離された未熟さが、私の幼心を逆撫でするようだ。
綺麗事の潔癖症が貴方の中で弾け飛ぶ。
太陽の射し込む無情さに爽やかな朝が切り込む。
感動はいづれの関心を呼び、感嘆は逼迫した感涙へと流し込む。私は貴方の馬鹿さ加減に自惚れていただけだ。
金庫の鍵を忘れたような、忘却機能により、心肺停止へと誘い込む無我へと誘う背丈。
どうしようもない、感情を押し殺すのか、抑制する抑揚のない声に裏返る反転模様。
私の心は有象無象に何処か騒しい風とともに靡く。
苦労しかない生活で、背景は真っ新な毛色でして。
誰にも理解されない呑んだくれと、頭の整理が真っ二つな人格破綻者と手錠に繋がれた恋人模様が織りなす世界情勢では示しが付かないようだ。
険悪なムードが負担となり、示談は一生。
苦しみの解放が唯一の逃げ場があの不貞腐れた売春婦と過ごす空間だと知りながら、アイツにバレる腹いせに孔雀の鳴きが盲点であったか。
まだ見ぬ世界にひたすらな生活があるのに、誰もわかりはしないから、常に孤独な戦いを強いられているのだ。俺は常に動き回る障害者。
鎖のない孤独な人達へ送る言葉だ。
どれも可笑しな拒否反応が出てくる。
余りものの詰め合わせだ。
亡くなる前にとか考えても、どうしていいのかとか、 眠くなる前までとか、まともに思考回路が回ってくれるだとか、不安でしかないことが後ろめたさを助長することでしかない。
考え過ぎなようで何も考えないし、そんなこともない。誰かが思うことは、全ては偽りであり、真実なんてこれっぽっちもない。
正解のない問題が百式に唱えているだけのお経を唱えるのだ。満ち満ちて満月。
生まれも育ちも没後、再生をし停止などしない。
機械に人間がいて、人間が機械となる。
不思議な味のするものを好んで食べる。
永久に嘘を並べて生きていくだけなのかも知れない。
それこそ、味噌汁の中を泳ぐ魚のように。
あぁ、宙ぶらりん。
心は空洞。
中身は切れ端。
つらい。
永遠。
何も想いたくはない。