32.事件の真相 前編
誤字報告、改善点の報告、よろしくお願いします!
誤字報告をしてくれたとても優しい方がいたのですが、三点リードを2組にしていないのは、わざとです。6個にしなくてはいけないのは知っているのですが、これ一個が一字換算なので、2組を文の中に入れると、すこし長いかなと思ったためです。また、三点リードを3文ですこしずつ増やすときに、最初を1組にしているというのも理由の一つです。
訂正:"了解です"を"かしこまりました"に直しました。敬語ってムズい・・・。訂正したのは、誤字報告した文と、気付いたところだけですので、ストック文を含め、気付いてないところが、訂正されてない場合があります。
「なんだと!?それは本当か!」
「ええ、バイオレット嬢の部屋を訪れた後、ヴィオラ嬢の部屋まで、一直線でした。その間、誰ともすれ違いませんでしたが、ヴィオラ嬢の部屋まで、一緒にいたようです。」
「・・・すぐに教員に捜索させる。君たちは、寮に戻っておとなしくしておいてくれ。」
「了解しました。」
その後の教員たちのスピードは凄まじかった。なにせ、"身分を隠した"公爵令嬢が行方不明なのだ。焦らない方がおかしい。寮のすべての部屋を確認し、学園の校舎や中庭、外庭、花園まで捜索した。生徒たちにバレないように。しかし、彼女は見つからなかった。
「ただいま~!」
「「レティちゃん!」」
あれ?ここ、私とリアちゃんの部屋だったはず・・・。まさか、リアちゃんを寝取られた!?いや、そんなのいやーーーーー!
「れ、レティちゃん?なんで急に膝を床に付けてるの?えっ?魂抜けてない?」
「ちょっ、レティちゃん、帰ってきてーーー!」
ハッ。よくよく見れば、フレアちゃんじゃん。びっくりしたぁ。
「ただいま、リアちゃん、フレアちゃん。」
「「おかえりなさい!」」
「ところで、急に床に膝を付けてどうしたの?」
「な、なんでもないよ!そういう気分だったの!」
「そういう気分ってどういう気分なの・・・?」
「もう18:00だし、夕飯作っちゃうね!」
「切り替え早っ!」
「今日は疲れてるだろうし、学食で食べよう?」
「で、でも。」
「でもじゃない!三人で学食行こ?」
「いいけど・・・フレアちゃんのルームメイトの子は?えと、名前は・・・。」
「ベティちゃん?」
「そうそう、ベトリアルちゃんだっけ?その子の夕食は?」
「レティちゃんとの勉強会に参加させてくれるなら、行ってきて良いよっていわれたから大丈夫!」
「勉強会って聞いてないんだけど・・・。まあ、でも、それぐらいなら。じゃあ、行こうか。」
こうして、三人は、部屋を離れた。ヴィオラたちの部屋とは反対方向の階段に向かって進んでいった。
「学食って、なにがあるのかなぁ。」
「ベティちゃんによると、カレーと、スパゲッティと、パンがメインで、おかずが多めなんだって!」
「美味しそうだねぇ。」
「みんなでバラバラのものを頼んで、分けっこしよう!」
「「いいね!」」
こんな話をしながら、食堂に向かっていった。
ルーグたちが先生にすべてを話し終わった頃、レティたちは夕食を食べていた。
「う~ん!このカレー、美味しいね!」
「う~ん、フランちゃん、レティちゃんの料理を食べちゃうと、そんな感想、言えなくなるよ?」
「そうなの?」
「え?私、こっちの方が、美味しいと思う。」
「レティちゃんの料理、プロ顔負けだよ!もう、天才レベル!」
だてに天才王女、やってないからね!料理は宮廷料理人に認められるレベルまで頑張ったよ!ただ、プロ顔負けはないかな。認められるって言っても、多少は身内びいきもあると思うし。
「というか、リアちゃんって、レティちゃんの手料理、どれくらい食べたことあるの?」
「毎食、レティちゃんの手料理だよ?学園に来てからレティちゃん以外の料理を食べるのは、今回が初めて。」
「ズルい!私も食べたい!」
「明日、お弁当作ってあげるから。だから、急に席たたないで?」
「あっ、ごめん。」
「バイオレットさん、ご一緒してもよろしいかしら?」
「ヴィオラ様。もちろんです。こちらにどうぞ。」
ヴィオラがここに来たのにはビックリしたけど、ここは食堂だからね。姉妹関係を察せるようなことは言えないんだよね。しかも、公爵家以外の人もいるから、甘々モードじゃないし。・・・すねてないよっ!可愛いことには変わりないから!
「ヴィオラ様、レティちゃん、生徒会新メンバーの親睦会について、どんなことが教えていただけませんか?」
「もし、嫌とい」「いいよ!」
「お姉・・・バイオレットさん?」
「あっ、すみません。隠すようなことではないと思いましたので。」
「いえ、いいのですよ。ただ、・・・周りの方が聞き耳を立てているようですので。」
「それに関しては、私も存じております。ですので、盗聴防止に、防音魔法を掛けています。」
「・・・そんな魔法、聞いたことない・・・。」
「どうなさいましたか?」
「いえ、なんでもありませんよ。」
「レティちゃんすごい!」
「そんな魔法もできちゃうんだね!」
「その、大変申し上げにくいのですが、今の会話は、聞かれても良かったのですか?」
「・・・?ですから、リアちゃんが親睦会について聞きたい、と言ったときに使いましたよ?現在も持続しております。」
「え!?なにそれ。じゃあ、お姉様は、私に何で敬語使ったの~!」
「なんとなく?」
「なんとなく、じゃないよぉ!もうっ!」
「え、なにこれ。ヴィオラちゃんが一気に超絶シスコン妹キャラに変貌して敬語が消えた・・・。」
「レティちゃん並みに可愛い・・・!」
「まあ、とりあえず、お話ししましょうか。一応、幻術は使ってないから、ヴィオラは抱きついちゃダメだからね?あくまで、仲の良い友人、ただし、体の接触はせず、お話をするレベル、だよ?」
「もうっ!だから、そこで止めたいなら、そこで首コテンはやめて!お姉様が可愛すぎて襲いたくなるでしょ!」
「そこまで私可愛くないよ?」
「「「どこが!!」」」
・・・総突っ込みされたけど、身内贔屓しているとしか思えない。謙虚じゃないと、嫌われるからね!
「ここまで来ちゃうと、お姉様は男装でもして学園で過ごすしかないのかな?」
「レティちゃんが男装かぁ~。」
「男装、男装・・・。」
「「「襲われてみたい・・・!」」」
「危険な方、走らないで!」
男装かぁ。今のところは、しない予定だけど・・・。もしすることになったら、三人にはバレないようにしないと。
「話戻すよ。最初に森に行って、そこから魔王城の一室に転移したん」
「「え!?魔王城!?」」
「そうだよ。お姉様の転移魔法で魔王城に言ったの。」
「「いいなぁ。」」
レティたちは、少し?長めの夕食を取った。
ヴィオラ 「お姉様の食べているスパゲッティ、もらってもいい?」
レティ 「いいわよ。あ~ん。」
リア・フレア「なっ!」
ヴィオラ 「え?あ、あ~ん♡美味しいですぅ♡」
リア・フレア「レティちゃんのフォークを使うなんて・・・!」




