表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
以前は天才王女でしたが、転生して公爵令嬢に格下げされました。【更新停止中】  作者: 月唄葵衣
3章 わがまま王子から守ります!
13/81

12.数学の授業・・・だよね?

誤字報告、改善点の報告、よろしくお願いします!

11 ちょっと付け加えました。

「え~、みんな、数学とはなんだか知ってるか?」

「はい!計算のことです!」

「惜しいな、グレン。ほか、分かる人、いるか?」

 う~ん。分かるけど、"手抜き"しなくちゃなぁ。

「二人とも分かる?」

「数学って、足し算とかでしょ?計算以外に何がある・・・って、レティちゃんは知ってるか。」

「ごめん。私にはさっぱり。」

「「レティちゃんにもわからないことってあるんだ。」」

 ちょっ、心外なんですけど!人間だもん、分からないことだってあるよ!・・・数学については知ってるけど。

「みんな、知らないようだな。数学とは、数の関わりについての学習だ。」

「先生も分かってないよ!」

「えっ、なんだレティ?」

 ハッ。つい大声で叫んじゃった。いやね、先生が分かってないって、致命的じゃない?だからつい・・・。ハァ。

「私のお父様が、数学とは数および図形についての学問だと教えてくれました。」

「図形については、二年生でやるから、今は知らなくていいんだが。まぁ、それは完璧な応えだな。罠張っといて正解だったな。」

 ニヤリ。

 や、やられた!最初からそういうつもりだったんでしょ!おかげで周りからの視線がつらいよ!この学校は、身分と実力によって、5つのクラスに分かれてるんだけど、4組・・・下から2番目だからさ、知ってるなんておかしいわけなの。とりあえずごまかせたけど、もういや。

「嘘はダメだよ?」

 ごめんなさい。リアちゃん、フレアちゃん。

「はいはい。授業続けるぞ~。」

 ふ~。授業授業。あれ?何か睨まれてる。あの子は確か・・・(ウイーン)。

 ※レティの記憶の中で、個人情報を探し出しています。

 見つけた。あの子はソフィア・ハリアロールさんだ。すごい名字だよね。ロールなのに髪の毛クルクルじゃない。残念。あの子に恨まれることしたかなぁ。私の記憶では・・・


 ソフィア・ハリアロール

 10歳。

 ハリアロール子爵家の長女。

 クラスで最も頭が悪く、子爵というだけで、このクラスに入れた。

 標準の体型だけど、運動音痴。

 

 うん、関わりたくない。これからもスルーの方向性で。私のクラス内の友はリアちゃんとフレアちゃん以外、いまのところ作らないよ!

「おい、バイオレット、聞いてるか?582÷3はなんだ?」

「あっ、え、えと、194です。」

 あっ、全然聞いてなかった。あれ?手抜きするなら応える必要なかったよね?

「すごいなぁ、バイオレット。黒板にも書いてないのに、口頭で答えられるとはなぁ。

 ・・・。さっそくやらかしてしまったようです。しかも授業中だから逃げられない。ちょっと・・・いやかなりきついなぁ。

「すごいねレティちゃん。なんでできるの?」

 リアちゃんよ、そんなキラキラしい目でこっちを見ないで!こんなのふつうにできるんだから!とりま言い訳を・・・。

「友達の家を手伝ってたから、四則計算はできるの。」

「四則ってなぁに?」

 フレアちゃんか。

「加法・減法・乗法・除法のことだよ。」

「よくそれ知ってるね。」

 いや、きみだれ?このクラスのひとでもないよね?

「ルーグさん!どうしてここに?早くクラスに戻りなさい!」

 ルーグ?どこかで聞いたことがある、よう、な、あっ!

「あの、ルーグ第一王子様ですか?」

 そう、第一王子だ。逃げたい。

「そうだ。きみと話したいことがあってね。ちょっといいかな?」

「ごめんなさい。授業中なので。」

 即答だよ、即答!王子なんて、いやっ!

「きみが公爵家長女だって、バラすよ?」

 脅しですか?耳元で話さないでください!

「分かりました。少しだけです。」

「よかった。ダナン先生、隣の部屋、借りさせていただきます。」

「あ、あぁ。」

 ちょっといろいろありすぎて、頭の整理が追いつきませんが、第一王子とお話しするようです。第二王子と同類じゃありませんように!




「ふ~。まず、最初に、授業中に連れ出してしまって、申し訳なかった。」

 わ、わぁー!ごめんなさい!数分前まで、アレ(第二王子)と一緒にしてました!ごめんなさい!謝罪ができるなんて、素晴らしいではないですか!

「いえ、あの、頭を上げてください。」

「あ、あぁ。まず、自己紹介しよう。クレスト王国第一王子、ルーグ・クレストだ。この学園の2-1にいる。敬語はやめてくれ。」

「私は、平民の、バイオレットと言います。私ごときには敬語は使わないでください。」

「?きみは平民ではないだろう?きみは、クウェルト公爵家の長女のはずだ。」

「いえ、この学園では、平民として扱ってもらっています。ですので、そう名乗りました。ほかの人たちの前でも、平民として、扱ってください。」

「わかったが、理由を教えてくれ。昨日弟が、1組にヴィオラさんしかいないと騒いでいたのだ。幻のクウェルト家の娘に会えると思っていたのに、片方だけだなんて!とか言っていたのでな。どうか、頼む!」

「だから、頭を下げないでください!・・・私、卒業したら、冒険者になりたいんです。だから、貴族との関係を作りたくないんです。だから、最上位クラスに行かないよう、学園側には、能力だけで判定してもらい、手抜きしたんです。」

「そういうことか。だが、それは、きみの意思か?たしか、義母がいるんだよな。義母に強制されてるんじゃないのか?」

 あ、本当に第二王子と違いますね。優しいです。というか、自分から出向いてる時点で、アレとは違うか。いや、ほんと、誤解してごめんなさい。

「違います。私は自分の意思で出て行きたいんです。」

「そうか。この話、弟に話してもいいか?」

「今日の昼休み、中庭に呼び出されています。」

「・・・!それは申し訳なかった。アレ(手紙の山)はそういうことなのだろう?」

「そうですね。1,2組から届いています。」

「きみは、中庭に行くつもりはないのだろう?だから、事情があって、身分を隠したい、とだけ話してもいいか?」

「確かに中庭に行くつもりはありません。第二王子様にはこういっておいてください。私は、貴族と関わりたくありません。ですので、もし、クラスがわかっても、絶対に関わらないでください、と。」

「ハハハッ。きみは面白いな。わかった。そう言っとく。その代わりに、一つだけ頼みがある。」

「なんですか?」

「きみと、こうやって、昼休みとか、話させてくれ。」

「謹んでお断りさせていただきます。」

「即答か!俺と関わることで、クラスの貴族と関わることはないぞ。それに、だれかにちょっかいをかけられることもない。」

「逆に、第一王子様と関わることで、見られていないときに、意地悪されると思います。私は、平民ですから。」

「どうしても、関わりたくないなら仕方ない。」

「ご理解いただき、ありが」

「きみのフルネームをクラスに言ってこよう。」

「やめてください!」

「じゃ、昼休み、生徒会室に来てくれ。友達も平民なら、3人まで連れてきていいから。弁当とか、購買のものとか、持ってくるように。あと、俺のことはルーグと呼んでくれ。よろしく。」

「よろしくお願いします。」

 こうして、地獄の招待を受けたのであった。アーメン。

 って、そういえば、なんでこの人、私が4組にいるって分かったんだろう?調査が必要かな?

リア    「どういうお話だったの?」

レティ   「昼休みに、生徒会室に来てくれっていわれたの。友達連れてきていいって言われたから、二人とも来て!お願い!」

フレア・リア「いいよ!(レティちゃんの頼みなんて、お願いポーズのレティちゃんが可愛すぎて断れないよ~!)」

レティ   「ありがとう!(二人とも優しいなぁ)」

フレア・リア「ふふふ。(可愛すぎて笑みが抑えきれないぃ!)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ