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⑵『ペットボトルのお茶狂い』・・・便利さの方法論
⑵『ペットボトルのお茶狂い』・・・機転の利く方法論
㈠
当たり前の事だと言えば、当たり前の事だが、お茶を入れるには、少々の手間が掛かる。これはお茶に限ったことではなく、何だってそうなのだ。ところが、コンビニやスーパーなどで、お茶を買うと、確かに手間は掛からない訳で、しかも、蓋をして自由に持ち歩ける、ペットボトルという物質がある。
㈡
これは、所謂、方法論としての画期的な発明なんだろうと思われるし、多くの人々が、その機転の利くペットボトル方法論に狂っているのだ。水筒だと重力があるし、その点、ペットボトルは軽いから、自由に持ち運びできるのが良点だろう。現代社会では、ペットボトルは、無くてはならない存在だ。
㈢
それにしても、この運ぶ便利さという自由に、ここまで多くの人々が狂うと、誰が予想しただろうか。天から偶然雨が降ってきて、其れを避ける為に傘が用意された様に、我々には、今度はお茶を飲みたい時に飲める様に、ペットボトルという物が開発された。これは最早、狂いの開発の常軌を逸しているとしか思えない。