『魔道書作家になろう!』を片手に語る
はい、第二話!
いきなり飛ばしますぜ~!
今回紹介したいのがこちら!
『魔導書作家になろう!>○○ますか?(はい/いいえ)』
せっかく今小説家になろうを利用しているあなた!
これも読みましょうよ!
小説を書く前に魔導書を書けるようになってみては?
はい。さて聞きますか。
この作品を知っている方、感想欄へレッツらゴー!
いや~、これね。
実に悲しいことに三巻で終わってしまったんですよね~。
すごく面白かったのに、本当に残念です。
もしかして見たけど読んでない方、こう思ったのではないですか?
――あぁ~。なんとなく内容わかっちゃった。
もしくは。
――面白そうではあるけど、買いたいほどでは……
はい。損しています。
少なくとも、私も最初はそう思って買わなかったんですよ。
でもね、古本屋で見かけて、試しにと買ってみた結果。
何これ普通に面白ぇじゃん! 続きも買おう!
と、なりましたね。
はいはい。ま~た、そこ。
――なんだ。やっぱり『普通に』面白いだけじゃん。
どうした? 普通の何が悪い? 普通いいじゃん。『普通に面白い』がどれほど大変かわかってるのかぁ!
ライトノベルは冒険ですよ。
面白いものだと確定しているものだけを買ってもね。陰に隠れてしまった作品に出会うことはないんですよ。
そんなことをしていたらいつまで経っても知ったか止まりになってしまいますよ?
それでいいのか。いやよくない!
もっとたくさんの面白い作品に出会わないと!
おっと。ついつい熱くなってしまいました。
作品紹介といきましょう。
主人公――アジロ先生はタイトル通り魔導書作家です。勘違いしていけないのは、アジロ先生は『魔導書作家』であって『魔導書作家を目指している人』ではありません。
ここ、大事。ノートに書いた? テストに出すからね?
問題はここからです。このアジロ先生は誰でも簡単に使える魔導書――これは魔法が使うための教科書のようなものです――を書きたい新人作家なのです。
最近の魔導書って知ってます? やけに高い金を払ってるのに、魔力が足りなくて魔法が使えなかったり、雑な魔方陣のせいで世界に悪影響を起こしているんですよ?
そう私達で言えば、せっかく勉強するために教科書を買ったのに、結局頭に何も入らず、ゴミとして捨ててただただ二酸化炭素を放出しただけの教科書なわけです。酷い話でしょう?
で、そういうのをなんとかしたいのがアジロ先生なわけです。
その解答を見つけるためにパートナーとなったのが編集者である元勇者の少女――ルビなんです。
このヒロインがまぁ、なんとも豪快でですね。
魔導書一冊書くために超難易度ダンジョンにアジロ先生を連れて行くっていうね。
言うなれば、「この数学の問題がわからない? なら、youが正解の公式作っちゃえよ」みたいなことを要求しているんですね。
と、まぁこんな感じの話ですなぁ。
少し気になってきたでしょう? 読みたくなってきたでしょう?
おっとこんな声が。
――あの……つかぬ事を聞きますが恋愛要素的なものってありますかね……?
お答えしましょう。
あります。正直、結構好きな恋愛模様ですよ。
ヒロインであるルビの目一杯さに思わずにやり。恋って怖いわぁ、となりましたね。
ん? まだあるかな?
――そ、それじゃ……ハ、ハーレムは
教えません。それくらいyouが答えを見つけちゃいなよ。何でもかんでも先生を頼っちゃいけないよ?
それこそ、本のダンジョンに潜ってみては?
ですが、これだけは言っておきましょう。
この作品、個人的にはもっと続いてほしかった……!
注釈:この作品は本屋にないこともあります。友達も持ってないかも。そんなときは……あるでしょ? 私達にはネットにもダンジョンがありますよね? そう、『ジャングル』のダンジョンがさ……。