最後の平和
どーもサヌキノミヤツコです。
初投稿となるので至らぬ点も多々あると思いますが、睡眠時間を削って作りましたので温かい目で見て欲しいです!
本編は近い将来起きることを自分なりに予測したものです、間違え等あった場合教えていただけると嬉しいです。
今回は短めにしました。
プロローグ【悪夢の中で】
目蓋を開けるとそこは、戦場だった……。
味方の兵士が、敵と思われる[機械]に身体を翻弄され血を流した。
一人、また一人と……。
あれ?そういえば俺は誰でなんという名だったか……記憶が曖昧だ。そうしている間にも自分に[機械]が迫ってくる。
あ、ヤバい殺られる……。
……刹那、自らの本能で命の危険を感じた俺は脳から指令を出して体を動かそうとする。だが、[機械]はその速さを上回るスピードで俺の前にでた。
「くっ」思わず恐怖の声が漏れる。次の瞬間、俺の体は二つに割れ……。
一章・1【いつもの朝?】
時は2050年4月春
ハァハァ、と荒い息をして飛び起きた俺……佐々木悠真は懸命に息を正常に戻そうとするがあの悪夢のせいで恐怖を植え付けられなかなか戻せない。「おいおい、なんであんな意味のわからない夢を見るんだ?いやマジで……」そう呟いていると部屋のドアがいきなり開いた。
「おい!兄貴!学校だぜ!!」っと弟、佐々木真琴が元気よく言う。
「何言ってんだ?まだ15分も余分な時間があるじゃないかマコトン君」っと寝坊したことと夢にビビってたことを紛らす。
「はっ、そーかいそーかい」っとおもいっきりドアを閉める。
相変わらず健康そうだなっといつもは思わない感情抱き、ようやくベッドから降りる。近くにある自分の身長と同じくらいの鏡を見て毎回思う。「俺って普通だよなぁ……」弟や友達からの情報だと女子には多少好かれているらしいが、なぜだろう?
さて、佐々木悠真のプロフィール情報といこう。
身長、170cm・容姿、そこら辺の高校生の顔又はそれ以上・成績、勉学は平均、運動系は飛び抜けて優秀……。
なんか恥ずかしくなってきた、自分でプロフィール作りもハズイ
い。っと悠真は内心思う。
そうこうしているうちに登校の時間が迫り、軍事化特別高校に向かった。
一章・2【いつもの登校】
家を出てすぐ視界に入るものは幼馴染みの河野琴梨だった。
「もう。いつもと7秒も待ち合わせより遅れてる!戦場ではこれが命取りになるか……」
「あーはいはい。そーですかー、戦場でも僕は強いので死にませーん」っといつもの説教をサラリと回避して歩きだす。
琴梨は普通の高校生とは別格で10人中10人は美人と断言するほどの容姿で小学生の時からモテていた。
今は黒い髪のショートヘア、身長が160cmというスタイルだが昔からちょくちょくイメチェンしていた。
「そんなんだから試験いつも70点なんだよ?」
「体育が出来れば敵なんてなんぼのもんじゃい!」
「……いつも気になってるけどさ、軍事化特別高校の軍事って具体的には何を学び、何をするのかな?」
「ねぇサラリとスルーするの意外と傷つくんだよ?男の子には」
「うん。」
「……なんか違う。んー軍事ねぇ……入学式の時も先生方教えてくれなかったよな。まっ国が運営してるんだし余計な心配要らないって」っとそれなりに自分の考えを述べてみた。
「……だよね!」
「今日はいつもより天気が良くて快晴だな」
なんだか今日はいつもの自分ではないきがした。
「急にどうしたの?」
「いや何でもない」
自分の考えが悟られないように素っ気なく返事をした。
「気になるんですけどー」
「ハハハッ」
「ホントに今日はいつもの悠真じゃないね」
なぜ琴梨は俺の考えをすぐにわかるのだろうか……。
こうして俺たちは20分歩き学校に到着した。
もうこのような平和で楽しい登校とは知らずに……。
どうだったでしょうか?
まずここまでみてくれて本当に感謝です!
感想等是非教えてください!