カウントダウン
あと残り3本になったサキ様の手。
この先に待っているものとは?
学校が終わり家に戻った。帰るとすぐにベットで寝ようと思った。
ただいつまで待っても寝れない。
体はこんなにも重いのになぜか寝れない。何時間経っただろうかもう夜も暗くなっている。
でも寝れない。
なぜだろうか?頭の中をなにかが渦を巻いている・・・・・。
それは忘れてはいけない何かが関係しているような・・・気がした。
でもいくら待てども思い出せない。
結局その日は眠れずただただ何かをひたすらに思い出そうとした。
次の日
結局何も思い出せなかった。
今日はそういえば体育のテストだ。
別に運動は消しって苦手ではないが、ただ今日のテストがバレーボールだった。
ほとんどではないがまぁまあ運動できた私は本当にバレーボールだけができなかった。
自転車で軽快に風をきるのがとても気持ちよかった。
信号を待っていたときにふと軽い気持ちでこんなことを思ってしまった。
「あ~あ今日のテスト受けたくないから体育の先生が死んだりしないかな~」
冗談半分だった。
でもその軽い気持ちだけであんなことが起こるなんて思わなかった。
学校についた。
「おはよ~」大きな声で挨拶した。
でも誰も言葉を返してくれない。
龍斗に「おはよ~」っていった。
そしたら小さな声で「おはよ~」と返してきた。
「なんでそんなにみんなテンションが低いの?」って聞いた。
帰ってきたのは「今日体育の副島先生が自殺したらしい。。。自殺なんてする人じゃなかったのにな。」
「まさか・・・・・・・・・・・・」その瞬間私の頭に恐ろしい考えが思いついた。
「もしかして・・・わたしが先生が死ねばいいって思ったから死んだの・・・?」
足がフラフラする。そのままトイレに行った。
同様を隠しきれなかった。
涙かこみ上げる・・・。
自分への怒りとそしてサキ様の手への怒りがこみ上げてきた。
そのあとの授業はみんなのテンションも低かったけどそれ以上に私の方がテンションが低かった
授業が終わり家に帰るとき人を殺した罪悪感でいっぱいだった。
そのせいで頭が真っ白になっていたのだろう・・・・。
ご飯がなかったから願いを叶えてしまった。
「ご飯出して・・・」
あと1個しか願いが叶えられない。。。。。。でもそんなこと忘れていた。