これが流行りの異世界転移
目が覚めると、そこは見たことない世界が広がっていた
・・・どこ・・・ここ・・・・・・
確か、私は車を運転してて、帰り道の高速道路で・・・・・・
高速道路で・・・前のトラックが横転して・・・・・・・・・
ぶつかった衝撃で、意識を失って
【おはようごzeいます お目zaめですか?】
誰かの声がする
【おはようごz・・・】
うっさいなぁ、起きてるよ
【アナタはise界に転移することmiなりました】
んー?ん??異世界??
【はい アナタは選baれました】
【アナタは家族がiません アナタは友人もiません アナタはshiにました 都合がイイのです】
都合が、良い 確かに都合は良い
私を産んだ母親は若かった
若すぎた
だから耐えられなかった
自由が無いことに耐えきれなかった
私が5歳になった時に
私を捨てて逃げていった
崖の上から崖の下に逃げていった
私は1人で生きなきゃならなかった
雨水を飲んでその辺の雑草を食べていると男に拾われた
私のガリガリの体でもスキモノになら売れるだろうと私は売られた・・・
【アナタはとても都合gaイイのです】
【アナタには生贄になってほしいのdeす】
【世界を変えるための生贄に】
私が考えている間に話はすすんでいく
何時ものことだ
私には決める権利は無い
言いなりになるだけの人生だから・・・




