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エッセイ

熱中症における有効な対処法 【判断は自己責任】

作者: 畢竟 吾煌

 熱中症。

 睡眠不足とかでも発生する要因となるらしい。


 ここ最近、涼しくなりました。最高気温はまだ十分暑いのでしょうけど。

 一応の注意喚起の一つとして書き込みしようかと思います。

 他にもあるのでやめようかとも思っていましたが、ついでなんでちょっと時期をずらしてみましたら涼しくなってて……。


 ◇ ◆ ◇


 まずは高体温。40℃越えとかはヤバいです。37℃までならそこまでじゃないかも知れないですけど。

 これは速攻で冷やす必要があります。

 脳がやられてしまいますから、そうならないためにもまずは冷やす。

 他の合併症も懸念されるため、医師に診てもらった方が良いと思います。



 汗が止まってしまっている状態だと冷却しきれていない訳だから危険です。

 脱水症状にもなっているでしょう。


 手足や顔が赤かったりするのは、皮膚表面の毛細血管まで拡張して排熱しようとしているわけです。

 このために、血液が手足に流入し、体幹の血液が不足することで脳が貧血状態になります。


 ◇ ◆ ◇


 次は脱水症状。

 症状は手足のしびれ。痙攣などです。頭痛などもですが、他でもあるでしょうからとりあえず。

 対処はスポーツドリンクを飲んだり、経口補水液を飲んだりしましょう。

 さらには塩分を摂取してください。クエン酸とかもいいでしょう。




 ◇ ◆ ◇


 脳貧血。

 失神してしまえば、転倒時にどこかをぶつけて怪我が心配。

 耐えられる場合、次第に気分が悪化していくでしょう。

 吐き気など。横たえる場合は監視してないなら、酔っ払い同様に仰向けではなく横向きにしておかないと自身の吐瀉物で窒息してしまい兼ねません。

 見張りがいるなら、椅子などで足を高い位置に置き、頭へ、血液を送るようにすると良いでしょう。


 過呼吸の症状も脳貧血が原因です。

 貧血で脳が酸欠に陥っているのでしょう。

 上記の対処で貧血が解消されれば、落ち着くでしょう。


 激しい動悸も同様です。

 貧血を解消するために、血圧が上がらないから、心拍を増やすことで補おうとしているのでしょう。


 これらの症状が落ち着くまでは横にしておくべきでしょう。

 スポーツドリンクとか飲んだりはいいですが、冷却は待ってください。

 手足の冷却はいいです。というより率先してやるべきでしょう。

 ただ頭部への冷却行為は少し時間を置きましょう。




 たぶんこの部分がちょっと違うと思います。

 説明しましょう。


 激しい動悸は心臓に負荷が掛っています。

 当然、血管にも負荷が掛ります。

 血液中の水分が減少し、ドロドロになっている状態です。

 頭部を冷却し血管が収縮してしまえば、ドロドロの状態の血液が狭くなった脳の血管へ行くことになります。

 これは貧血状態の脳への血液循環を遅らせる行為であります。

 また、血管への負荷の増大。動脈瘤などの危険。

 血栓や梗塞などのリスクも増えるでしょう。 脳梗塞。

 脳貧血状態の解消を遅らせれば、心臓に負荷が掛り続けてしまいます。 心不全。

 血栓や梗塞などのリスクは脳だけじゃなく重要な場所での――心臓や肺など――毛細血管が詰まれば、命に関わってきます。 心筋梗塞、肺梗塞。

 その時大丈夫であっても、後日影響が出ることもあります。


 ですから、水分補給で血液を増量し、薄めることでサラサラにすること。

 その後、動悸や過呼吸が是正されてから頭部の冷却を行うようにした方が良いと考えます。


 動悸や過呼吸の是正は脳貧血が解消された証拠だと考えられます。




 この脳貧血の対処は熱中症だけではありません。

 同様に、湯船における「湯あたり」などにも適用できます。

 失神してしまえば、吐き気は少ないでしょうが、耐えると危険なのです。

 また、手足を先に冷やさずに頭部を先に冷やすと血液が巡り(にく)くなり、症状が長引く原因となります。

 顔が赤いからと言って、頭を先に冷やすわけではない、ということです。

 ただし、ここの文章の一番最初のように高温である場合は脳における障害が考えられるから、まずは体温の確認をしてから判断をしていくのが正しいでしょう。

 風呂やサウナだと表面が熱いのか、体内まで熱いのかは判断が難しい。


 そして、冬場は熱い湯に浸かって暖まろうとすると、似たような症状になって、脳貧血になったりして、ドロドロ血液のままで脳梗塞や、心臓の過負荷で心不全、心筋梗塞なども考えられるわけです。


 ただ、風呂などでは寝かせた状態で最初から手足を冷水で冷やしていくことによって対処していくのも良いと思われます。




 当然ながら他にもあります。

 例えば全校朝礼のようなときの倒れる人も、同様に貧血だと考えられるため、寝かせておくと気が付くわけです。

 同じ対処は有効です。




 脳を高温に晒すことも危険、即冷やすことも血管の収縮で梗塞のリスクが増大する。

 (まま)ならぬものです。




 注意:私は医師でも医療従事者でもありませんから、この判断が正しいと考えたら、自己判断で行ってください。


 最後に。

 医者が正しい、とは限りません。

 とだけ言っておきます。




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