ある男のある人生
ド下手+意味不明あるかも…
朝日がカーテンの隙間から入り込み部屋に光が差し込む頃時計の音が、鳴り響き
一人の青年を呼び覚ます。
「ん、…そうかもう朝か。」
ベッドから起き、シャワーを浴び服を着替る。いわば俺のアイデンティティである執事服だ。
すると、ドアをノックする音が聞こえた。
「おはよう、優雅さん。もう着替えは済ませたの?」
ドアを開けると、メイド長が困った顔をして立っていた。
「おはようございます、メイド長。着替えておりますが何か急用でしょうか?」
「えぇ、お皿洗いを手伝ってくれる?昨日、水につけたまま洗い忘れちゃって。」
「珍しいですね…あいつならともかく……」
「ふふふっ、そう悪く言わないで?彼女も頑張っているのよ。」
「だとしてもです!水につけていればまだ、注意で済みますがあいつの場合
水にすらつけませんから。」
「まぁ、今度食器洗いの復習を、しないといけませんね。」
「ぜひお願いします。さて、早く洗ってしまいましょう。あまり遅くなって
しまうとお嬢様が寝坊しますから。」
「ふふっ、いいじゃない貴方をよほど気に入ってるみたいよ?でないと大事な妹に
仕事を教えろだなんて直接言って来ないでしょ?」
「だとしても、あの天然をどうにかしてくれないかなぁ…あの天然がなければ
もっと良くなると思うのですが。」
「まぁ、あれはしたいと思ってやっているとは思えないわよ?」
「それは……分かってはいるのですが。」
そんな話をしているとキッチンについた。皿を洗わねば…
「そこまで量はありませんね、これなら時間はあまりかからないでしょう。」
「あら、それ何かのフラグ?」
「怖いこと言わないでくださいよ!ただえさえメイド長の勘は
当たりやすいんですから。」
「何も起きないといいですねー♪」
「だといいんですけど……あ、掃除もついでにしておきますね。」
これは拾われた青年が執事という仕事を通し不幸がやや多めだがそれでも幸福に
生きるとある青年の物語……
何回かに分けて投稿します。ちょくちょくチェックしてやってください。