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残存ツンドラ逃走劇  作者: 星野夜
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プロローグ

 南極―――地球上の南極点、もしくは南極点を中心とする南極大陸およびその周辺の島嶼・海域(南極海)などを含む地域。南極大陸と南極海からなる。南極大陸は、地球上で最も寒冷な地域の一つであり、およそ3000万年の間降り積もった雪が溶けずに、厚い氷の層となった氷床に覆われ、一部の地衣類を除き、植生はほとんどない。


 この話は今から約1000年前の南極。この頃、南極にはとある民族が暮らしていた。ツンドラ地帯に住む特殊な部族たちは、その様からツンドラ族と呼ばれていた。南極という生物にとって生存が過酷なその地に生きる。彼らは全身を獣の毛皮で作った外套で覆っている。この外套が寒さを遮断し、同時に熱を溜め込んでくれるようだ。足にも毛皮などで作った靴裏が広い作りのブーツらしいものを履いている。つま先と足裏には尖った針が付いていて、これはスパイクの役目を果たしている。広い靴裏のおかげで体重が分散され、雪に足が沈み込みにくくなるようにもできている。


 ツンドラ地帯に完璧に順応している彼らは、昔こそは暖かい地域に生息していたのだが、南極という過酷な地にわざわざ移住しなければならない理由があった。南極などという極地、他族などは存在しない。ツンドラ族の祖先は昔、ある民族に脅迫されていた。それがきっかけだ。そして、彼らは南極に逃げたどり着く。

 これは、ツンドラ族のとある話。


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