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プロローグ
なにぶん、慣れておらず、下手ですが、これに本腰をいれていきますのでお願いします
「空を飛びたい」
誰からとも無く、人類は空中を移動することに憧れた。
多くの研究者が暑い情熱と英知をかけて考えたという。
とても俺には出来そうもない発想だが、人類は高次生命体だった。
「飛べない身体なら、飛べる機械を造ろう」
こうして、<飛行機>が生まれた。
人類は、極一部の技能者のみであるが、空を飛ぶ力を得たのである。
その後、飛行機は戦闘兵器として飛躍的に進化した。
多くの人と物を安全に運べるという力に人類は歓喜した。
「空を自由に飛びたい」
これはみんなにもわかるんじゃないかな?
俺にはわかる。
鳥のように飛びたいという欲望は人類の英知をさらに高めた。
西暦2999年、<アクセラ1>が日本の研究機関で発表された。
飛行用パワード・スーツである。
アクセラ1は約60km/hで人間を飛ばすことに成功した。
こうして、西暦3277年ー
人類の欲望は「大空を支配したい」に昇華していた。