表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

それでも明日はやってくるし、明日の空はブルーであってほしいと願わずにはいられない夜

亡くなられた日が、9日。

俺が前を向こうと思えた日。


 ね~え~! ほんましんどいって!

 なんなん!! 一難去ってまた一難、プリキュアかよ!!


 ……なんて書き出しをしてますけど、心中、穏やかではございません。

 夕方流れたニュース速報。

 NoB 山田信夫さん逝去。


 これ見た時、時間が止まった。

 速報の書き出し『聖闘士星矢』でもうあの人になんかあったか?!

 って思ってしまって。慌てて見てみたら、逝去の文字。


 それで公式からも逝去のお知らせが出て、えっ? えっ? って気持ちでいっぱい。


 エッセイで書こうと思ったのは。

 ちょっとだけ関わりがあったんです。


 思い返せば25年くらい前の夏。

 我が家にスカパーが導入されて、初めての夏。

 アニメや特撮を扱うチャンネルでその歌を聞きました。


 それが聖闘士星矢のOP、ペガサス幻想。


 すげぇ、かっこいいな!

 EDの永遠ブルーも子供ながらに心にしみて、すごい人だと思ってました。


 時は流れ、日曜朝すげぇかっこいいなって歌声に出会いました。

 轟轟戦隊ボウケンジャー、歌われていたのはNoBさんでした。


 そこからまた少し経って、うつ病を越えて。

 初めて推しという存在ができ、自分のやりたいことが見つかって。

 もがいてあがいて、手探りで進んでいた時。


 お世話になっていた方のイベントに、スペシャルゲストとして出演されたのがNoBさんでした。


 初めて挨拶させていただいた日を覚えてます。


 そのイベントの打ち上げ。

 お世話になっていた方の気遣いで、NoBさんの目の前の席に座れることに。

 挨拶させていただいたあと、NoBさんが


「出身はどこなの?」


 って聞いてくださって。

 ここなんです! ってお話したら


「あ~、そこは確か○○○○(武将の名前)の……」


 なんて歴史トークをしてくださって。


「NoBさんは歴史が好きなんだよ」


 ってスタッフさんとかが教えてくださって。


 そのあともDAIDA LAIDAのライブに連れてってもらった時も楽屋で挨拶させてもらって。


 実は俺の主催イベントにも出演していただいてるんです。

 その時の打ち上げでもお話しさせていただいて。


 その他にも色々なお会いした時のエピソードはあるんです。

 そんで、NoBさんのサインの入った牡羊座の聖衣のフィギュアも持ってます。


 なんで牡羊座かというと俺牡羊座の生まれで聖闘士星矢で牡羊座のムウが好きなんで。


 最初にくじけた時、歌に助けてもらいました。

 どんな夢も信じれば叶うよ、熱い希望捨てるなと誓った。


 あなたの歌で、俺は往生際悪くまだこの業界にいます。

 あなたがきっかけで、俺の意識は変わりました。


 それがいいことだったのか悪いことだったのか。

 財布には悪いことでした笑


 ただ、一つ何か芯が通った気がします。

 その芯が折れなかったから、どれだけ傷つこうとも絶望味わおうとも。

 また立ち上がって戻ってこれました。


 NoBさん、本当にありがとうございました。

 長い間闘病お疲れさまでした。

 心よりお悔やみ申し上げます。

 そして、心よりご冥福をお祈り申し上げます。


このエッセイだけは一之瀬葵翔、というより昔オタクでイベンターだった自分として書いたと思います。


読んでいただきありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ