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破離刃離☆勇者ハリガネⅤ~山脈賊団の思惑、そして凶獣な組織エミール~  作者: 田宮 謙二


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マイペースなボス


組織での役割は戦闘の総指揮やな。




~エミールのメンバー、センコー~




「まぁ、諸国でも指名手配犯として面が割れているし顔を知っていると思うが、君達に紹介をしておこう。ノンスタンスのリーダーであるデイ君と、そのメンバーであるライダー君だ」。


「以後、お見知りおきを」。


赤い髪のデイはそう言うと、自信満々な様子で丁寧にメンバー達へお辞儀をした。


「...どうも」。


一方、長髪のライダーは無愛想な様子で小さく会釈した。


「な、何で敵であるノンスタンスのリーダーがここにいるんですか!? 」。


カワマタは困惑しながらデイとライダーを指差した。


「ソルト国内で取引していたメンバー達がデイ君達と接触したそうだ。そして、ノンスタンスはポンズ王国軍に追われてパルメザンチーズ山脈に逃げ込んできた。ゆえに山脈内でのしきたりやテリトリーの事も知らず、各組織の領土でトラブルを起こしてしまったらしい。デイ君はノンスタンスのリーダーとしてその件の事を重く受け止めており、エミールに謝罪を申し出てきたというわけだ」。


エスティーが淡々とした口調でそう答えると、デイは不敵な笑みから一変して神妙な表情を浮かべた。


「この度は私の認識の甘さにより、エミール様含め山脈内で活動する各組織に多大な迷惑をおかけしてしまいました。心よりお詫び申し上げます、誠に申し訳ございませんでした」。


デイはそう言うと、ライダーと共にメンバー達に向けて深々と頭を下げた。


「め、迷惑の一言で済まされる事ではないんだぞっ!? こっちは多くのメンバーをお前達に殺されて深刻なダメージを受けているんだっ!! その騒動のせいで山脈の組織間は緊張状態になっていて、また組織間との戦いが再開されてもおかしくない状況なんだっ!! どうしてくれるんだっ!! 」。


憤慨するコバがデイにそう噛み付くと、エスティーは再び自身の片手でそれを制止させた。


「後日、ゴクアクボンドやヒラメキーナとの話し合いの場を設けてその件の説明をするつもりだ。それに、受けた被害は人員のみだ。また諸国で補充して強化していけばいい」。


「え、ええええエスティー様っ!! そ、そんなぁっ!! 」。


「...」。


あたふたと狼狽するコバを尻目に、エスティーは卓上に出されたカップスープをスプーンで啜り始めた。


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