7話 脳型デバイス装置による実験成果
~実験室内~
その実験室内では
白い部屋の光景と
一匹の猿が眠るように座っていた
頭につなげられていたであろう脳型デバイスの装置を外す
「こいつは…動かないな
もう彼是長い事処理されていなかったのか」
装置に光の文字が示されているのを見つける
『Link Chain Ok』
その文字マークが点滅されていた
「履歴には
猿の脳が動かしているぞ」
履歴には
猿の脳がそれらを動かしているように証拠が存在した
クラウドへのアクセスだった
「猿が精神アップロード後に自身の機能を変更している履歴も揃っているな」
猿はまず精神アップロード後に
自身の生活の源である食欲機能を成果欲機能に変更していた
「猿はバナナをどのように取るか考える
これは食欲機能だからだ
これが成果欲機能になるという事は…」
イコールで猿の脳の知能の増幅を齎す
そう考えて間違いは無かった
「日付を確認しなくては…
チェックを成された日付はいつだ」
日付の確認
そこでチェックをなされていたのは1か月前の事であった
1か月前からこの研究所は博士以外もぬけの殻だった
博士は自身の演説で学生や人々に言っていた言葉を思い出していた
何度も技術的特異点到来や進化についての考えをそう告げていた
『楽観主義者の話では汎用人工知能が完成すれば
早期的に数日~数か月で爆発的成長が出ると言われていますが』
それらを思い出していた